ネズミデッキについて書いてみよう その?
2005年6月17日 スタンダード謀叛までの現行スタンダードで、もう1回大会に出るとしたら、僕はネズミデッキをこう組むってなことを書いてみる。ってか、むしろ東北予選の反省文かな。
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クリーチャー:23
4《貪欲なるネズミ/Ravenous Rats》
4《鼠の殺し屋/Nezumi Cutthroat》
4《骨奪い/Skullsnatcher》
4《騒がしいネズミ/Chittering Rats》
3《ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman》
4《ネクラタル/Nekrataal》
スペル:14
4《融合する武具/Grafted Wargear》
3《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
3《迫害/Persecute》
4《霊気の薬瓶/AEther Vial》
土地:23
3《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus》
4《氷の橋、天戸/Tendo Ice Bridge》
2《真鍮の都/City of Brass》
14《沼/Swamp》
サイドボード:15
4《頭蓋の摘出/Cranial Extraction》
2《強要/Coercion》
3《骨齧り/Marrow-Gnawer》
2《墓穴までの契約/Grave Pact》
3《残響する衰微/Echoing Decay》
1《ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman》
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○《墨目》不在
気付けなかったことに激しく後悔してるんだけど、僕のデッキに《墨目》は明らかにオーバーキルだった。5マナまであんまし伸びないしね。《墨目》出して勝ったデュエルのかなり多くは、《墨目》が無くても勝ってた。デッキの殴り値を上げる為に《融合する武具》を入れたんだから、この時点で《墨目》の不要に気付くべきだった。
○メイン《迫害》
対トロンの最速4ターン目の《歯と爪》に対策は、メインに入れておくべき。そう考えて《頭蓋の摘出》をメインに入れようとしたんだけど、トロン以外にあまりに効かなかった。なので、いちおうトロン対策にもなり、赤系デッキの《弧炎撒き》をケアしつつ、緑コン相手にも無駄にならない《迫害》を採用。
○《ちらつき蛾の生息地》3枚
デ・ローサのデッキを見て敗北感に打ちひしがれたポイントがここ。そう、僕のデッキのマナベースでは、《ちらつき蛾》4枚は多すぎた。予選でも、3ターン目に黒黒が出なくて《騒がしいネズミ》を出せないとか、4ターン目にトップした土地が《ちらつき蛾》で《墓穴までの契約》が腐ったとか、色事故が頻発した。ここら辺の精度までデッキを絞り込めてないのは、ひとえに練習不足。
○サイドの《強要》
普通、黒単なら《困窮》使うところだけど、《天戸》消費してまでってのはなんか違うと思って、《強要》にした。結局のところ、トロンが《歯と爪》打つのは4ターン目以降なんで、3マナの《強要》でも許容範囲(強要範囲?)。しかも《強要》なら土地も落とせるので、相手が《森の仙術》した《ウルザの塔》とかを落としてやれば、相手のスピードを著しく落とすことができる。
いちおう、上のバージョンでのサイドボーディングを書いておく。
v.s.トロン
IN:《頭蓋の摘出》×4、《墓穴までの契約》×2、《強要》×2
OUT:《ネクラタル》×4、《梅澤の十手》×3、《迫害》×1
v.s.緑コン
IN:《骨齧り》×3、《残響する衰微》×3、《ヴィリジアンのシャーマン》×1
OUT:《融合する武具》×4、《ネクラタル》×2、《迫害》×1
(後手なら《迫害》3枚抜いて《墓穴までの契約》IN)
v.s.青単
IN:《ヴィリジアンのシャーマン》×1、《強要》×2
OUT:《梅澤の十手》×1、《ネクラタル》×2
v.s.Big Red
IN:《ヴィリジアンのシャーマン》×1、《強要》×2
OUT:《融合する武具》×2、《ネクラタル》×1
v.s.赤スライ
IN:《ヴィリジアンのシャーマン》×1、《残響する衰微》×3
《墓穴までの契約》×2
OUT:《鼠の殺し屋》×2、《迫害》×3、《融合する武具》×1
おまけ。
[神河救済のデッキをいくつか・・3.5]
【SBD編】
随所で言われてる「ネズミデッキに《頭蓋骨の収集家/Skull Collector》入れて、《騒がしいネズミ》でロックですよ」の僕なりの構築をば。ステューピッド・グリーンならぬステューピッド・ブラック、略してSBD。
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クリーチャー:24
4《貪欲なるネズミ/Ravenous Rats》
4《残虐の手/Hand of Cruelty》
4《骨奪い/Skullsnatcher》
4《騒がしいネズミ/Chittering Rats》
4《頭蓋骨の収集家/Skull Collector》
4《ネクラタル/Nekrataal》
スペル:12
4《万力鎖/Manriki-Gusari》
4《真髄の針/Pithing Needle》
4《霊気の薬瓶/AEther Vial》
マナソース:24
4《金属モックス/Chrome Mox》
4《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus》
1《烏羅未の墳墓/Tomb of Urami》
15《沼/Swamp》
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救済環境の所感としては、《荒廃の思考》をフィーチャーした赤スライがアタマ1つ飛び抜けてるように感じた。なので、このデッキは、赤スライをメタって組んである。特に、タフネスの上がる《万力鎖》は、戦線構築する上で非常に大きなアドバンテージとなってくれる。
救済から《万力鎖》《真髄の針》を手に入れたことで、もはやアーティファクト破壊のために色を足す必要は無くなった。だったら黒単で事足りるだろうということで、黒単。構成要素的にも色拘束が強くなったしねぇ。
そんなこんなで、3日間語ってきたネズミデッキもこれでおしまい。プレイしててすごい楽しいデッキなんで、機会があったら試してみるよろし。
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クリーチャー:23
4《貪欲なるネズミ/Ravenous Rats》
4《鼠の殺し屋/Nezumi Cutthroat》
4《骨奪い/Skullsnatcher》
4《騒がしいネズミ/Chittering Rats》
3《ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman》
4《ネクラタル/Nekrataal》
スペル:14
4《融合する武具/Grafted Wargear》
3《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
3《迫害/Persecute》
4《霊気の薬瓶/AEther Vial》
土地:23
3《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus》
4《氷の橋、天戸/Tendo Ice Bridge》
2《真鍮の都/City of Brass》
14《沼/Swamp》
サイドボード:15
4《頭蓋の摘出/Cranial Extraction》
2《強要/Coercion》
3《骨齧り/Marrow-Gnawer》
2《墓穴までの契約/Grave Pact》
3《残響する衰微/Echoing Decay》
1《ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman》
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○《墨目》不在
気付けなかったことに激しく後悔してるんだけど、僕のデッキに《墨目》は明らかにオーバーキルだった。5マナまであんまし伸びないしね。《墨目》出して勝ったデュエルのかなり多くは、《墨目》が無くても勝ってた。デッキの殴り値を上げる為に《融合する武具》を入れたんだから、この時点で《墨目》の不要に気付くべきだった。
○メイン《迫害》
対トロンの最速4ターン目の《歯と爪》に対策は、メインに入れておくべき。そう考えて《頭蓋の摘出》をメインに入れようとしたんだけど、トロン以外にあまりに効かなかった。なので、いちおうトロン対策にもなり、赤系デッキの《弧炎撒き》をケアしつつ、緑コン相手にも無駄にならない《迫害》を採用。
○《ちらつき蛾の生息地》3枚
デ・ローサのデッキを見て敗北感に打ちひしがれたポイントがここ。そう、僕のデッキのマナベースでは、《ちらつき蛾》4枚は多すぎた。予選でも、3ターン目に黒黒が出なくて《騒がしいネズミ》を出せないとか、4ターン目にトップした土地が《ちらつき蛾》で《墓穴までの契約》が腐ったとか、色事故が頻発した。ここら辺の精度までデッキを絞り込めてないのは、ひとえに練習不足。
○サイドの《強要》
普通、黒単なら《困窮》使うところだけど、《天戸》消費してまでってのはなんか違うと思って、《強要》にした。結局のところ、トロンが《歯と爪》打つのは4ターン目以降なんで、3マナの《強要》でも許容範囲(強要範囲?)。しかも《強要》なら土地も落とせるので、相手が《森の仙術》した《ウルザの塔》とかを落としてやれば、相手のスピードを著しく落とすことができる。
いちおう、上のバージョンでのサイドボーディングを書いておく。
v.s.トロン
IN:《頭蓋の摘出》×4、《墓穴までの契約》×2、《強要》×2
OUT:《ネクラタル》×4、《梅澤の十手》×3、《迫害》×1
v.s.緑コン
IN:《骨齧り》×3、《残響する衰微》×3、《ヴィリジアンのシャーマン》×1
OUT:《融合する武具》×4、《ネクラタル》×2、《迫害》×1
(後手なら《迫害》3枚抜いて《墓穴までの契約》IN)
v.s.青単
IN:《ヴィリジアンのシャーマン》×1、《強要》×2
OUT:《梅澤の十手》×1、《ネクラタル》×2
v.s.Big Red
IN:《ヴィリジアンのシャーマン》×1、《強要》×2
OUT:《融合する武具》×2、《ネクラタル》×1
v.s.赤スライ
IN:《ヴィリジアンのシャーマン》×1、《残響する衰微》×3
《墓穴までの契約》×2
OUT:《鼠の殺し屋》×2、《迫害》×3、《融合する武具》×1
おまけ。
[神河救済のデッキをいくつか・・3.5]
【SBD編】
随所で言われてる「ネズミデッキに《頭蓋骨の収集家/Skull Collector》入れて、《騒がしいネズミ》でロックですよ」の僕なりの構築をば。ステューピッド・グリーンならぬステューピッド・ブラック、略してSBD。
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クリーチャー:24
4《貪欲なるネズミ/Ravenous Rats》
4《残虐の手/Hand of Cruelty》
4《骨奪い/Skullsnatcher》
4《騒がしいネズミ/Chittering Rats》
4《頭蓋骨の収集家/Skull Collector》
4《ネクラタル/Nekrataal》
スペル:12
4《万力鎖/Manriki-Gusari》
4《真髄の針/Pithing Needle》
4《霊気の薬瓶/AEther Vial》
マナソース:24
4《金属モックス/Chrome Mox》
4《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus》
1《烏羅未の墳墓/Tomb of Urami》
15《沼/Swamp》
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
救済環境の所感としては、《荒廃の思考》をフィーチャーした赤スライがアタマ1つ飛び抜けてるように感じた。なので、このデッキは、赤スライをメタって組んである。特に、タフネスの上がる《万力鎖》は、戦線構築する上で非常に大きなアドバンテージとなってくれる。
救済から《万力鎖》《真髄の針》を手に入れたことで、もはやアーティファクト破壊のために色を足す必要は無くなった。だったら黒単で事足りるだろうということで、黒単。構成要素的にも色拘束が強くなったしねぇ。
そんなこんなで、3日間語ってきたネズミデッキもこれでおしまい。プレイしててすごい楽しいデッキなんで、機会があったら試してみるよろし。
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