24体のクリーチャーについては今さら語るべきところもありませんね。メタによっては2枚ほど《放粉痢》をメインにしてもよいでしょう。

《手甲》はやはりと言うか何と言うか、強いです。テンポをまったく損なわず、アタッカーからブロッカーへと装備が移るので、戦線維持がとても簡単になります。また《ちらつき蛾の生息地》に付くのも詐欺くさいです。

《来世への旅》は、色々な使い方があります。相手の除去を躱わしたり、戦闘ダメージがスタックに乗ってから使ったりとかですね。後者は救った生物がアンタップするので、ブロッカーとして使え、タイトなダメージレースをひっくり返すことができます。また、《死の雲》にスタックして撃ったり、《放粉痢》を消して土地全部アンタップみたいな使い方もできます。そして《空狩人の散兵》+《十手》コンボを極める時に一時的にブロッカーを退かしたりもします。非常に用途が広いので、使いどころの難しいスペルです。

サイドの《減衰のマトリックス》は主に青コンの使う《ヴィダルケンの枷》対策です。たまにアイアンワークスにも刺さります。対親和では《十手》とアンチシナジィなのでサイドインしません。

v.s.親和
 メイン:45-55
 サイド:60-40
メインは若干不利ですが、サイド後は有利です。相手が白ウィニーとやり慣れてない場合、《信奉者》が突っ込んできて《急報》でブロックしてウヒョー♪とか、《エイトグ》でアーティファクト全部喰ったら《来世への旅》でムヒョー♪とか、トリックで勝ててしまうことがあります。このマッチアップのカギは、メインでは《十手》と《薄青幕の侍》です。サイド後は除去って殴るだけのゲームですので、非常に簡単でしょう。

+4《粛清》、+3《拘引》、+1《永岩城》
-4《手甲》、-2《栄光の頌歌》、-2《金属モックス》

v.s.緑コン
 メイン:60-40
 サイド:50-50
メインでは相手の茶破壊がそれほど多くないため、《十手》の出しドコロさえ間違えなければ基本的に有利です。サイド後は、茶色いカードにそれほど期待せず《放粉痢》に期待しましょう。マナ域が少々重くなるので、《永岩城》も一緒にサイドインします。

+4《放粉痢》、+1《永岩城》
-3《来世への旅》、-2《サバンナ・ライオン》

v.s.デスクラウド
 メイン:60-40
 サイド:65-45
かなりくみし易い相手です。《死の雲》はスタックの《急報》《来世への旅》で巧く躱わしましょう。相手が《香杉の源獣》などの地上ガッチリ要員を入れている場合は、《散兵》ではなく地上生物をサイドアウトして下さい。

+4《放粉痢》、+1《永岩城》、+3《拘引》
-4《手甲》、-4《空狩人の散兵》

v.s.青コン
 メイン:30-70
 サイド:40-60
このマッチアップは《ヴィダルケンの枷》次第でとてもツライです。メインでは《枷》を何とかする手段が皆無です。サイド後の《マトリックス》《放粉痢》も気休め程度です。

+4《放粉痢》、+3《減衰のマトリックス》、+1《永岩城》
-4《手甲》、-3《梅沢の十手》、-1《空狩人の散兵》

v.s.ビッグレッド
 メイン:40-60
 サイド:55-45
メインでは《弧炎撒き》が如何ともしがたいのでやや不利ですが、サイドの《拘引》で対処して下さい。

+3《拘引》、+1《永岩城》
-4《空狩人の散兵》

如何でしょう? 《十手》+《散兵》のワンパンで人を殺す悦びをご理解頂けたところで、今日の空想科学理論講座を終了させて頂きます。それでは、また会う日まで。

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