久々に早く帰宅できたので、秋の夜長を翻訳にでも費やしてみる。お題は、きのう読んでてちょっと気に入った、PorDの緑白コン。
スタンダードで緑白コントロールだって!?
---------Ryan Williams
今年の世界選手権でJulien Nuijtenが緑白スライドで優勝したのは記憶に新しいね。このデッキ、電結親和に対する相性はすごく良いんだ。ここで問題。じゃあ緑白スライドはスタンダードでTier1とかTier2とかになれる?
こう聞かれたら、たぶんこう答えるはずだ。「おいおい《霊体の地滑り》はスタンダード落ちしてるよ」って。でも心配ご無用。神河物語で、代わりにすばらしいカードが登場したんだ。それが《来世への旅》。《永遠の証人》をターゲットにすることで、何度も《証人》の効果を使えるんだ。
なので、ほんのちょっとの間だけ、俺の記事を読んでみてくれ。如何に緑白コンがスタンダードで優れているかについて書いてみよう。
何はともあれデッキレシピから。
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緑白コントロール Ryan Williams
━━━━━━━━━━━━━━━━━
4《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》
4《永遠の証人/Eternal Witness》
2《ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman》
4《清純な天使/Pristine Angel》
2《粗野な覚醒/Rude Awakening》
4《酸化/Oxidize》
4《神の怒り/Wrath of God》
4《来世への旅/Otherworldly Journey》
4《すき込み/Plow Under》
4《木霊の手の内/Kodama’s Reach》
14《森/Forest》
10《平地/Plains》
サイドボード
4《落葉の道三/Dosan the Falling Leaf》
4《象牙の仮面/Ivory Mask》
4《刈り取りと種まき/Reap and Sow》
1《すべてを護るもの、母聖樹/Boseiju, Who Shelters All》
1《永岩城/Eiganjo Castle》
1《先祖の院、翁神社/Okina, Temple to the Grandfathers》
◎カード選択
じゃあまず、カード毎に解説を加えるから、読め。いや嘘、読んで下さい。
○桜族の長老
もはや常識。神河物語で一番壊れたカードだ。マナ加速という観点からも優秀だし、何より《神の怒り》のためのダブルシンボルのマナを供給してくれる。
○永遠の証人
これも常識。墓地のキーカードを回収してくれる上、《来世への旅》との極悪コンボもある。
○ヴィリジアンのシャーマン
2/2のチャンプブロッカー兼アーティファクト破壊。このカードも《来世への旅》と相性がいい。
○清純な天使
位置付けとしては《永遠のドラゴン》の代替品。このデッキの主な勝ち手段だし、マナ加速も豊富だから迅速に場に出る。
○酸化
緑のデッキでこのカードを使ってないデッキなんて存在しないね。今のメタじゃ、アーティファクト破壊が完全に無駄になるマッチアップなんてほとんど存在しないはずだ。
○来世への旅
主に《証人》を使い回す。んだけど、他にもいろんな使い方がある。例えばダメージがスタックしたあと自分のクリーチャーを守ったりとか、ね。
○木霊の手の内
マナ基盤の加速と安定のために。4ターン目《すき込み》はどんなデッキもイチコロだ。
○神の怒り
どーん! 史上最強のクリーチャー対策カードだ。
○すき込み
相手のマナ基盤を2ターン遅らせ、しかも2度にわたって致命的なトップデッキを阻止してくれる。
○粗野な覚醒
土地が10枚以上並んだら即死。そんな絶望感を対戦相手に与えてくれる。
○刈り取りと種まき
《崩老卑》を使ってくる黒コンには、伝説の土地を持って来ればいいし、青系相手には《母聖樹》を持って来ればいい。トロン相手にはランデスとしても使える。
○落葉の道三
青系コントロールを恐怖のどん底に叩き込むカード。現状、明らかに過小評価されてるカードだ。
○象牙の仮面
このカードは、相性最悪な対ビッグレッドで大きな効果を発揮してくれる。また、《頭蓋の摘出》対策としてもうってつけだ。
◎マッチアップ分析
○電結親和----サイド前80%、サイド後70%
勝率がそんなに良いわけないって? いやいや、れっきとした事実だ。ほんとに8割がた勝てるんだって。序盤を《酸化》や《シャーマン》で耐えて《神の怒り》に繋げるだけでいい。ただ、最大の問題は《ちらつき蛾の生息地》で、除去する方法がかなり限られている。もし《ちらつき蛾》に《頭蓋囲い》が付いて殴られたら、事態はかなり深刻だ。《すき込み》はこのマッチアップで思ったほど悪くない。2ターンも足止めされるのは、電結親和にとっては大きな痛手だ。サイドボード後は《マナ漏出》や《エイトグ》が入ってくるのでちょっと問題だが、そんなサイド後ですら有利だと思う。
○歯と爪----サイド前60%、サイド後80%
これも楽なマッチアップだ。《巨像》以外のクリーチャーは《神の怒り》で対処できるし、《すき込み》が面白いほど刺さる。あとは《天使》で殴るだけでいい。サイド後は追加のランデスとして《刈り取りと種まき》を入れてやれば完璧だ。
-4:酸化
+4:刈り取りと種まき
○緑黒死の雲----サイド前60%、サイド後45%
だいたい互角な相手だ。サイド前は《神の怒り》で相手の生物を一掃して、《天使》《すき込み》に繋げれば勝ちだ。サイド後に《頭蓋の摘出》で《神の怒り》を抜かれたら一気に苦しくなる。このマッチのキモはランデスで、スライドモードで使い回してやると勝機が見える。
-4:酸化
-2:ヴィリジアンのシャーマン
+4:象牙の仮面
+2:刈り取りと種まき
○青系コントロール----サイド前40%、サイド後50%
これも互角なマッチアップだけど、早い段階から《すき込み》が撃てればかなり有利だ。《清純な天使》もこのマッチのキーカードで、場に出てしまいさえすれば相手は排除するのが困難だ。サイド後は《母聖樹》と《道三》でかなり楽になる。
-4:酸化
-4:神の怒り
+4:落葉の道三
+1:すべてを護るもの、母聖樹
+3:刈り取りと種まき
http://www.playordraw.com/db/article.asp?ID=788
スタンダードで緑白コントロールだって!?
---------Ryan Williams
今年の世界選手権でJulien Nuijtenが緑白スライドで優勝したのは記憶に新しいね。このデッキ、電結親和に対する相性はすごく良いんだ。ここで問題。じゃあ緑白スライドはスタンダードでTier1とかTier2とかになれる?
こう聞かれたら、たぶんこう答えるはずだ。「おいおい《霊体の地滑り》はスタンダード落ちしてるよ」って。でも心配ご無用。神河物語で、代わりにすばらしいカードが登場したんだ。それが《来世への旅》。《永遠の証人》をターゲットにすることで、何度も《証人》の効果を使えるんだ。
なので、ほんのちょっとの間だけ、俺の記事を読んでみてくれ。如何に緑白コンがスタンダードで優れているかについて書いてみよう。
何はともあれデッキレシピから。
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緑白コントロール Ryan Williams
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4《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》
4《永遠の証人/Eternal Witness》
2《ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman》
4《清純な天使/Pristine Angel》
2《粗野な覚醒/Rude Awakening》
4《酸化/Oxidize》
4《神の怒り/Wrath of God》
4《来世への旅/Otherworldly Journey》
4《すき込み/Plow Under》
4《木霊の手の内/Kodama’s Reach》
14《森/Forest》
10《平地/Plains》
サイドボード
4《落葉の道三/Dosan the Falling Leaf》
4《象牙の仮面/Ivory Mask》
4《刈り取りと種まき/Reap and Sow》
1《すべてを護るもの、母聖樹/Boseiju, Who Shelters All》
1《永岩城/Eiganjo Castle》
1《先祖の院、翁神社/Okina, Temple to the Grandfathers》
◎カード選択
じゃあまず、カード毎に解説を加えるから、読め。いや嘘、読んで下さい。
○桜族の長老
もはや常識。神河物語で一番壊れたカードだ。マナ加速という観点からも優秀だし、何より《神の怒り》のためのダブルシンボルのマナを供給してくれる。
○永遠の証人
これも常識。墓地のキーカードを回収してくれる上、《来世への旅》との極悪コンボもある。
○ヴィリジアンのシャーマン
2/2のチャンプブロッカー兼アーティファクト破壊。このカードも《来世への旅》と相性がいい。
○清純な天使
位置付けとしては《永遠のドラゴン》の代替品。このデッキの主な勝ち手段だし、マナ加速も豊富だから迅速に場に出る。
○酸化
緑のデッキでこのカードを使ってないデッキなんて存在しないね。今のメタじゃ、アーティファクト破壊が完全に無駄になるマッチアップなんてほとんど存在しないはずだ。
○来世への旅
主に《証人》を使い回す。んだけど、他にもいろんな使い方がある。例えばダメージがスタックしたあと自分のクリーチャーを守ったりとか、ね。
○木霊の手の内
マナ基盤の加速と安定のために。4ターン目《すき込み》はどんなデッキもイチコロだ。
○神の怒り
どーん! 史上最強のクリーチャー対策カードだ。
○すき込み
相手のマナ基盤を2ターン遅らせ、しかも2度にわたって致命的なトップデッキを阻止してくれる。
○粗野な覚醒
土地が10枚以上並んだら即死。そんな絶望感を対戦相手に与えてくれる。
○刈り取りと種まき
《崩老卑》を使ってくる黒コンには、伝説の土地を持って来ればいいし、青系相手には《母聖樹》を持って来ればいい。トロン相手にはランデスとしても使える。
○落葉の道三
青系コントロールを恐怖のどん底に叩き込むカード。現状、明らかに過小評価されてるカードだ。
○象牙の仮面
このカードは、相性最悪な対ビッグレッドで大きな効果を発揮してくれる。また、《頭蓋の摘出》対策としてもうってつけだ。
◎マッチアップ分析
○電結親和----サイド前80%、サイド後70%
勝率がそんなに良いわけないって? いやいや、れっきとした事実だ。ほんとに8割がた勝てるんだって。序盤を《酸化》や《シャーマン》で耐えて《神の怒り》に繋げるだけでいい。ただ、最大の問題は《ちらつき蛾の生息地》で、除去する方法がかなり限られている。もし《ちらつき蛾》に《頭蓋囲い》が付いて殴られたら、事態はかなり深刻だ。《すき込み》はこのマッチアップで思ったほど悪くない。2ターンも足止めされるのは、電結親和にとっては大きな痛手だ。サイドボード後は《マナ漏出》や《エイトグ》が入ってくるのでちょっと問題だが、そんなサイド後ですら有利だと思う。
○歯と爪----サイド前60%、サイド後80%
これも楽なマッチアップだ。《巨像》以外のクリーチャーは《神の怒り》で対処できるし、《すき込み》が面白いほど刺さる。あとは《天使》で殴るだけでいい。サイド後は追加のランデスとして《刈り取りと種まき》を入れてやれば完璧だ。
-4:酸化
+4:刈り取りと種まき
○緑黒死の雲----サイド前60%、サイド後45%
だいたい互角な相手だ。サイド前は《神の怒り》で相手の生物を一掃して、《天使》《すき込み》に繋げれば勝ちだ。サイド後に《頭蓋の摘出》で《神の怒り》を抜かれたら一気に苦しくなる。このマッチのキモはランデスで、スライドモードで使い回してやると勝機が見える。
-4:酸化
-2:ヴィリジアンのシャーマン
+4:象牙の仮面
+2:刈り取りと種まき
○青系コントロール----サイド前40%、サイド後50%
これも互角なマッチアップだけど、早い段階から《すき込み》が撃てればかなり有利だ。《清純な天使》もこのマッチのキーカードで、場に出てしまいさえすれば相手は排除するのが困難だ。サイド後は《母聖樹》と《道三》でかなり楽になる。
-4:酸化
-4:神の怒り
+4:落葉の道三
+1:すべてを護るもの、母聖樹
+3:刈り取りと種まき
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