神河ブロックの手引き?
2005年3月30日 ブロック構築☆デッキについて
メタ的に明らかに一大勢力を築いてるのが、白ウィニー、蛇、赤単アグロ、秘儀連繋、本殿、スピリット、黒コンだね。
白ウィニーは、別名《十手》デッキ。《十手》と軽量生物の組み合わせは秀逸だ。白には妨害手段はあまりないけど、《返礼》や《天羅至の評決》みたいな除去ならある。《輝く群れ》はトリックとしてもいい働きをしてくれる。たとえデッキに重いカードがそんなに入っていなくても、ね。《勇丸》《灯篭の神》《薄青幕の侍》《古の法の神》《八ツ尾半》、このあたりが主力かな。
蛇デッキには、《さ千》とシャーマン達による圧倒的なマナブーストがある。このマナを背景に、《せし郎》が大打撃とカードアドバンテージを供給してくれるんだ。緑には、優れた生物サーチ手段、《緊急時》と《自然との融和》がある。。これらを使えば、欲しい蛇が安定して手に入る。《桜族の長老》と《大蛇の支援者》は単純にマナ加速にもなるし、蛇シナジィをになう一端でもある。《そう介の召喚術》もカードアドバンテージを与えてくれる重要なエンジンだ。そうそう、キミが上手く使える自信があるなら、《秋の呼び手、しず子》も使う価値があるかもしれない。
赤緑ビートダウンは、長いこと王道として使い続けられてきたけど、それは神河ブロックでも同じこと。スピリットと秘儀の組み合わせは、シナジィとして最高だ。構築の基盤の部分はこの環境でもそう変わらない。低マナ域の優秀生物、たとえば《花の神》《凍らし》《かまどの神》《泥穿ち》なんかに加えて、大型の《南の樹の木霊》を入れてやればいい。秘儀スペルも《溶岩の撃ち込み》と《氷河の光線》、それにたぶん《木霊の力》なんかをチョイス。まだ足りないんなら、《狩猟の神》《茨の子》《壌土に住むもの》、それに《北の木の木霊》だって居る。秘儀にしたって《怒りの狂乱》や《貪る憤怒》みたいな選択もありえる。ただし、デッキ構造上《十手》には弱いので、対抗策を入れなきゃならない。スピリットでも秘儀でもないカードを入れるのは美しくないけど涙を呑んで、対消滅用に《十手》を入れよう。
秘儀メカニズムはいろいろ期待できそう。ダメージ軽減しつつライフ回復したり、ライブラリーを削ったり、単純に火力を叩き付けることもできる。でも、どの色でも秘儀に対抗しやすいって問題もある。とりわけ黒には対秘儀用のスペルが豊富だ。秘儀デッキを組むなら何といっても青ベースだろうね。《霧中の到達》は連繋の起点として最適だし、《精神のくぐつ》みたいな足止め手段も豊富だ。ボクとしては、赤青の組み合わせがベストだと思ってる。《氷河の光線》や《禍御鳴の激憤》で速やかに焼殺できるからね。マナ基盤とドロー能力にかなり依存するデッキになるけど、プレイしてて楽しいのは保障する。そうそう、フィニッシャーに《秘加理》を採用した青白タイプって手もあるね。
本殿デッキはいろんな意味で秘儀連繋に似てる。プレイしてて楽しいのもそうだし、引きに依存するのもそう。そして、明確な弱点があるってとこも同じかな。この環境はけっこうエンチャント破壊が多いから、本殿デッキじゃサイド後は厳しいね。本殿はマナ食うくせに、次のアップキープまで何もしてくれない。しかも、5色の本殿と5色の土地をバランスよく引かないとぜんぜん回らない! でも回っちゃった時の破壊力はすごいね。それぞれの《本殿》をデッキに2〜4枚入れるとして、何をどれだけ入れるかは考えどころ。デッキには4枚の《長老》と4枚の《手の内》、それに4枚の《天戸》が必須だね。クリーチャーが少ない上にマナ加速が豊富なんだから、《最後の裁き》は本殿デッキにぴったりだ。チューン次第では大化けする可能性のあるデッキかもね。
黒コンは多種多様な妨害手段が売りだ。この環境は《夜の囁き》みたいなドロー手段がぜんぜん無いけど、手札破壊と除去は豊富にある。黒コンの中にもビートダウン型とコントロール型って選択の幅がある。ビートダウン型なら《十手》を使えるけど、《忌まわしい笑い》や《魂の裏切りの夜》の恩恵には与れない。ビートダウン型でも、終盤の突破力として大型生物が必要だろうけど、この環境には《黒瘴》が居るから大丈夫。軽量生物は《血塗られた悪姥》を筆頭に、反転鼠や《黒ずべら》なんかが使える。秘儀をいっぱい使うなら《希望の盗人》って手もある。黒は除去が最も充実した色でもある。《不快な群れ》《英雄の死》《崩老卑の囁き/》《汚れ》《食い込む疫病》と、選択肢には事欠かない。クリーチャー除去だけでもこんなにあるのに、《困窮》や《頭蓋の摘出》みたいな妨害手段も豊富。あとは5/5レジェンドが速やかにゲームを終わらせてくれる。
赤単アグロは興味深いデッキだけど、ボクはまだ試してない。このデッキも、妨害手段を駆使して速やかに殴りきるタイプだろう。土地を壊して足止めしつつ、赤いカードで最速で20点を削るタイプが多く見受けられる。他にはBig Red的なデッキも組めなくはないね。1・2マナ域のクリーチャーの充実っぷりでは、赤が環境No.1だ。1マナには《凍らし》《ゴブリンの群勢》《悪忌の雪崩使い》、2マナに《悪忌の略奪者》《かまどの神》と居るんだから。後押しとして《源獣》を使うもよし、赤いレジェンドを使うもよし、伝統的なビート&バーンスタイルにするのもアリだね。
以上に挙げたのが、ボクから見た有力デッキだ。こうして見ると、「それらのデッキを全部メタったコントロールが最強じゃん」ってなりそうだけど、その手のコントロールデッキは環境のメタ内デッキが出揃った後じゃないと組めないからね。環境を見極めるためにも、プレイテストあるのみ、だね。
メタ的に明らかに一大勢力を築いてるのが、白ウィニー、蛇、赤単アグロ、秘儀連繋、本殿、スピリット、黒コンだね。
白ウィニーは、別名《十手》デッキ。《十手》と軽量生物の組み合わせは秀逸だ。白には妨害手段はあまりないけど、《返礼》や《天羅至の評決》みたいな除去ならある。《輝く群れ》はトリックとしてもいい働きをしてくれる。たとえデッキに重いカードがそんなに入っていなくても、ね。《勇丸》《灯篭の神》《薄青幕の侍》《古の法の神》《八ツ尾半》、このあたりが主力かな。
蛇デッキには、《さ千》とシャーマン達による圧倒的なマナブーストがある。このマナを背景に、《せし郎》が大打撃とカードアドバンテージを供給してくれるんだ。緑には、優れた生物サーチ手段、《緊急時》と《自然との融和》がある。。これらを使えば、欲しい蛇が安定して手に入る。《桜族の長老》と《大蛇の支援者》は単純にマナ加速にもなるし、蛇シナジィをになう一端でもある。《そう介の召喚術》もカードアドバンテージを与えてくれる重要なエンジンだ。そうそう、キミが上手く使える自信があるなら、《秋の呼び手、しず子》も使う価値があるかもしれない。
赤緑ビートダウンは、長いこと王道として使い続けられてきたけど、それは神河ブロックでも同じこと。スピリットと秘儀の組み合わせは、シナジィとして最高だ。構築の基盤の部分はこの環境でもそう変わらない。低マナ域の優秀生物、たとえば《花の神》《凍らし》《かまどの神》《泥穿ち》なんかに加えて、大型の《南の樹の木霊》を入れてやればいい。秘儀スペルも《溶岩の撃ち込み》と《氷河の光線》、それにたぶん《木霊の力》なんかをチョイス。まだ足りないんなら、《狩猟の神》《茨の子》《壌土に住むもの》、それに《北の木の木霊》だって居る。秘儀にしたって《怒りの狂乱》や《貪る憤怒》みたいな選択もありえる。ただし、デッキ構造上《十手》には弱いので、対抗策を入れなきゃならない。スピリットでも秘儀でもないカードを入れるのは美しくないけど涙を呑んで、対消滅用に《十手》を入れよう。
秘儀メカニズムはいろいろ期待できそう。ダメージ軽減しつつライフ回復したり、ライブラリーを削ったり、単純に火力を叩き付けることもできる。でも、どの色でも秘儀に対抗しやすいって問題もある。とりわけ黒には対秘儀用のスペルが豊富だ。秘儀デッキを組むなら何といっても青ベースだろうね。《霧中の到達》は連繋の起点として最適だし、《精神のくぐつ》みたいな足止め手段も豊富だ。ボクとしては、赤青の組み合わせがベストだと思ってる。《氷河の光線》や《禍御鳴の激憤》で速やかに焼殺できるからね。マナ基盤とドロー能力にかなり依存するデッキになるけど、プレイしてて楽しいのは保障する。そうそう、フィニッシャーに《秘加理》を採用した青白タイプって手もあるね。
本殿デッキはいろんな意味で秘儀連繋に似てる。プレイしてて楽しいのもそうだし、引きに依存するのもそう。そして、明確な弱点があるってとこも同じかな。この環境はけっこうエンチャント破壊が多いから、本殿デッキじゃサイド後は厳しいね。本殿はマナ食うくせに、次のアップキープまで何もしてくれない。しかも、5色の本殿と5色の土地をバランスよく引かないとぜんぜん回らない! でも回っちゃった時の破壊力はすごいね。それぞれの《本殿》をデッキに2〜4枚入れるとして、何をどれだけ入れるかは考えどころ。デッキには4枚の《長老》と4枚の《手の内》、それに4枚の《天戸》が必須だね。クリーチャーが少ない上にマナ加速が豊富なんだから、《最後の裁き》は本殿デッキにぴったりだ。チューン次第では大化けする可能性のあるデッキかもね。
黒コンは多種多様な妨害手段が売りだ。この環境は《夜の囁き》みたいなドロー手段がぜんぜん無いけど、手札破壊と除去は豊富にある。黒コンの中にもビートダウン型とコントロール型って選択の幅がある。ビートダウン型なら《十手》を使えるけど、《忌まわしい笑い》や《魂の裏切りの夜》の恩恵には与れない。ビートダウン型でも、終盤の突破力として大型生物が必要だろうけど、この環境には《黒瘴》が居るから大丈夫。軽量生物は《血塗られた悪姥》を筆頭に、反転鼠や《黒ずべら》なんかが使える。秘儀をいっぱい使うなら《希望の盗人》って手もある。黒は除去が最も充実した色でもある。《不快な群れ》《英雄の死》《崩老卑の囁き/》《汚れ》《食い込む疫病》と、選択肢には事欠かない。クリーチャー除去だけでもこんなにあるのに、《困窮》や《頭蓋の摘出》みたいな妨害手段も豊富。あとは5/5レジェンドが速やかにゲームを終わらせてくれる。
赤単アグロは興味深いデッキだけど、ボクはまだ試してない。このデッキも、妨害手段を駆使して速やかに殴りきるタイプだろう。土地を壊して足止めしつつ、赤いカードで最速で20点を削るタイプが多く見受けられる。他にはBig Red的なデッキも組めなくはないね。1・2マナ域のクリーチャーの充実っぷりでは、赤が環境No.1だ。1マナには《凍らし》《ゴブリンの群勢》《悪忌の雪崩使い》、2マナに《悪忌の略奪者》《かまどの神》と居るんだから。後押しとして《源獣》を使うもよし、赤いレジェンドを使うもよし、伝統的なビート&バーンスタイルにするのもアリだね。
以上に挙げたのが、ボクから見た有力デッキだ。こうして見ると、「それらのデッキを全部メタったコントロールが最強じゃん」ってなりそうだけど、その手のコントロールデッキは環境のメタ内デッキが出揃った後じゃないと組めないからね。環境を見極めるためにも、プレイテストあるのみ、だね。
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