カバ雄さん的“けちコン”思索?
2005年7月7日 ブロック構築☆メインボードの調整
以下に僕がGPT@仙台で使ったレシピのメインボードを示します。青字の部分がオリジナルからいじった箇所です。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
コピーデッキ
────────────────────
カバ雄 / KBC - SoK / GPT仙台 1st Place
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
クリーチャー16
1《花の神/Hana Kami》
4《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》
4《鼠の墓荒らし/Nezumi Graverobber》
4《初めて苦しんだもの、影麻呂/Kagemaro,First to Suffer》
2《夜の星、黒瘴/Kokusho, the Evening Star》
1《曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror》
スペル20
1《魂無き蘇生/Soulless Revival》
1《死の否定/Death Denied》
1《忌まわしい笑い/Hideous Laughter》
4《不快な群れ/Sickening Shoal》
1《頭蓋の摘出/Cranial Extraction》
1《摩滅/Wear Away》
4《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
4《木霊の手の内/Kodama’s Reach》
4《けちな贈り物/Gifts Ungiven》
土地23
4《氷の橋、天戸/Tend,Ice Bridge》
1《先祖の院、翁神社/Okina, Temple to the Grandfathers》
1《死の溜まる地、死蔵/Shizo, Death’s Storehouse》
9《森/Forest》
7《沼/Swamp》
1《島/Island》
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
メインはほとんどそのまんまですね。変わっている部分と言えば、《頭蓋の摘出》2枚と《沼》1枚が《不快な群れ》になっていることくらいです。
《不快な群れ》を4枚、この動機としてはこんな感じでした。実は、福島でGPTがあったその日の内に、優勝者に準々決勝で当たっていたO橋から「《不快な群れ》と《忌まわしい笑い》は、たぶんメインに1枚ずつ」という情報を得てました。ところが、「《不快な群れ》なんて、けちコン相手にも白ウィニー相手にも4枚使うんだから、ぜってーメイン4入ってるはずだって」という理由により、間違ったコピーデッキを作っちゃったんですね(僕の目コピーの精度なんてその程度です)。で、saitomuさんのサイトに(神の如き速度で)正しい優勝レシピが掲載されたので、同キャラ対決をやってみました。するとやっぱり相手の《鼠の墓荒らし》や《影麻呂》を除去するために《不快な群れ》が4枚必要って結論に達しました。
また、この環境で引き分けを極端に恐れていた僕は、「《頭蓋の摘出》なんてメイン1枚で充分。こんなんサイドインしたらゲーム終わんなくなるので、サイドには取らない」という方針を打ち立ててました。ですので、これらを総合して上記のようなレシピになりました。
ところで土地23枚に削っていますが、これは大丈夫か否が心配なところかと思います。ここら辺は、カバ雄さんの調整手法たる“KKD(勘・経験・度胸)”によって大丈夫だと判断しました。理由は二つあります。メインが緑黒タッチ青の3色に絞られているので、4色時代と比べると必要色マナ数が充分供給できているというのが一つです。もう一つの理由は、メインボードで3ターン目に《木霊の手の内》を見送ってまで優先して唱えるべきスペルが無いということから、4枚目の土地を自力でツモらなきゃいけない場面に遭遇しにくいと考えたからです。ですので土地は23枚、特に不足は感じなかったような気がします。
以上のような(ちょっとオカルトの入った)理論により組んだメインボードは、目コピーの段階から土地の色マナバランスを除いては一切いじってません。まぁ、元のデッキのメインボードの完成度が高すぎるので、あんまりいじりようが無いってのが本音ですね。
☆初手のマリガン基準について
ちょっと余談をはさみましょう。
2003年の世界選手権決勝、ウェイクの同キャラ対決で、石田格さんが面白い解説をされていました。要約するに「《綿密な分析》を1枚引いたら1点、《強制》を出せたら1点、こういう点差で勝負がつく」という内容です(ソースは↓下記)。
この思考法を“けちコン”同キャラに当てはめるとどうでしょう? 《独楽》を引いている、マナブーストが出来た、《けちな贈り物》でエンジンが完成した、ここら辺が点差のつくポイントになりそうです。ならばこそ、これらを含まない手札はマリガンすべきだと言えます。例えば、初手が《影麻呂》《黒瘴》《不快な群れ》と土地4枚、“けちコン”相手にキープしたいですか? 僕ならマリガンしたいです。
自分なりのマリガン基準を作っておくのも、思考時間の短縮になるので、非常に有効だと思います。
以下に僕がGPT@仙台で使ったレシピのメインボードを示します。青字の部分がオリジナルからいじった箇所です。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
コピーデッキ
────────────────────
カバ雄 / KBC - SoK / GPT仙台 1st Place
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
クリーチャー16
1《花の神/Hana Kami》
4《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》
4《鼠の墓荒らし/Nezumi Graverobber》
4《初めて苦しんだもの、影麻呂/Kagemaro,First to Suffer》
2《夜の星、黒瘴/Kokusho, the Evening Star》
1《曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror》
スペル20
1《魂無き蘇生/Soulless Revival》
1《死の否定/Death Denied》
1《忌まわしい笑い/Hideous Laughter》
4《不快な群れ/Sickening Shoal》
1《頭蓋の摘出/Cranial Extraction》
1《摩滅/Wear Away》
4《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
4《木霊の手の内/Kodama’s Reach》
4《けちな贈り物/Gifts Ungiven》
土地23
4《氷の橋、天戸/Tend,Ice Bridge》
1《先祖の院、翁神社/Okina, Temple to the Grandfathers》
1《死の溜まる地、死蔵/Shizo, Death’s Storehouse》
9《森/Forest》
7《沼/Swamp》
1《島/Island》
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
メインはほとんどそのまんまですね。変わっている部分と言えば、《頭蓋の摘出》2枚と《沼》1枚が《不快な群れ》になっていることくらいです。
《不快な群れ》を4枚、この動機としてはこんな感じでした。実は、福島でGPTがあったその日の内に、優勝者に準々決勝で当たっていたO橋から「《不快な群れ》と《忌まわしい笑い》は、たぶんメインに1枚ずつ」という情報を得てました。ところが、「《不快な群れ》なんて、けちコン相手にも白ウィニー相手にも4枚使うんだから、ぜってーメイン4入ってるはずだって」という理由により、間違ったコピーデッキを作っちゃったんですね(僕の目コピーの精度なんてその程度です)。で、saitomuさんのサイトに(神の如き速度で)正しい優勝レシピが掲載されたので、同キャラ対決をやってみました。するとやっぱり相手の《鼠の墓荒らし》や《影麻呂》を除去するために《不快な群れ》が4枚必要って結論に達しました。
また、この環境で引き分けを極端に恐れていた僕は、「《頭蓋の摘出》なんてメイン1枚で充分。こんなんサイドインしたらゲーム終わんなくなるので、サイドには取らない」という方針を打ち立ててました。ですので、これらを総合して上記のようなレシピになりました。
ところで土地23枚に削っていますが、これは大丈夫か否が心配なところかと思います。ここら辺は、カバ雄さんの調整手法たる“KKD(勘・経験・度胸)”によって大丈夫だと判断しました。理由は二つあります。メインが緑黒タッチ青の3色に絞られているので、4色時代と比べると必要色マナ数が充分供給できているというのが一つです。もう一つの理由は、メインボードで3ターン目に《木霊の手の内》を見送ってまで優先して唱えるべきスペルが無いということから、4枚目の土地を自力でツモらなきゃいけない場面に遭遇しにくいと考えたからです。ですので土地は23枚、特に不足は感じなかったような気がします。
以上のような(ちょっとオカルトの入った)理論により組んだメインボードは、目コピーの段階から土地の色マナバランスを除いては一切いじってません。まぁ、元のデッキのメインボードの完成度が高すぎるので、あんまりいじりようが無いってのが本音ですね。
☆初手のマリガン基準について
ちょっと余談をはさみましょう。
2003年の世界選手権決勝、ウェイクの同キャラ対決で、石田格さんが面白い解説をされていました。要約するに「《綿密な分析》を1枚引いたら1点、《強制》を出せたら1点、こういう点差で勝負がつく」という内容です(ソースは↓下記)。
http://www.wizards.com/default.asp?x=sideboard/worlds03/finalsja裏を返せば、点差のつくカードを含まない手札は、マリガンの対象となると考えられます。
この思考法を“けちコン”同キャラに当てはめるとどうでしょう? 《独楽》を引いている、マナブーストが出来た、《けちな贈り物》でエンジンが完成した、ここら辺が点差のつくポイントになりそうです。ならばこそ、これらを含まない手札はマリガンすべきだと言えます。例えば、初手が《影麻呂》《黒瘴》《不快な群れ》と土地4枚、“けちコン”相手にキープしたいですか? 僕ならマリガンしたいです。
自分なりのマリガン基準を作っておくのも、思考時間の短縮になるので、非常に有効だと思います。
コメント