こんばんわ。空想科学理論研究家のDr.カバ雄です。
今宵も萌芽的研究という名のブルシットをお茶の間にお届けいたします。

さて、ようやく大団円を迎えます単色刷り謀叛絵巻シリーズ。
トリをつとめまする色は“緑”です。緑といえば、緑コンかとも思ったのですが、どう調整しても入る謀叛のカードは《香杉の源獣》と《梅澤の十手》だけという、然して面白くもない結論に達しました。そこら辺で思考停止してもよかったのですが、世の中を穿った感じでナナメ45度から見る当講座と致しましては、もう少し面白いテーマを模索してしまいました。

3/20付けの禁止カードにて、親和が居なくなるのは周知かと存じますが、その後のメタ環境は侃々諤々のようです。而して、その最大の論点たるや“トロンの扱い”についてではないでしょうか。ある人は「親和居なくなったらトロンを止めるデッキがない」と仰いますし、またある人は「青コン増えるし《塩まき》復活したんだからトロンは死んだ」と仰います。

確かに《塩まき》の再録はトロンにとって憂慮すべき事態です。たった1枚でデッキの戦略の大半が消し飛びますしね。
では、ウルザ地形に依存しない歯と爪デッキがあったら?そう、あくまで《塩まき》はウルザ地形を狙い撃ってるに過ぎず、“歯と爪デッキ”そのものを否定しているわけではないのです。特殊地形を用いずに“歯と爪デッキ”を運用できれば、コンセプト自体はまだ生き残る道はあるのではないでしょうか。

おりしも、《頭蓋骨締め》時代に“エルフ&ネイル”という優れたノン・トロンの先例がありました。そのマナベースの中心になっていた《花盛りの春》を流用すれば、《歯と爪》撃つだけのマナは確保できそうです。
しかし、マナエンジンとなるカードがデッキ中にたった4枚では、必ず引けるとは限りません。そこで追加のマナベースを模索したところ、《せし郎の娘、さ千》というカードが見つかりました。(ハイ、そこ! 笑う所じゃないですよ?)デッキに8枚入れておけば、それなりに安定して引けるという理論の元、《花盛りの春》《さ千》のツーヘッドによる“歯と爪デッキ”を構築してみました。

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 オロチ アンド ネイル
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クリーチャー20
 4《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》
 4《大蛇の支援者/Orochi Sustainer》
 4《永遠の証人/Eternal Witness》
 4《せし郎の娘、さ千/Sachi, Daughter of Seshiro》
 1《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker》
 1《大蛇の守護神/Patron of the Orochi》
 1《隔離するタイタン/Sundering Titan》
 1《白金の天使/Platinum Angel》

スペル18
 4《歯と爪/Tooth and Nail》
 3《火の玉/Fireball》
 3《稲妻のすね当て/Lightning Greaves》
 4《木霊の手の内/Kodama’s Reach》
 4《花盛りの春/Vernal Bloom》

マナソース22
 1《山/Mountain》
 21《森/Forest》

サイドボード15
 4《沸騰/Boil》
 3《すべてを護るもの、母聖樹/Boseiju, Who Shelters All》
 4《忍び寄るカビ/Creeping Mold》
 1《隔離するタイタン/Sundering Titan》
 1《映し身人形/Duplicant》
 1《メフィドロスの吸血鬼/Mephidross Vampire》
 1《トリスケリオン/Triskelion》
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