先日書いた
相手の生物壊滅させて、速やかに殴りきるってコンセプトで《幽孤羅》採用
という箇所についてfakerさんからツッコミを頂いておりまして、
>>幽孤羅は自分の生物しか壊滅できません
とのことでした。すんません。誤解を招く文章でした。僕の意図したことは「クリーチャー除去によって相手の生物を壊滅させて、その間にパワーの高い《幽孤羅》で殴りきる」ってことです。

さてまぁ、これだけで終わるのも芸がありませんね。せっかくですから神河限定構築環境と《幽孤羅》についてちょっとした考察を行ってみましょう。

結論から先に言いますと、この環境、《幽孤羅》は相討ち以外では死にません。黒くてタフネス5のスピリットを除去できるカードというのが、実戦レベルではほとんど無いのです。この環境でよく使われる除去を列挙してみましょう。

 《氷河の光線/Glacial Ray》
 《崩老卑の囁き/Horobi’s Whisper》
 《忌まわしい笑い/Hideous Laughter》
 《消耗の渦/Consuming Vortex》
 《手の檻/Cage of Hands》
 《肉体の奪取/Rend Flesh》
 《山伏の炎/Yamabushi’s Flame》

こんなところでしょうか。一応《霊魂の奪取》などもあるっちゃ在るのですが、使ってるデッキを見たことがありません。《最後の裁き》も《幽孤羅》を除去できるカードですが、今んところは白はウィニーの色であるため使用頻度は低いです。

で、上の一覧を見てもお分かりのように、《幽孤羅》をクリーチャー除去によって殺そうとするのはかなり困難です。本質的になんとかできてるのが《手の檻》だけ、あとは火力2枚重ねるとかですか。

《消耗の渦》は「囚われしもの、幽孤羅が場を離れたとき、あなたがコントロールするすべてのオーガ(Ogre)ではないクリーチャーを生け贄に捧げる。」を誘発させますが、そもそも《幽孤羅》を使うデッキがそれほど多くクリーチャーを展開するとは思えませんので、あまり問題はないでしょう。

というわけで、《幽孤羅》は相討ち以外ではほとんど死にません。そして、相討ちをさせないようなデッキ(除去単とかですね)では、まさに鬼神の如き強さを発揮します。お、なんか綺麗にまとまりましたね。そんな感じです。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索