レガシーでの“生存”術 その3
緑赤サバイバル・アドバンテージ

環境に存在する3種類のサバイバルデッキのうち、ATSと緑赤は《ロフェロス》の恩恵に与っている。《スクィー》や《起源》、《憤怒》を使っているのも同んなじ。でもここから先、その他の構成要素はまったく違う。緑赤タイプだと、“何回も”ってことに凄くこだわってている。ATSがたった1体の《火炎舌のカブー》で我慢しているところを、緑赤はフルに4体いれちゃって、しかもそれを4回使ってしまう。こう組むことでデッキに一貫性ができるし、強靭になる。このデッキの名前の由来は、ドローエンジンとして《火と氷の剣》を採用していたところ(ちなみに、禁止前はこのスロットは《頭蓋締め》だったね)。純粋なアドバンテージとしても重宝だけど、ゴブリンやその他の赤いデッキ対策も兼ねてた。しかも、《起源》を使った《貪欲なるベイロス》の循環エンジンも積んでたんだから、デッキ自体がビートダウンデッキには悪夢。たまに、この辺のパーツで殴り切っちゃうこともあったりね。あと、《シヴのワーム》は《火炎舌のカヴー》みたいな187カードを回収するために入ってる。この7/7トランプルってサイズ自体はオマケみたいなものだね。緑赤サバイバル・アドバンテージがレガシーのデッキのトップ10に入るのは間違いないけど、ATSとの境界があいまいだから、その亜種なんかも出て来るんじゃないかな。

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緑赤サバイバル・アドバンテージ ソース提供:Quicksilver
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クリーチャー:35
 4《極楽鳥/Birds of Paradise》
 4《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》
 1《ラノワールの使者ロフェロス/Rofellos, Llanowar Emissary》
 1《ヴィリジアンの盲信者/Viridian Zealot》
 4《トロールの苦行者/Troll Ascetic》
 3《ヤヴィマヤの古老/Yavimaya Elder》
 3《永遠の証人/Eternal Witness》
 2《ゴブリンの名手/Goblin Sharpshooter》
 4《火炎舌のカヴー/Flametongue Kavu》
 4《貪欲なるベイロス/Ravenous Baloth》
 1《シヴのワーム/Shivan Wurm》
 1《錯乱した隠遁者/Deranged Hermit》
 1《ゴブリンの太守スクイー/Squee, Goblin Nabob》
 1《起源/Genesis》
 1《憤怒/Anger》

スペル:4
 4《適者生存/Survival of the Fittest》

土地:21
 4《(タイガ)/Taiga》
 4《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
 12《森/Forest》
 1《山/Mountain》
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