グルール一族なデッキ 第1回 --その4
2006年1月29日 スタンダード コメント (3)
まずは訂正から。
03年の日本選手権で使用可能だったエキスパンションはレギオンまででした。いや、ONSブロックの3番目がジャッジメントだと、素で勘違いしてました。
さて、で。件のステロイドについて、たーは大先生からメールをもらいました。
特殊地形渡り・・・。《世慣れたドライアド/Dryad Sophisticate》のことですな。確かに今の環境なら、まずアンブロッカブルとなります。
そして+3エンチャントとは、おそらく《腐れ蔦の外套/Moldervine Cloak》のことでしょう。にゃるほど、たしかに03年時点のステロイドでも、「2ターン目に《雑種犬》出して3ターン目に《象の導き》付けたら、それだけで勝てちゃった」ということがよくありました。
ふーむ、確かに《ドライアド》から《腐れ蔦》につないだら、4回殴るだけで人を殺せそうですねぇ。じゃあ、そうゆう方向でもデッキを考えてみましょうか。
・《やっかい者》or No
さて、先日のバージョンでは《やっかい者》を中心にして組んでみたのですが、《腐れ蔦》バージョンでは果たしてコイツに存在意義はあるのでしょうか? 同じ2マナ域に《ドライアド》を入れるんですから、真っ先に抜けそうなカードではあります。でも、僕は『必要だ』と考えました。+3/+3付くのであれば、トランプルを持ってるのが超強いですし、《ドライアド》が安定して通るなら、2ターン目に限らず狂喜チャンスが訪れます。
・その他変更点
ちょっとロジックでものを考えてみましょう。《腐れ蔦》バージョンでは、多少のスロット入れ替えが必要です。
☆1マナ域生物の価値の低下
前に述べたとおり、《やっかい者》を2ターン目に出す必要がないんですからねぇ
☆2マナ域生物の価値の向上
2ターン目に、打撃力を確実に出したいわけですから、そりゃそうです。
☆3マナ域生物の価値の低下
3ターン目は《腐れ蔦》を付けるターンだとするなら、生物を展開する必要性は薄れます。
☆火力の価値向上
+3/+3されることで、相手がダブルブロックしてくる機会も増えます。また、《ドライアド》が実質アタック専用なのを考えると、タイトなダメージレースを1ターン詰める必要も出てきます。よって、火力は増量すべきでしょう。
というわけでレシピはこうなりました。
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腐れ蔦ステロイド
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クリーチャー22
4《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》
4《密林の猿人/Kird Ape》
4《世慣れたドライアド/Dryad Sophisticate》
4《瘡蓋族のやっかい者/Scab-Clan Mauler》
2《ブリキ通りの悪党/Tin Street Hooligan》
4《喧騒の貧霊/Rumbling Slum》
スペル15
4《火山の鎚/Volcanic Hammer》
4《黒焦げ/Char》
4《腐れ蔦の外套/Moldervine Cloak》
3《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
土地23
4《怒りの穴蔵、スカルグ/Skarrg, the Rage Pits》
4《カープルーザンの森/Karplusan Forest》
4《踏み鳴らされる地/Stomping Ground》
3《山/Mountain》
8《森/Forest》
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03年の日本選手権で使用可能だったエキスパンションはレギオンまででした。いや、ONSブロックの3番目がジャッジメントだと、素で勘違いしてました。
さて、で。件のステロイドについて、たーは大先生からメールをもらいました。
特殊地形渡りは?あと巨大化よりは+3エンチャントじゃないすか?コメントやらトラックバックにすればいーのに、Blogの意味なーいじゃん・・・・。という所感はさておき、さすがたーは大先生、たった31文字のメールで2時間半にも及ぶ思考命題を与えて下さいました。
特殊地形渡り・・・。《世慣れたドライアド/Dryad Sophisticate》のことですな。確かに今の環境なら、まずアンブロッカブルとなります。
そして+3エンチャントとは、おそらく《腐れ蔦の外套/Moldervine Cloak》のことでしょう。にゃるほど、たしかに03年時点のステロイドでも、「2ターン目に《雑種犬》出して3ターン目に《象の導き》付けたら、それだけで勝てちゃった」ということがよくありました。
ふーむ、確かに《ドライアド》から《腐れ蔦》につないだら、4回殴るだけで人を殺せそうですねぇ。じゃあ、そうゆう方向でもデッキを考えてみましょうか。
・《やっかい者》or No
さて、先日のバージョンでは《やっかい者》を中心にして組んでみたのですが、《腐れ蔦》バージョンでは果たしてコイツに存在意義はあるのでしょうか? 同じ2マナ域に《ドライアド》を入れるんですから、真っ先に抜けそうなカードではあります。でも、僕は『必要だ』と考えました。+3/+3付くのであれば、トランプルを持ってるのが超強いですし、《ドライアド》が安定して通るなら、2ターン目に限らず狂喜チャンスが訪れます。
・その他変更点
ちょっとロジックでものを考えてみましょう。《腐れ蔦》バージョンでは、多少のスロット入れ替えが必要です。
☆1マナ域生物の価値の低下
前に述べたとおり、《やっかい者》を2ターン目に出す必要がないんですからねぇ
☆2マナ域生物の価値の向上
2ターン目に、打撃力を確実に出したいわけですから、そりゃそうです。
☆3マナ域生物の価値の低下
3ターン目は《腐れ蔦》を付けるターンだとするなら、生物を展開する必要性は薄れます。
☆火力の価値向上
+3/+3されることで、相手がダブルブロックしてくる機会も増えます。また、《ドライアド》が実質アタック専用なのを考えると、タイトなダメージレースを1ターン詰める必要も出てきます。よって、火力は増量すべきでしょう。
というわけでレシピはこうなりました。
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腐れ蔦ステロイド
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クリーチャー22
4《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》
4《密林の猿人/Kird Ape》
4《世慣れたドライアド/Dryad Sophisticate》
4《瘡蓋族のやっかい者/Scab-Clan Mauler》
2《ブリキ通りの悪党/Tin Street Hooligan》
4《喧騒の貧霊/Rumbling Slum》
スペル15
4《火山の鎚/Volcanic Hammer》
4《黒焦げ/Char》
4《腐れ蔦の外套/Moldervine Cloak》
3《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
土地23
4《怒りの穴蔵、スカルグ/Skarrg, the Rage Pits》
4《カープルーザンの森/Karplusan Forest》
4《踏み鳴らされる地/Stomping Ground》
3《山/Mountain》
8《森/Forest》
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コメント
同系なら巨大化より腐れ蔦の外套のが強いんじゃないかってのが言いたかっただけです。
4枚も入れてないで早く炎樹族のシャーマンとか入れたほうが良いと思いますよ。
それと、もう一言置いていきますね。ステロ同系をメタルのでしたらハンマーで問題無いと思いますが、今のメタを考えるとショックの可能性もあるかもしれません。
デッキレシピ見る限りマナがキツキツなデッキなので1マナと2マナの差、インスタントとソーサリーの差は大きいと思います。
まー、僕の妄想が暴走するのはいつものことです。
ふつーに考えりゃ、こんなん↓じゃん?
生物24
1マナ 4エルフ 4猿人
2マナ 4やっかい者 4ドライアド
3マナ 4炎樹族
4マナ 4スラム
スペル14
4十手 3腐れ蔦 4鎚 3黒焦げ
土地22
4スカルグ 4デュアラン 4ダメラン
7森 3山
>>AKKAさん
てへ。極端なのは仕様です。
僕の日記の裏テーマは「“ニーズ”より“シーズ”を提供する」なので、なるべく偏った意見をするように心掛けています。
それはそうと、海外の動向をみると《ショック》と《黒焦げ》みたいな構成が多いですね。対ステロで《ショック》の紙っぷりは激しいので、同キャラが増えるようならとか、そういう部分でしょう、きっと。