単色刷り謀叛絵巻 〜 白の巻 〜?
2005年2月13日 スタンダードこんばんわ。空想科学理論研究家のDr.カバ雄です。
今宵も萌芽的研究という名のブルシットをお茶の間にお届けいたします。
さて今夜から始まります単色刷り謀叛絵巻シリーズ。
5夜連続、とまではいかないものの、短期集中連載にて、神河謀叛入りの単色デッキを紹介していこうと思います。なお、色はカラーホイール順ではなく、我輩の気分次第で適当に行きますのでご容赦を。
記念すべき第1回は“白”です。白といえば白ウィニー。オデッセイ以来、セットが出る毎に「今度は復活するかも」と思わせといてなかなか復活しないことで有名な白ウィニーです。神河物語が入ってからも、「トロンに致命的に弱くて、親和もキツイです」という感じでメタの第1・第2候補に揃って勝てないというダメ駄目っぷりを発揮しておりました。しかし、昨今の緑コンブームと謀叛での《塩まき》復活により、トロン使いが一時的に減少すると予想されるため、白ウィニーにも多少の希望が出てきたと言えます。
さて、謀叛の白で構築に一番インパクトを与えそうなカードと言えば、まず《放粉痢》が思い浮かぶことでしょう。《放粉痢》自体はそう悪くはないのですが、これを入れただけでデッキがいきなり強くなるかと言うと、一概にはそうとは言えません。ウィニーのラッシュから《放粉痢》というパターンは、相手がマナを伸ばす系の遅いデッキ(緑コンやデスクラウド系ですね)ならば非常に効果的ですが、環境の第1メタたる親和にあまりに効果が薄いという欠点があります。
ところで、白ウィニーにとって対親和に最も効果的なカードが謀叛で入りました。それが《梅澤の十手》です。従来の白ウィニーは相手の《信奉者》を除去できるカードが皆無に等しかったため、いくら盤面で押してても《信奉者》+《荒廃者》のコンボで引っくり返されることがザラでした。しかし、謀叛の登場で喉から手が出るほど欲しかったシステム生物除去を《十手》という形で手に入れたのです。
また、-1/-1とライフゲインにだけ注目されがちな《十手》ですが、白ウィニーにおいては+2/+2効果もまた非常に強力です。いいですか、このようなシチュエーションを思い浮かべて下さい。
如何でしょう? 《サイカトグ》もびっくりのパンプアップですね。まさにワンパンで人が死にます。
よって、《梅澤の十手》の恩恵を最大限に生かす形でデッキを組んでみました。
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ワンパン白ウィニー
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クリーチャー:24
4《サバンナ・ライオン/Savannah Lions》
4《今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Konda》
4《急報/Raise the Alarm》
4《レオニンの空狩人/Leonin Skyhunter》
4《薄青幕の侍/Samurai of the Pale Curtain》
4《空狩人の散兵/Skyhunter Skirmisher》
スペル:14
4《手甲/Shuko》
3《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
4《栄光の頌歌/Glorious Anthem》
3《来世への旅/Otherworldly Journey》
マナソース:22
4《金属モックス/Chrome Mox》
4《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus》
1《永岩城/Eiganjo Castle》
13《平地/Plains》
サイドボード:15
4《粛清/Purge》
3《減衰のマトリックス/Damping Matrix》
4《塵を飲み込むもの、放粉痢/Hokori, Dust Drinker》
3《拘引/Arrest》
1《永岩城/Eiganjo Castle》
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今宵も萌芽的研究という名のブルシットをお茶の間にお届けいたします。
さて今夜から始まります単色刷り謀叛絵巻シリーズ。
5夜連続、とまではいかないものの、短期集中連載にて、神河謀叛入りの単色デッキを紹介していこうと思います。なお、色はカラーホイール順ではなく、我輩の気分次第で適当に行きますのでご容赦を。
記念すべき第1回は“白”です。白といえば白ウィニー。オデッセイ以来、セットが出る毎に「今度は復活するかも」と思わせといてなかなか復活しないことで有名な白ウィニーです。神河物語が入ってからも、「トロンに致命的に弱くて、親和もキツイです」という感じでメタの第1・第2候補に揃って勝てないというダメ駄目っぷりを発揮しておりました。しかし、昨今の緑コンブームと謀叛での《塩まき》復活により、トロン使いが一時的に減少すると予想されるため、白ウィニーにも多少の希望が出てきたと言えます。
さて、謀叛の白で構築に一番インパクトを与えそうなカードと言えば、まず《放粉痢》が思い浮かぶことでしょう。《放粉痢》自体はそう悪くはないのですが、これを入れただけでデッキがいきなり強くなるかと言うと、一概にはそうとは言えません。ウィニーのラッシュから《放粉痢》というパターンは、相手がマナを伸ばす系の遅いデッキ(緑コンやデスクラウド系ですね)ならば非常に効果的ですが、環境の第1メタたる親和にあまりに効果が薄いという欠点があります。
ところで、白ウィニーにとって対親和に最も効果的なカードが謀叛で入りました。それが《梅澤の十手》です。従来の白ウィニーは相手の《信奉者》を除去できるカードが皆無に等しかったため、いくら盤面で押してても《信奉者》+《荒廃者》のコンボで引っくり返されることがザラでした。しかし、謀叛の登場で喉から手が出るほど欲しかったシステム生物除去を《十手》という形で手に入れたのです。
また、-1/-1とライフゲインにだけ注目されがちな《十手》ですが、白ウィニーにおいては+2/+2効果もまた非常に強力です。いいですか、このようなシチュエーションを思い浮かべて下さい。
《空狩人の散兵》に《十手》付けてアタック。蓄積カウンター4個乗る。
次のターン蓄積カウンター全部+2/+2にしてアタック。二段攻撃で18点。
如何でしょう? 《サイカトグ》もびっくりのパンプアップですね。まさにワンパンで人が死にます。
よって、《梅澤の十手》の恩恵を最大限に生かす形でデッキを組んでみました。
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ワンパン白ウィニー
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クリーチャー:24
4《サバンナ・ライオン/Savannah Lions》
4《今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Konda》
4《急報/Raise the Alarm》
4《レオニンの空狩人/Leonin Skyhunter》
4《薄青幕の侍/Samurai of the Pale Curtain》
4《空狩人の散兵/Skyhunter Skirmisher》
スペル:14
4《手甲/Shuko》
3《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
4《栄光の頌歌/Glorious Anthem》
3《来世への旅/Otherworldly Journey》
マナソース:22
4《金属モックス/Chrome Mox》
4《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus》
1《永岩城/Eiganjo Castle》
13《平地/Plains》
サイドボード:15
4《粛清/Purge》
3《減衰のマトリックス/Damping Matrix》
4《塵を飲み込むもの、放粉痢/Hokori, Dust Drinker》
3《拘引/Arrest》
1《永岩城/Eiganjo Castle》
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