さて、で。やっとポリスさんへの回答。相変わらずの前置きの長さは、我ながら流石だ。
●フィニッシャーの選定
僕も、《陽星》要らないには全面的に賛成。理由も、言いたいことは全てポリスさんに言われてしまった。除去のクソ強い現環境において、《絶望の天使》や《黒瘴》は除去られても仕事をしてくれるのに対し、《陽星》はねぇ・・・。たしかに《弔鐘》とのコンボにしても“極まったときにインパクトがデカイ”。この事象に対して人は過大に評価しがちだけど、常に「これはオーバーキルじゃないか」と客観視しないと、デッキは間違った方向に歪んでしまう。
そうそう、オーバーキルといえば《清麻呂の末裔》入れたオルゾフをどこかで見たけど。この観点に立てば、もともとビートダウン系に圧倒的に強いオルゾフにコレを入れる意義が見当たらないよね。
で、いろいろ枚数調整をしつつ僕が辿り着いたフィニッシャーの割り振りは上の通り。
・《初めて苦しんだもの、影麻呂》
1ターンにカードを2枚引けるデッキで《影麻呂》はホントに強い。ムクムク大きくなる。そのうち皮剥けるんじゃないかって勢いだ。
6/6もあれば、環境の大体のクリーチャーより大きいわけで、侮れない打撃力。しかもコレを上回るダメージクロックを展開されたら能力起動すれば良い訳で、あらためて理不尽な生物だ。
・《夜の星、黒瘴》
単純なカードパワーでいけば、このカードがいちばん強い。デッキに4枚入れたていたい。実際、調整初期では4枚使っていた。複数枚引いても、相手に出されても、無駄になることがないからね。でも、調整を進めるにつれ、壁にぶち当たった。
《信仰の足枷》、環境で最もありふれた除去の1つだ。コレを貼られると、途端に手札の中で2枚目以降がモジモジしてしまう。なので、だんだん枚数が減ってきた。でも強いことは間違いないので、デッキに最低でも2枚は入る。3枚くらいが適量なのかもしれない。
・《絶望の天使》
悪くはない。でも4枚使うほどのことはない。流石に7マナは別次元の重さなんだよね、この強固なマナベースとコントロール能力をもってしても。手札に3枚以上くると吐き気しかしないので、2枚。
・《債務者の弔鐘》
強い。たしかに。でも2枚は引きたくない。なので1枚。
前述の《護衛》→《魔性の教示者》ラインで持ってくるナンバーワン候補。
こんな感じのフィニッシャー構成が、今のところ僕の中では鉄板。も少しビートダウンが減ったら《影麻呂》が少なくなったりとか細かい調整は入るだろうけどね。
というわけで、メタゲーム標準的なオルゾフを晒してみた。もちろん、コレはカバ雄フィルターを通した“標準”なわけで、やっぱりどこか歪んでるかもしれない。なので、「自分ならこう組む」「大会であたったのは、こんなんだった」といった情報を頂ければ幸い。
●フィニッシャーの選定
僕も、《陽星》要らないには全面的に賛成。理由も、言いたいことは全てポリスさんに言われてしまった。除去のクソ強い現環境において、《絶望の天使》や《黒瘴》は除去られても仕事をしてくれるのに対し、《陽星》はねぇ・・・。たしかに《弔鐘》とのコンボにしても“極まったときにインパクトがデカイ”。この事象に対して人は過大に評価しがちだけど、常に「これはオーバーキルじゃないか」と客観視しないと、デッキは間違った方向に歪んでしまう。
そうそう、オーバーキルといえば《清麻呂の末裔》入れたオルゾフをどこかで見たけど。この観点に立てば、もともとビートダウン系に圧倒的に強いオルゾフにコレを入れる意義が見当たらないよね。
で、いろいろ枚数調整をしつつ僕が辿り着いたフィニッシャーの割り振りは上の通り。
・《初めて苦しんだもの、影麻呂》
1ターンにカードを2枚引けるデッキで《影麻呂》はホントに強い。ムクムク大きくなる。
6/6もあれば、環境の大体のクリーチャーより大きいわけで、侮れない打撃力。しかもコレを上回るダメージクロックを展開されたら能力起動すれば良い訳で、あらためて理不尽な生物だ。
・《夜の星、黒瘴》
単純なカードパワーでいけば、このカードがいちばん強い。デッキに4枚入れたていたい。実際、調整初期では4枚使っていた。複数枚引いても、相手に出されても、無駄になることがないからね。でも、調整を進めるにつれ、壁にぶち当たった。
《信仰の足枷》、環境で最もありふれた除去の1つだ。コレを貼られると、途端に手札の中で2枚目以降がモジモジしてしまう。なので、だんだん枚数が減ってきた。でも強いことは間違いないので、デッキに最低でも2枚は入る。3枚くらいが適量なのかもしれない。
・《絶望の天使》
悪くはない。でも4枚使うほどのことはない。流石に7マナは別次元の重さなんだよね、この強固なマナベースとコントロール能力をもってしても。手札に3枚以上くると吐き気しかしないので、2枚。
・《債務者の弔鐘》
強い。たしかに。でも2枚は引きたくない。なので1枚。
前述の《護衛》→《魔性の教示者》ラインで持ってくるナンバーワン候補。
こんな感じのフィニッシャー構成が、今のところ僕の中では鉄板。も少しビートダウンが減ったら《影麻呂》が少なくなったりとか細かい調整は入るだろうけどね。
というわけで、メタゲーム標準的なオルゾフを晒してみた。もちろん、コレはカバ雄フィルターを通した“標準”なわけで、やっぱりどこか歪んでるかもしれない。なので、「自分ならこう組む」「大会であたったのは、こんなんだった」といった情報を頂ければ幸い。
コメント
《酷評》は4枚積まなければならないカードではないと思う。
これはメタにもよるけど、
不快な群れ
返礼
清麻呂の末裔
あたりに2枚ほど差し替えても十分戦える気がする。
《悪夢の虚空》も積んでいることだし。
あと、影麻呂は個人的には賛同できない。
理由は、ステロなどのクリーチャー主体のデッキと戦っていると毎ターン2枚引いてきていても出したい時に4以上のサイズをキープしてプレイできる機会が少ないと感じたから。これは自分の周りの環境のせいかもしれないけど、一応一案として骸骨の吸血鬼のほうが使いやすく感じた。
それは、やはりブラッドムーンを避けられるっという点ではないでしょうか?
上記のような構成の緑白黒の構成を考えれば、容易にわかると思います。基本地形を積極的に持ってくるプレイングで避けられるといっても限界がありますしね。
また、緑を足す利点があまり見えないのは気のせいでしょうか?上のデッキを見ると、ヴィテューカジーくらいしか利点がないのですが、、、その他には、代用がありますしね。
かなり批判的な文章になってしまって、不快感を与えたらすみません。けれど、白黒系統のコントロールはこれからのメタの一角になると思ってるので、できるだけ多くの皆さんの意見が聞きたいです。よろしくお願いします。
白白や黒黒を序盤に使うスペルが無いと利点がほとんど無いと言ってるだけ
ヒッピーや末裔のようなね
実際末裔はステロやZooに対して相当強いからね
影麻呂では遅いくらいだし
《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch(RAV)》の代わりにはこいつぐらいしかなりそうに無くないかな?
ブラットムーンに関しては印鑑というマナベースの脆さが逆に役立ってるってのはあるけど、デッキの半分以上のマナベースからは無色しか出ないからこのマナベースだと「避けられる」とはいえないと思うけどね
どこにもいってねぇ
確かに、難しいですがまったくいないというわけでもありませんね。効くデッキのことを考えると、、、、
《盲目の狩人/Blind Hunter》なんかがその筆頭だと思います。場に出て2点。そして憑依してその生物を殺して2点ドレインできます。除去能力の高い白黒ですから、憑依した生物を殺すことはたやすいことでしょう。
その他、末裔でも事足りますしね。 manaさんがおっしゃってる通りに。
末裔よりも、狩人が優れてるところは「回避能力」を持っているところでしょうか。これは、除去単に積むとさらに有用性があがる墨目と相性がいいと思います。ってか、その他は末裔より優れてるとはいいにくいですねw一応、ライフを得るまでのタイムラグでは狩人に軍配が上がりますが。
しかし、manaさんの言及にもあります通り印鑑が役立って、ランパン系でマナブーストしている白黒緑よりはブラッドムーンに強いと思います。
駄文、何度もすみません。
個人的には緑混ぜるとただでさえ大味で安定しないデッキが更に安定しなくなるだけだと思うけど。
テストプレイすらしてないただの主観だけど、影麻呂はアリーナ依存率を上げるだけだから良くないと思う。構造的にアリーナを張れば1:1交換を繰り返すだけでアドバンテージを取れるのだから、思うにオーバーキル。オーバーキルでなく影麻呂まで無いと勝てないなら=アリーナを張らないと勝てないわけで、デッキとして欠陥があるんじゃないかな。
黒白コンに《ヴィトゥ=ガジー》という部分は参考になりました。ありがとうございます。
>あと、最後の一文にだけ反応してるけどそれもなぜか聞いてみたいところだね
・・・・・・・・・。
・・・・・・・。
・・・・・。
・・・。
まぁ「カバはしょせん物体」とでも思っといて下さい。
>>AKKAさん
なるほど、《盲目の狩人》というのは考えもしませんでした。ただ、“ライフを回復する生物”というスロットっていうのはそこまで重要なものなのでしょうか? メタが一面バーンな世界でもない限り、個人的には生物除去だけで事足りると考えているのですが。
>>たーはくん
《影麻呂》は、別にアリーナ前提でもない。視点をビートダウン側からみて考えてみるね。
前提条件?
ファッティが出てくるマナ域まで到達されると、敗色濃厚
前提条件?
でも《神の怒り》が恐いのでボードを展開しきれない
対オルゾフでは、こういうジレンマを抱えちゃうので、場に4〜5点程度のクロックしか展開できないんよ。で、予定調和的に《神の怒り》を撃たれて、返しで残存勢力を展開、というのがいつものパターンか。で、ここで出てくる5マナ域のファッティで、「しかもコレを上回るダメージクロックを展開されたら能力起動すれば良い訳で、あらためて理不尽な生物だ。」というオマケ付きなんだから、かなり高い評価をしているわけだわさ。
それにしても、相変わらずロジックで話してくれるんで、文章読んでて心地良いね。こういう風に論点がはっきりしてると、受け答えが楽しい。