ピエール・カナリ

ソース:
http://www.brainburst.com/db/article.asp?id=4888

この記事が、僕がBrainburstに寄稿する第1作目です。できれば、“数多くの記事の中の第1作目”になれば、と思っています。そして、この記事が貴方にとって面白く、なおかつ役に立つものであればと願っています。

さて、貴方がご存知かどうかは知りませんが、最初にあえて書かせて頂きます。PTコロンバスで優勝したのはなんと親和なのです! この事実を基に、親和デッキをこのままのデザインで貫くべきか、ちょっとした改造を行うべきか、それとも根本から改革するべきか検討していきましょう。ただ、僕がこれから書く内容は色んな意見がある中のひとつの意見に過ぎないってことを覚えておいて下さい。これは、あくまで僕と仲間たちのプレイテストおよび、僕の体験した3日間のPTの集大成であり、必ずしも全てが正しいとは限りませんよ。

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   親和       ピエール・カナリ
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クリーチャー:26
 4《大霊堂の信奉者/Disciple of the Vault》
 4《電結の働き手/Arcbound Worker》
 4《電結の荒廃者/Arcbound Ravager》
 4《翻弄する魔道士/Meddling Mage》
 4《金属ガエル/Frogmite》
 3《マイアの処罰者/Myr Enforcer》
 3《厳粛な空護り/Somber Hoverguard》

スペル:15
 4《霊気の薬瓶/AEther Vial》
 4《物読み/Thoughtcast》
 3《頭蓋囲い/Cranial Plating》
 4《彩色の宝球/Chromatic Sphere》

土地:19
 2《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus》
 2《空僻地/Glimmervoid》
 1《真鍮の都/City of Brass》
 4《ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel》
 2《古えの居住地/Ancient Den》
 4《教議会の座席/Seat of the Synod》
 4《囁きの大霊堂/Vault of Whispers》

サイドボード:15
 3《陰謀団式療法/Cabal Therapy》
 3《寒け/Chill》
 3《仕組まれた疫病/Engineered Plague》
 3《古の法の神/Kami of Ancient Law》
 2《退去の印章/Seal of Removal》
 1《真鍮の都/City of Brass》
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○全てのための新フォーマット

多くのデッキビルダーたちが、エクステンデッドの禁止カード群を歓迎したことでしょう。なにを隠そう、僕もその一人です。新しい環境の中、まずはすごいコンボや、最強のデッキを探しました。でも、何も考えつかなかったので、最初の数時間で諦めちゃいました。結論から見ても、スペイン人の“セファリッド・ブレイクファースト”以外は斬新なデッキが見当たらなかったわけですし、あながち間違っていたとは思えません。

数時間のプレイテストを経て、解ったことを箇条書きにします。
 ・マルカは相変わらず大人気。《永遠の証人》がすごく強い。
 ・親和は環境最悪。《破滅的な行為》《粉みじん》《魔力流出》が怖すぎる。

世界中のみんなも、こんな感じの結論に達したと思います。だからと言って、どんな親和でもぜったいにマルカに勝てないかというと、そうでもありません。まず、《破滅的な行為》で壊れにくい3枚の《厳粛な空護り》と3枚の《マイアの処罰者》を採用してみました。また、楽観的かもしれませんがマルカ使いが対親和用にそこまでスロットを割いてくるとは到底思えなかったのです。

親和のマルカ対策はそれなりに上手くいったのですが、僕はまだ親和をそれほど魅力的には思いませんでした。でも、ギョーム・マティグノンが持ってきた《翻弄する魔道士》入りの親和には心動かされました。

そうそう、親和対策を語る上では《魔力流出》は避けて通れません。僕はPTで7回ほど《魔力流出》を出されましたが、そのうち4回は勝ってしまいました。《ちらつき蛾の生息地》や、《荒廃者》の電結、《荒廃者》+《信奉者》コンボ、《空護り》でのビートダウンなどなど、勝ち手段はいろいろ残されてましたね。

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