神河救済のデッキをいくつか・・? その1
2005年7月14日 スタンダード
【親和編】チンネンさん型
「なんで今さら?」
「もうすぐ9版でるよ?」
「スタンなんて需要無いじゃん?」
いや、そりゃそうなんだけどね。でも、ずっと「書きたい」と思ってたことを先送りしてきたんで、そろそろ書くかな、と。これ書かな前に進めないだからしゃーない。
さて、親和といえば、チンネンさんのやつ↓が有名だよね。
僕もかなり好きなデッキだったんで、救済入る前から色々いじってたんだけど、緑コン相手にどうも勝率が今ひとつだった。どれくらいかって言うと2:8くらい。と言うのも、緑コン相手に《カエル》《処罰者》と並べても、《創造の標》の前に地上がビタ止まっちゃって、ぜんぜん攻撃が通らなかったから。他のデッキにはまぁまぁ勝てるんだけどねぇ。というわけで、サイドボード要員として入ってた《クムラックス》をメインに移して、最後の一押しとして火力《爆片波》を投入してみた。
で、プレイテストを続けるにつれ、どうもブンブンしなくなったのが不満になってきた。《チス=ゴリアの歯》やら《金属ガエル》やら、2〜3ターン目を加速するには悪くないんだけど、中盤以降引いてしまうと何がしたいか解からない。序盤を加速するために色々入れてる0マナアーティファクトも、カード単体のパワーとしては決して高く無いし、もはやブンブンは諦めようと思ったわけだ。
で、一番最初にやったことが、《金属ガエル》不採用。僕たちは、この2/2生物に対して、かつての栄光を求め過ぎていたんじゃないかと。そろそろ《金属ガエル》には引退して頂こう。
そんかし、僕が求めたのは安定性。《ヴィダルケンの枷》や《梅澤の十手》に怯えなくてすむような、そんな安心感。それを満たしてくれる精神安定剤的なカードが、救済の目玉の一つ《真髄の針》だったりする。コレを採用したことによって、多少の長期戦にも視野に入れたつもり。3〜4ターン目を爆発的に親和するターンにし、5ターン目辺りまでにダメージを稼ぐ。これだとトロンの《歯と爪》が間に合っちゃうから、1ターンを詰める為に《爆片波》、と。
そんなこんなで出来上がったレシピがコレ↓。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
クリーチャー:17
4《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》
4《電結の働き手/Arcbound Worker》
2《鋼の壁/Steel Wall》
4《厳粛な空護り/Somber Hoverguard》
3《クムラックス/Qumulox》
スペル:27
3《溶接の壺/Welding Jar》
3《爆片破/Shrapnel Blast》
4《真髄の針/Pithing Needle》
3《頭蓋囲い/Cranial Plating》
4《彩色の宝球/Chromatic Sphere》
4《物読み/Thoughtcast》
4《極楽のマントル/Paradise Mantle》
2《金属モックス/Chrome Mox》
土地:16
4《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus》
4《氷の橋、天戸/Tendo Ice Bridge》
4《空僻地/Glimmervoid》
3《真鍮の都/City of Brass》
1《雲の宮殿、朧宮/Oboro, Palace in the Clouds》
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・・・? 《鋼の壁》!?
ビートダウンである親和に壁だよ、オイ。ここら辺についてはちょっと釈明させて頂こう。調整の過程で、《極楽マントル》で2〜3ターン目を加速できた時とできなかった時で、かなり勝率に差があることに気が付いた。で、確実に1ターン目にクリーチャーを出すために、0〜1マナのクリーチャーを10体は入れたいと思った。その候補を調べてみると・・・。
《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》
《電結の働き手/Arcbound Worker》
《マイアの苦役者/Myr Servitor》
《鋼の壁/Steel Wall》
《マイアの精神使い/Myr Mindservant》
と、こんなラインナップしか出て来なかった。この中じゃ、《マイアの苦役者》が比較的マトモなんだけど、カードの性質上4枚入れなきゃアレだし、4枚入れたら入れたで、デッキパワーが落ちるし。と、迷ったときに目にしたのがアルヴィン・ラウの記事↓。
チンネンさん型の親和(っつっても、もはや原形とどめて無いけど)の調整成果は、以上。9版出て《シヴの浅瀬》使えるようになったら、マナベースが安定して素敵かも。
「なんで今さら?」
「もうすぐ9版でるよ?」
「スタンなんて需要無いじゃん?」
いや、そりゃそうなんだけどね。でも、ずっと「書きたい」と思ってたことを先送りしてきたんで、そろそろ書くかな、と。これ書かな前に進めないだからしゃーない。
さて、親和といえば、チンネンさんのやつ↓が有名だよね。
クリーチャー:20
4《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》
4《電結の働き手/Arcbound Worker》
4《金属ガエル/Frogmite》
4《厳粛な空護り/Somber Hoverguard》
4《マイアの処罰者/Myr Enforcer》
スペル:27
4《溶接の壺/Welding Jar》
4《チス=ゴリアの歯/Tooth of Chiss-Goria》
4《頭蓋囲い/Cranial Plating》
4《血清の幻視/Serum Visions》
4《物読み/Thoughtcast》
3《極楽のマントル/Paradise Mantle》
4《金属モックス/Chrome Mox》
土地:13
4《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus》
9《島/Island》
僕もかなり好きなデッキだったんで、救済入る前から色々いじってたんだけど、緑コン相手にどうも勝率が今ひとつだった。どれくらいかって言うと2:8くらい。と言うのも、緑コン相手に《カエル》《処罰者》と並べても、《創造の標》の前に地上がビタ止まっちゃって、ぜんぜん攻撃が通らなかったから。他のデッキにはまぁまぁ勝てるんだけどねぇ。というわけで、サイドボード要員として入ってた《クムラックス》をメインに移して、最後の一押しとして火力《爆片波》を投入してみた。
で、プレイテストを続けるにつれ、どうもブンブンしなくなったのが不満になってきた。《チス=ゴリアの歯》やら《金属ガエル》やら、2〜3ターン目を加速するには悪くないんだけど、中盤以降引いてしまうと何がしたいか解からない。序盤を加速するために色々入れてる0マナアーティファクトも、カード単体のパワーとしては決して高く無いし、もはやブンブンは諦めようと思ったわけだ。
で、一番最初にやったことが、《金属ガエル》不採用。僕たちは、この2/2生物に対して、かつての栄光を求め過ぎていたんじゃないかと。そろそろ《金属ガエル》には引退して頂こう。
そんかし、僕が求めたのは安定性。《ヴィダルケンの枷》や《梅澤の十手》に怯えなくてすむような、そんな安心感。それを満たしてくれる精神安定剤的なカードが、救済の目玉の一つ《真髄の針》だったりする。コレを採用したことによって、多少の長期戦にも視野に入れたつもり。3〜4ターン目を爆発的に親和するターンにし、5ターン目辺りまでにダメージを稼ぐ。これだとトロンの《歯と爪》が間に合っちゃうから、1ターンを詰める為に《爆片波》、と。
そんなこんなで出来上がったレシピがコレ↓。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
クリーチャー:17
4《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》
4《電結の働き手/Arcbound Worker》
2《鋼の壁/Steel Wall》
4《厳粛な空護り/Somber Hoverguard》
3《クムラックス/Qumulox》
スペル:27
3《溶接の壺/Welding Jar》
3《爆片破/Shrapnel Blast》
4《真髄の針/Pithing Needle》
3《頭蓋囲い/Cranial Plating》
4《彩色の宝球/Chromatic Sphere》
4《物読み/Thoughtcast》
4《極楽のマントル/Paradise Mantle》
2《金属モックス/Chrome Mox》
土地:16
4《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus》
4《氷の橋、天戸/Tendo Ice Bridge》
4《空僻地/Glimmervoid》
3《真鍮の都/City of Brass》
1《雲の宮殿、朧宮/Oboro, Palace in the Clouds》
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・・・? 《鋼の壁》!?
ビートダウンである親和に壁だよ、オイ。ここら辺についてはちょっと釈明させて頂こう。調整の過程で、《極楽マントル》で2〜3ターン目を加速できた時とできなかった時で、かなり勝率に差があることに気が付いた。で、確実に1ターン目にクリーチャーを出すために、0〜1マナのクリーチャーを10体は入れたいと思った。その候補を調べてみると・・・。
《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》
《電結の働き手/Arcbound Worker》
《マイアの苦役者/Myr Servitor》
《鋼の壁/Steel Wall》
《マイアの精神使い/Myr Mindservant》
と、こんなラインナップしか出て来なかった。この中じゃ、《マイアの苦役者》が比較的マトモなんだけど、カードの性質上4枚入れなきゃアレだし、4枚入れたら入れたで、デッキパワーが落ちるし。と、迷ったときに目にしたのがアルヴィン・ラウの記事↓。
http://magic.tcgplayer.com/db/article.asp?id=5420まぁ、彼が《鋼の壁》を採用した理由は別のところにあるみたいだけど、序盤に地上ガッチリして飛行生物で殴り倒すってなリミテッド的な思想に合致するカードではある。なので、2枚ほど挿してみた。《トロールの苦行者》とか止まるんで、見た目よりはやりおる。
チンネンさん型の親和(っつっても、もはや原形とどめて無いけど)の調整成果は、以上。9版出て《シヴの浅瀬》使えるようになったら、マナベースが安定して素敵かも。
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