ガッと(GAT)デカくなるよ〜?
2005年2月12日 Extendedこの時点でオポがけっこう低かったんで、次はIDできそうも無かった。まぁあと1勝でトップ8だし、何とかなるだろ。
第6ラウンド フリッツ(白ウィニー)
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉ!?
やっっちまっったぁぁ!
前言撤回、平身低頭、全身全霊を持ってIDを申し込んでみるものの相手もオポ微妙らしく結局ガチることに。彼いわく、白ウィニーじゃGATキツイってさ。笑うべきところなのか、泣いとくべきとこなのか反応に困った。
1ゲーム目
俺は1ターン目に《クウィリーオンのドライアド》、相手は《呪われた巻物》って立ち上がり。俺が《翻弄する魔道士》3体並べたところで、《悟りの教示者》から《パララクスの波》でまとめて除去。ついでに、カウンターの乗った《ドライアド》もリムーブされた。でも、なんとか《サイカトグ》を展開して、彼の《レオニンの空狩人》とのダメージレースに持ち込んだ。最後は《噴出》持っているブラフをかましつつ、《サイカ》でアタック。チャンプブロックを強要して、次のターンにはなんとかライフを削りきった。
まぁ、相手もクリーチャー1体しか展開できなかったわけで、さすがに気の毒だと思った。でも、俺がトップ8まで行くにはあと1回勝たなきゃいけないんだ。情けは禁物だな。トップ8には、既にリアニメイターやRDWなんかが確定していて、GATに取っちゃ据え膳のような状況だ。しかも、カモ中のカモであるアルーレンも、最低でも1人はトップ8入りしてる。この試合さえ勝っちまえば、あとはウハウハだ。なんとしても負けられない。
サイドボーディング
+1《紅蓮地獄》、+1《燻し》、+1《恐ろしい死》
-2《誤算》、-1《狡猾な願い》
2ゲーム目:
相手の周りが完璧。マナカーブどおり、まさにブンブン。しかも2ターン目に《薄青幕の侍》を置きやがった。俺は《サイカ》すら引けない。なんとか《十字軍》だけは《目くらまし》したものの、物量の前に押し切られた。
サイドボーディング
+1《紅蓮地獄》、+1《燻し》、+1《恐ろしい死》、+1《吸血の教示者》
-3《翻弄する魔道士》、-1《狡猾な願い》
学習したぜ。このマッチアップじゃ《紅蓮地獄》の重要度がすげぇ高い。なので、最大限に生かすために《ピキュラ》を3本抜いて、《教示者》も追加した。GATはキャントリップを山ほど積んでるから、こんな《○○》+《教示者》2本みたいな構成でも期待は持てる。ただ、過信できるほど強い戦略ではないが、な。
3ゲーム目:
相手の初動は《ルーンの母》。これで初手にあった《恐ろしい死》が紙になった。しょうがないので、《ドライアド》を展開した上で、《ピキュラ》をキャスト(宣言は《パララクスの波》)。いま考えりゃ、《十字軍》って言っときゃ良かったかも知れない。彼は《銀騎士》《レオニンの空狩人》と展開して攻撃を開始。俺はひたすらキャントリップを繰り返し、ついに《紅蓮地獄》に辿り着いた! しかし、相手にターンを渡したところで出されたのは《十字軍》。これで俺の除去も生物も、彼の軍勢の前には太刀打ちできなくなった。数ターン後に殴られ負け。
結局、最終成績14位でブースターを2パック貰えた。もう一人のGAT使いは3-3だったらしい。プレイテストしてないにしちゃ、上々の成績だろう。彼が負けたのは親和とセプターコントロール。両方とも俺は勝てたんだから、勝てないマッチアップってわけじゃない。まーバージョンに依るが、勝率50-60%ってとこだろうな。あとの1つの黒星はセファリッド・ブレイクファースト(《セファリッドの幻術師》と《コーの遊牧民》のコンボデッキ)。勝ったのはゴブリンと親和と青緑スレッショルドだそうな。
トップ8すら行けなかったのは残念だが、今日は幸運の女神がついてなかったんだろう。4回戦と6回戦なんて、酷かったな。でもまぁ、4-2-0ってのはなかなか悪くない。10人トーナメント2回しかこなしてないデッキの割には頑張ったとも言えるだろう。来週も別のGPTにこのデッキを持ってくつもりだ。そん時ゃ結果をGATスレにでも書いとくよ。
☆GATのどこが良いか?
GAT最大の魅力と言えば、フィニッシャーの軽さだろう。わずか2-3マナで、環境最大級のサイズの生物が出てくるんだ。《クィーリオンのドライアド》をデカく育てるのは、そう難しいことじゃない。キャントリップを適当に繋いでるだけで、あっという間に、手が着けられないくらいのサイズになるんだ。もし、序盤に《ドライアド》が展開できなくても、そんな時こそ《サイカトグ》の出番だ。たっぷりの墓地を喰らって、ワンパンで相手のライフを持って行けるだろう。
GATこそが、純粋な意味で“アグロコントロール”と呼ぶに値する。軽量ドローのために割いた多大なスロットが、相手から身を護ると同時に、フィニッシュの布石ともなるんだ。GATの動きを知らないプレイヤーは、GATなんて遅いデッキだと思ってるだろ? 土地を充分並べて、キャントリップをじっくりキャストしていく、みたいな。だが、残念。GATは驚くほど速く、かつ、攻撃的だ。しかも《火/氷》や《ハルマゲドン》なんかで相手のプランを挫居てやることも戦略の一部だ。
バランス調整もめちゃくちゃ難しい。非常にタイトで、ちょっとサジ加減を間違えると途端に回らなくなる。もし、GATを使おうと思うんなら、俺のデッキを完コピして最低でも10戦くらいこなしてからチューンした方がいい。下手にいじるとバランスを崩すだけだ。
また、プレイング技術もかなり必要だ。それもGATの一側面であり、そこがまた魅力の一部でもある。初めて回した時は、多分あまりの使い難さに辟易するだろう。そして、「何だこのデッキは、ぜんぜん回らないじゃないか」とか思うかもしれない。でも、そんな時はたいてい、1ターンにつき1つずつぐらいミスってて、しかもそれに気付いていないだけだと思う。俺がやっちまったミスなんだが、本来なら《島》を調達するのに《溢れかえる岸辺》を使うべき場面で、うっかり《汚染された三角州》を使っちまって、黒マナ不足で負けたことがある。フェッチを安易に使うと、後半のプランがガタガタになるって教訓だな。もしGATを使える機会があれば、ぜひ試して欲しい。凄げぇ良いデッキだって、解ってもらえると思うぜ。じゃあな、また会う日まで。
第6ラウンド フリッツ(白ウィニー)
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉ!?
やっっちまっったぁぁ!
前言撤回、平身低頭、全身全霊を持ってIDを申し込んでみるものの相手もオポ微妙らしく結局ガチることに。彼いわく、白ウィニーじゃGATキツイってさ。笑うべきところなのか、泣いとくべきとこなのか反応に困った。
1ゲーム目
俺は1ターン目に《クウィリーオンのドライアド》、相手は《呪われた巻物》って立ち上がり。俺が《翻弄する魔道士》3体並べたところで、《悟りの教示者》から《パララクスの波》でまとめて除去。ついでに、カウンターの乗った《ドライアド》もリムーブされた。でも、なんとか《サイカトグ》を展開して、彼の《レオニンの空狩人》とのダメージレースに持ち込んだ。最後は《噴出》持っているブラフをかましつつ、《サイカ》でアタック。チャンプブロックを強要して、次のターンにはなんとかライフを削りきった。
まぁ、相手もクリーチャー1体しか展開できなかったわけで、さすがに気の毒だと思った。でも、俺がトップ8まで行くにはあと1回勝たなきゃいけないんだ。情けは禁物だな。トップ8には、既にリアニメイターやRDWなんかが確定していて、GATに取っちゃ据え膳のような状況だ。しかも、カモ中のカモであるアルーレンも、最低でも1人はトップ8入りしてる。この試合さえ勝っちまえば、あとはウハウハだ。なんとしても負けられない。
サイドボーディング
+1《紅蓮地獄》、+1《燻し》、+1《恐ろしい死》
-2《誤算》、-1《狡猾な願い》
2ゲーム目:
相手の周りが完璧。マナカーブどおり、まさにブンブン。しかも2ターン目に《薄青幕の侍》を置きやがった。俺は《サイカ》すら引けない。なんとか《十字軍》だけは《目くらまし》したものの、物量の前に押し切られた。
サイドボーディング
+1《紅蓮地獄》、+1《燻し》、+1《恐ろしい死》、+1《吸血の教示者》
-3《翻弄する魔道士》、-1《狡猾な願い》
学習したぜ。このマッチアップじゃ《紅蓮地獄》の重要度がすげぇ高い。なので、最大限に生かすために《ピキュラ》を3本抜いて、《教示者》も追加した。GATはキャントリップを山ほど積んでるから、こんな《○○》+《教示者》2本みたいな構成でも期待は持てる。ただ、過信できるほど強い戦略ではないが、な。
3ゲーム目:
相手の初動は《ルーンの母》。これで初手にあった《恐ろしい死》が紙になった。しょうがないので、《ドライアド》を展開した上で、《ピキュラ》をキャスト(宣言は《パララクスの波》)。いま考えりゃ、《十字軍》って言っときゃ良かったかも知れない。彼は《銀騎士》《レオニンの空狩人》と展開して攻撃を開始。俺はひたすらキャントリップを繰り返し、ついに《紅蓮地獄》に辿り着いた! しかし、相手にターンを渡したところで出されたのは《十字軍》。これで俺の除去も生物も、彼の軍勢の前には太刀打ちできなくなった。数ターン後に殴られ負け。
結局、最終成績14位でブースターを2パック貰えた。もう一人のGAT使いは3-3だったらしい。プレイテストしてないにしちゃ、上々の成績だろう。彼が負けたのは親和とセプターコントロール。両方とも俺は勝てたんだから、勝てないマッチアップってわけじゃない。まーバージョンに依るが、勝率50-60%ってとこだろうな。あとの1つの黒星はセファリッド・ブレイクファースト(《セファリッドの幻術師》と《コーの遊牧民》のコンボデッキ)。勝ったのはゴブリンと親和と青緑スレッショルドだそうな。
トップ8すら行けなかったのは残念だが、今日は幸運の女神がついてなかったんだろう。4回戦と6回戦なんて、酷かったな。でもまぁ、4-2-0ってのはなかなか悪くない。10人トーナメント2回しかこなしてないデッキの割には頑張ったとも言えるだろう。来週も別のGPTにこのデッキを持ってくつもりだ。そん時ゃ結果をGATスレにでも書いとくよ。
☆GATのどこが良いか?
GAT最大の魅力と言えば、フィニッシャーの軽さだろう。わずか2-3マナで、環境最大級のサイズの生物が出てくるんだ。《クィーリオンのドライアド》をデカく育てるのは、そう難しいことじゃない。キャントリップを適当に繋いでるだけで、あっという間に、手が着けられないくらいのサイズになるんだ。もし、序盤に《ドライアド》が展開できなくても、そんな時こそ《サイカトグ》の出番だ。たっぷりの墓地を喰らって、ワンパンで相手のライフを持って行けるだろう。
GATこそが、純粋な意味で“アグロコントロール”と呼ぶに値する。軽量ドローのために割いた多大なスロットが、相手から身を護ると同時に、フィニッシュの布石ともなるんだ。GATの動きを知らないプレイヤーは、GATなんて遅いデッキだと思ってるだろ? 土地を充分並べて、キャントリップをじっくりキャストしていく、みたいな。だが、残念。GATは驚くほど速く、かつ、攻撃的だ。しかも《火/氷》や《ハルマゲドン》なんかで相手のプランを挫居てやることも戦略の一部だ。
バランス調整もめちゃくちゃ難しい。非常にタイトで、ちょっとサジ加減を間違えると途端に回らなくなる。もし、GATを使おうと思うんなら、俺のデッキを完コピして最低でも10戦くらいこなしてからチューンした方がいい。下手にいじるとバランスを崩すだけだ。
また、プレイング技術もかなり必要だ。それもGATの一側面であり、そこがまた魅力の一部でもある。初めて回した時は、多分あまりの使い難さに辟易するだろう。そして、「何だこのデッキは、ぜんぜん回らないじゃないか」とか思うかもしれない。でも、そんな時はたいてい、1ターンにつき1つずつぐらいミスってて、しかもそれに気付いていないだけだと思う。俺がやっちまったミスなんだが、本来なら《島》を調達するのに《溢れかえる岸辺》を使うべき場面で、うっかり《汚染された三角州》を使っちまって、黒マナ不足で負けたことがある。フェッチを安易に使うと、後半のプランがガタガタになるって教訓だな。もしGATを使える機会があれば、ぜひ試して欲しい。凄げぇ良いデッキだって、解ってもらえると思うぜ。じゃあな、また会う日まで。
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