習作?

2006年2月22日 スタンダード
●スロット割りについて
オルゾフというデッキについて、大体どれを見ても、こんなスロット割りになっている。
7-9フィニッシャー(2本以上の《黒瘴》を含む)

6-8屈辱&信仰の足枷
4神の怒り
3-4ファイレクシアの闘技場
4酷評
3-8Random Slot

4オルゾフの印鑑
24土地(4枚のお帰りランドを含む)
実に、デッキの52-57枚は既に決定されてるわけだ。あとは、ランダムスロットに何を入れるかと、フィニッシャーの選定、土地バランスの調整と、これくらいを行えば強いデッキの出来上がり。すばらしいシステマイズだ。ビバ!

それにしても、《印鑑》4枚と《お帰りランド》4枚というマナバランスの絶妙さには感嘆する。欲しい時に欲しいだけのマナが常にある、デッキバランスに対して完璧なスロット割り。どなたが最初にやったのかは存じないが、これは賞賛されて然るべき功績だと思う。

●ディミーア or NO?
《ディミーア家の護衛》入れる? オルゾフを組む上で意見の分かれるところだ。
特定のマッチアップに対し《神の怒り》やらの必須パーツを持ってこれるし、《頭蓋の摘出》や《悪夢の虚空》など特定のマッチアップで突き刺さるカードをメインに入れ易くなる。一方この“ディミーア・バレット”は、マッチアップによってはまるで役に立たないカードをドローしてしまう可能性を発生させてしまうし、なにより《護衛》自体が後半に無駄ドローになってしまいがちだ。

で、いろいろ調整した結果、僕としては採用した方が強いという結論に至った。オルゾフは、大きなアクションを起こしてゲームを支配できるのが4マナ域から(つまり基本ターンが4な)デッキなので、3マナ域以下で動けるカードというのは非常に貴重だ。かなり極論だけど、初手に3マナと《護衛》が居たら、あらゆるマッチアップに対してそれだけでマリガンしない理由になる。

ただ、後半のまったく要らないタイミングで《護衛》をドローするしょんぼりっぷりは、確かに切ない。これに対しては、腹案があった。すなわちディミーア・バレットとして《魔性の教示者/Diabolic Tutor》を一本挿しすること。これにより、後半にドローした《護衛》を、もっとも欲しているフィニッシャーに変換することが出来る。また、2枚引くと苦痛でたまらない《債務者の弔鐘》を、1本だけ入れる正当な理由になる。

(2月23日の日記に続く)
http://diarynote.jp/d/60094/20060223

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