今日は緑赤のアンチ親和系コントロールと、それに伴うカードの取捨選択について書いてみたいと思う。

○はじめに

緑と赤の2色は、およそ最も親和耐性の高い組み合わせなことはご存知の通り。この2色の要する対策カードをざっと列記するだけでも

 ・酸化
 ・静電気の稲妻
 ・テル=ジラードの正義
 ・マグマの噴出
 ・紅蓮地獄
 ・ヴィリジアンのシャーマン
 ・かまどの神
 ・弧炎撒き
 ・腐食ナメクジ

と枚挙に暇ない。こと、メタが親和一色に染まるのなら、緑赤コンも選択としてそう悪くはない。では、どう組むべきなのか、そこら辺を構築論を交えながら考察してみる。

○屋台骨から構築

まず、デッキを組むに当たって、デッキの屋台骨となる部分から構築することにしている。およそ外せないカードと、大まかなスロット割りを書いてみると

 4:桜族の長老
 4:永遠の証人
 4:弧炎撒き
 2〜:(追加フィニッシャー)

 4:静電気の稲妻
 4〜:(追加の除去)

 20〜:土地

となる。この時点では、何枚程度除去が入るのか、土地は何枚にするのかは未定である。

○フィニッシャーと勝ちパターンの選定

《弧炎撒き》は最良のフィニッシャーであるが、わずか4枚では必ず引けるとは言えない。度重なる単体除去で親和の出鼻を挫いたとしても、フィニッシャーを引けなければ、相手に立て直す時間を与えてしまう。よって、追加のフィニッシャーを選定する必要がある。今回は神話メタという事で、そのスロットを《腐食ナメクジ》とし、しかも4枚使ってみる。《弧炎撒き》4、《ナメクジ》4まで入れとけば、対親和は速やかに勝利できよう。

さて、そうすると5マナ域8枚といびつなバランスになってしまうため、《桜族の長老》の他に追加のマナソースが欲しいところ。マナ加速の候補として

 ・極楽鳥
 ・ぶどう棚
 ・旅人のガラクタ
 ・不屈の自然
 ・真面目な身代わり

などが考えられるが、今回は神河物語でのニューフェイス《木霊の手の内》を推したい。と、いうのもこの《木霊の手の内》、土地が3枚まで自力で引ければ5マナまで伸びるのを確定させてくれるので、5マナ域ヘビーなデッキと相性がいいのだ。

1〜2ターン目を軽量単体除去で凌いで、3ターン目に《木霊の手の内》、4ターン目に《弧炎撒き》or《ナメクジ》。対親和における明確な勝ちパターンが描けた。

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