○追加除去部分の選定

これで6スロット24枚カードが埋まったので、あと3スロットほど除去に割り当てる。《酸化》4は確定として、あとはどうするか。ここで先ほどの勝ちパターンに当て嵌めて考えるに、1・2ターン目にアクションを起こしやすいカードという選定基準が浮かび上がる。これにより、《紅蓮地獄》《シャーマン》などは基準から外れることがお解かりいただけると思う。クリーチャーのスロットがやや薄いので、まず《かまどの神》を選定し、残りのスロットを無駄カードになりにくい《マグマの噴出》に充てる。

○土地枚数の選定

ここまでで36枚が選定されたのだが、果たして土地の最適枚数は? まず、フィニッシャーを出すためには《木霊の手の内》に辿り着ければいいので、3マナまで伸びればいい。4枚の《桜族の長老》がいる事を考慮して、初手に2枚土地を引いていればハンドをキープすると考えれば、適正枚数は22枚程度と考える。さて、あとはマナバランスを割り振るだけなのだが、この際留意すべきなのは、《シブのオアシス》を使い過ぎないこと。タップインランドを序盤に複数枚引くと、テンポの遅れから親和に押し込まれてしまうので、色マナバランス的に足りないところは《真鍮の都》で補う事とする。

○その他

2枚余ったスロットを何に割り当てるか。今回は《師範の占い独楽》に充ててみる。ランドサーチが8枚あるし、《マグマの噴出》《弧炎撒き》などでLib.トップに滞留したカードを取り除く事もできる。やや《ナメクジ》との相性が気になるが、許容範囲内だろう。

サイドボードには、是非入れたいカードがある。《粗野な覚醒》だ。対Big Redでは物凄い威力を発揮するし、《木霊の手の内》との相性も良い。《頭蓋の摘出》を打たれることが予想される今、対コントロールでは追加のフィニッシャーはぜひとも欲しいスロットだ。

あと、ランドサーチ8枚および《真鍮の都》を生かして、3色目をタッチするキャパシティーにも注目したい。やや苦手なトロンに対策するために4枚の《頭蓋の摘出》と、それに伴い《沼》1枚。《頭蓋の摘出》はトロンだけでなくコントロール全般に効くので、前述の《粗野な覚醒》とともに、対親和カードと入れ替えで使用するというプランである。

そんなこんなで、レシピは↓こうなった。

 4:桜族の長老
 4:かまどの神
 4:永遠の証人
 4:弧炎撒き
 4:腐食ナメクジ

 4:酸化
 4:静電気の稲妻
 4:マグマの噴出
 4:木霊の手の内
 2:師範の占い独楽

 2:真鍮の都
 2:シヴのオアシス
 10:森
 8:山

サイドボード
 4:頭蓋の摘出
 1:沼
 3:血染めの月
 3:粗野な覚醒
 4:

サイド4枚はメタにあわせた、ランダムスロット。《沸騰》《母聖樹》などかな。

さてまぁ、メインでは親和にしか勝てないような仕上がりになってしまったが、会場の大半が親和で埋め尽くされるようならばこんな選択肢もありなのではないだろうか。

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