グルール一族なデッキ 第2回   --その3
うぉっ、もうほとんど語るべきことがありません。強いて言うなら、サイドボードでしょうか。

まず《ブリキ通りの悪党》ですが、とうぜん、これは親和同キャラ対策です。わずか2マナで出てくるこの《オランウータン》は、親和同キャラのテンポを制する上で非常に重要な位置付けになります。

そうそう、ギルドパクトで親和にとって新たな頭痛の種が出来ました。それが《破壊放題》です。
《破壊放題/Shattering Spree》
http://whisper.wisdom-guild.net/card/537075/
いやもぅ、アーティファクト2個割られるだけでもだいぶ辛いのに、赤マナの続く限り3個でも4個でも対象に取れるのですから始末に終えません。歌ゴブリンのサイドとかに入れられて、3ターン目に《煮えたぎる歌》からX=5の《破壊放題》などと言われると、即投了となってしまいます。
これに対策できるカードは非常に限られますが、《溶接の壺》を1つ場に出しておけば、全壊は避けられるでしょう。それでもだいぶツライですが。《溶接の壺》はこれまで以上にサイドボードでよく見るカードになりそうです。ひょっとしたら《ゴブリンの修繕屋スロバッド》や《森を護る者》なんかにもスポットライトが当たるかもしれません。

そうそう、エクテンで大きな大会というと、次は世界選手権でしょうか。そのころには10のギルドが全て出揃っているわけでして、フェッチランドを要するエクテンでは空前の多色化が予想されます。というわけで、カバ雄的にはこんな↓カードに注目しているわけです。
Mask of Intolerance / 不寛容の仮面→画像 (2)
アーティファクト Apocalypse,レア
それぞれのプレイヤーのアップキープの開始時に、そのプレイヤーがコントロールする土地の基本土地タイプが4種類以上ある場合、不寛容の仮面はそのプレイヤーに3点のダメージを与える。
Illus.Glen Angus (138/143)
(Wisdom Guild様より引用)
2マナで継続的に3点与えられて、親和する種にもなります。いやはや、時代が変わればカードの価値も変わるもんで、クソレア10円カードが日の目をみるとはお釈迦様でも思うめぇって感じです。

というわけで、「ただ親和に《スカルグ》入れただけ」のデッキ如何だったでしょうか? 次回は、オルゾフ色なウィニーデッキについて語りたいと思います。

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