イゼット団なデッキ 第2回   --その1
《イゼットのギルド魔道士》の情報が出回ってからというもの、《ギルド魔道士》+《溶岩の撃ち込み》+《捨て身の儀式》の3枚コンボはたびたび取り沙汰されてきました。今回はこのコンボについて僕なりのアプローチを書いてみたいと思います。

まず、ご存じない方のために少しご説明いたしましょう。このコンボは以下の手順で行います。

?1RR払って《溶岩》に《儀式》連繋(これをオリジナルと呼ぶ)
?さらに2R払って《ギルド魔道士》でオリジナルをコピー(これをコピーAと呼ぶ)
?コピーAを解決。対戦相手に3点入ってマナプールにRRRが加わる
?出たマナを使い《ギルド魔道士》でオリジナルをコピー(これをコピーBと呼ぶ)
以下、??を繰り返し


これは?の状態で、オリジナルの呪文がスタック上にあるため、何度でも《ギルド魔道士》でコピーできることを利用したコンボなんですね。ちなみに、?の状態では《儀式》は手札にあるため、?のためのマナの支払いに《儀式》を使うこともできます。

で、このコンボを最速で成立するようにサーチとドローとマナソース満載のデッキを組んでみたんですが、ぜんぜん勝てないんです、これがまた。
実質3枚コンボなので、《深遠の覗き見》やら《不気味な行列》やらであれば《溶岩》と《儀式》にアクセスできますし、《ギルド魔道士》と《儀式》は2マナなので《交乱の錯易》を変成すればいいわけです。しかし、コンボの成立のためには最低でも5マナ必要であり、マナがキツキツの状態でコンボスタートすると《ギルド魔道士》をインスタント除去などで対応されてしまうので、簡単に止まります。結局のところ、5マナまで伸びつつ3枚のコンボカードを探すのですから基本ターンは5です。それまでの間、相手に一切干渉せずにサンドバッグになってるのは環境的に無理です、生きてられません。

ならばこそ、このコンボを成立させるためにはどうすればよいのでしょうか? 
僕の出した答えは「最速の成立を目指さない」でした。それなりに相手に干渉する要素を入れ、コントロールを確立してからコンボをゆっくり決めればいいわけです。そもそも《ギルド魔道士》ならカードパワーはそれなりですが、《溶岩》と《儀式》は単体で何がしたいか判りません。それらを最小限に削って《不気味な行列》でサーチしてくるようにデッキを組みます。すなわち、目指す方向性としては「青赤の秘儀連繋デッキをベースにして、暇があればコンボを決める」としました。

これ↓が僕なりの無限コンボデッキです。

コメント

hasekun
平蔵(へぇ)
2006年2月12日16:28

ここに書くのは初めてですが。
4 イゼットのギルド魔道士 / Izzet Guildmage
4 目くらましの呪文 / Dizzy Spell
4 マナ漏出 / Mana Leak
4 交錯の混乱 / Muddle the Mixture
4 差し戻し / Remand
4 時間の把握 / Telling Time
4 捨て身の儀式 / Desperate Ritual
4 溶岩の撃ち込み / Lava Spike
3 師範の占い独楽 / Sensei’s Divining Top
4 イゼットの印鑑/Izzet Signet
4 シヴの浅瀬 / Shivan Reef
4 蒸気孔 / Steam Vents
12 島 / Island
2 山 / Mountain

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