イゼット団なデッキ 第1回 --その4
2006年2月2日 スタンダード
●サンプルデッキその3
対ステロイドの戦績の悪さから、タッチで黒を加えるという思考に至るまで、さして時間はかかりませんでした。そう、今の時代サイドに《殺戮》4枚は常識なのです。しかし、せっかく黒を加えるんだから、メインにも黒除去を入れない手はありません。そう考えてしまうと、どれも一長一短で選定に困ります。候補に挙がったものを列挙してみましょう。
・《残酷な布告/Cruel Edict》
《北の樹の木霊》などを除去できる点は評価できるのですが、相手の取り巻き生物をなぎ払うカードが《紅蓮地獄》くらいしかないので、安定しません。
・《最後の喘ぎ》
ほぼ《火山の鎚》で求められることをやってくれるのですが、黒除去に求めてるのは《恐怖》的な性能であるためイマイチです。
・《闇への追放》
及第点の性能であるものの、《黒瘴》や《墨目》に対して無力です。
・《肉体の奪取》
《闇の腹心》などの黒生物を屠れるのですが、いかんせん神河のドラゴンに手が届きません。
・《不快な群れ》
これも撃てさえすればなかなかなのですが、タッチで入れるカードじゃないですよね。
・《夜の飾り紐》
効果は強力ですが、対クリーチャーデッキ以外では紙になりやすく、しかも5マナソーサリーなのであまりデッキに合っていません。
こう考えると《化膿》や《屈辱》の何と強いことか、悲しい気分になります。でまぁ、結局のところ妥当なラインである《闇への追放》を採用することになりました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
タッチ黒カウンターバーン
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クリーチャー5
3《火想者ニヴ=ミゼット/ Niv-Mizzet, the Firemind》
2《降る星、流星/Ryusei, the Falling Star》
スペル30
4《マナ漏出/Mana Leak》
2《差し戻し/Remand》
3《邪魔/Hinder》
4《山伏の炎/Yamabushi’s Flame》
2《闇への追放/Dark Banishing》
2《頭蓋の摘出/Cranial Extraction》
3《真髄の針/Pithing Needle》
3《急かし/Quicken》
4《強迫的な研究/Compulsive Research》
3《交易路/Trade Routes》
土地25
1《海の中心、御心/Mikokoro, Center of the Sea》
1《嘆きの井戸、未練/Miren, the Moaning Well》
1《水辺の学舎、水面院/Minamo, School at Water’s Edge》
1《雲の宮殿、朧宮/Oboro, Palace in the Clouds》
1《血に染まりし城砦、真火/Shinka, the Bloodsoaked Keep》
4《蒸気孔/Steam Vents》
2《湿った墓/Watery Grave》
4《地底の大河/Underground River》
2《硫黄泉/Sulfurous Springs》
2《氷の橋、天戸/Tendo Ice Bridge》
4《島/Island》
2《山/Mountain》
サイドボード15
4《殺戮/Slay》
2《怒りの狂乱/Blind with Anger》
1《降る星、流星/Ryusei, the Falling Star》
1《嘆きの井戸、未練/Miren, the Moaning Well》
1《湿った墓/Watery Grave》
1《頭蓋の摘出/Cranial Extraction》
3《万の眠り/Gigadrowse》
2《スマッシュ/Smash》
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いやはや我ながらとても歪んでて素敵です。
《流星》は、対ステロイドで唯一タップアウトで召喚することを許される生物です。その制圧力たるや凄まじく、ブロックによるダメージスタックを絡めると、相手の場がまず間違いなく壊滅します。また、《未練》とのコンボは今さら語るまでもないでしょう。
そうそう、《怒りの狂乱》も対ステロイドに突き刺さるカードです。《針》できっちり《スカルグ》を封じてやれば、2対1交換をわずか4マナで実現できます。また、これもこっそり《未練》とコンボだったりとか。ちなみにこのマッチアップでのサイドボーディングは、
IN 殺戮×4、狂乱×2、流星、未練、湿った墓
OUT 邪魔×3、山伏×1、頭蓋の摘出×2、ミゼット、御心、蒸気孔
って感じです。
《急かし》は想像以上に使いやすいです。あんまり欲張らないでキャントリップとして使える気軽さがいいです。エンドに《強迫的な研究》とか、相手のタップアウトに乗じて《頭蓋の摘出》などもできて素敵です。
あと、《万の眠り》はカウンターデッキに対する密かな優良サイドボードです。カウンターできない《枯渇》として、《ニヴ=ミゼット》や《頭蓋の摘出》を通すのに役立ってくれます。
対ステロイドの戦績の悪さから、タッチで黒を加えるという思考に至るまで、さして時間はかかりませんでした。そう、今の時代サイドに《殺戮》4枚は常識なのです。しかし、せっかく黒を加えるんだから、メインにも黒除去を入れない手はありません。そう考えてしまうと、どれも一長一短で選定に困ります。候補に挙がったものを列挙してみましょう。
・《残酷な布告/Cruel Edict》
《北の樹の木霊》などを除去できる点は評価できるのですが、相手の取り巻き生物をなぎ払うカードが《紅蓮地獄》くらいしかないので、安定しません。
・《最後の喘ぎ》
ほぼ《火山の鎚》で求められることをやってくれるのですが、黒除去に求めてるのは《恐怖》的な性能であるためイマイチです。
・《闇への追放》
及第点の性能であるものの、《黒瘴》や《墨目》に対して無力です。
・《肉体の奪取》
《闇の腹心》などの黒生物を屠れるのですが、いかんせん神河のドラゴンに手が届きません。
・《不快な群れ》
これも撃てさえすればなかなかなのですが、タッチで入れるカードじゃないですよね。
・《夜の飾り紐》
効果は強力ですが、対クリーチャーデッキ以外では紙になりやすく、しかも5マナソーサリーなのであまりデッキに合っていません。
こう考えると《化膿》や《屈辱》の何と強いことか、悲しい気分になります。でまぁ、結局のところ妥当なラインである《闇への追放》を採用することになりました。
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タッチ黒カウンターバーン
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クリーチャー5
3《火想者ニヴ=ミゼット/ Niv-Mizzet, the Firemind》
2《降る星、流星/Ryusei, the Falling Star》
スペル30
4《マナ漏出/Mana Leak》
2《差し戻し/Remand》
3《邪魔/Hinder》
4《山伏の炎/Yamabushi’s Flame》
2《闇への追放/Dark Banishing》
2《頭蓋の摘出/Cranial Extraction》
3《真髄の針/Pithing Needle》
3《急かし/Quicken》
4《強迫的な研究/Compulsive Research》
3《交易路/Trade Routes》
土地25
1《海の中心、御心/Mikokoro, Center of the Sea》
1《嘆きの井戸、未練/Miren, the Moaning Well》
1《水辺の学舎、水面院/Minamo, School at Water’s Edge》
1《雲の宮殿、朧宮/Oboro, Palace in the Clouds》
1《血に染まりし城砦、真火/Shinka, the Bloodsoaked Keep》
4《蒸気孔/Steam Vents》
2《湿った墓/Watery Grave》
4《地底の大河/Underground River》
2《硫黄泉/Sulfurous Springs》
2《氷の橋、天戸/Tendo Ice Bridge》
4《島/Island》
2《山/Mountain》
サイドボード15
4《殺戮/Slay》
2《怒りの狂乱/Blind with Anger》
1《降る星、流星/Ryusei, the Falling Star》
1《嘆きの井戸、未練/Miren, the Moaning Well》
1《湿った墓/Watery Grave》
1《頭蓋の摘出/Cranial Extraction》
3《万の眠り/Gigadrowse》
2《スマッシュ/Smash》
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《火想者ニヴ=ミゼット/ Niv-Mizzet, the Firemind》(カード名のリンク先にWisdom Guild様を使わせて頂きました)
http://whisper.wisdom-guild.net/card/537123/
《急かし/Quicken》
http://whisper.wisdom-guild.net/card/537031/
《蒸気孔/Steam Vents》
http://whisper.wisdom-guild.net/card/537164/
《万の眠り/Gigadrowse》
http://whisper.wisdom-guild.net/card/537026/
いやはや我ながらとても歪んでて素敵です。
《流星》は、対ステロイドで唯一タップアウトで召喚することを許される生物です。その制圧力たるや凄まじく、ブロックによるダメージスタックを絡めると、相手の場がまず間違いなく壊滅します。また、《未練》とのコンボは今さら語るまでもないでしょう。
そうそう、《怒りの狂乱》も対ステロイドに突き刺さるカードです。《針》できっちり《スカルグ》を封じてやれば、2対1交換をわずか4マナで実現できます。また、これもこっそり《未練》とコンボだったりとか。ちなみにこのマッチアップでのサイドボーディングは、
IN 殺戮×4、狂乱×2、流星、未練、湿った墓
OUT 邪魔×3、山伏×1、頭蓋の摘出×2、ミゼット、御心、蒸気孔
って感じです。
《急かし》は想像以上に使いやすいです。あんまり欲張らないでキャントリップとして使える気軽さがいいです。エンドに《強迫的な研究》とか、相手のタップアウトに乗じて《頭蓋の摘出》などもできて素敵です。
あと、《万の眠り》はカウンターデッキに対する密かな優良サイドボードです。カウンターできない《枯渇》として、《ニヴ=ミゼット》や《頭蓋の摘出》を通すのに役立ってくれます。
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