【Dis】URGトロン?【Construction】
2006年5月14日 スタンダード コメント (3)
《シミックの空呑み》讃歌
ディセンションのカードで、既存のトロンに加わる可能性があるカードと言えば、何をおいてもまず、《シミックの空呑み/Simic Sky Swallower》でしょう。これのために緑をタッチすることを正当化する、とんでもないパワーカードです。
7マナと、トロンなら現実的なマナの重さであり、それでいて色マナ拘束もそんなにきつくはありません。スペックに目を移すと、6/6というダイナマイトバディに飛行付き、神河のドラゴンより一回り大きいサイズにまず驚嘆します。さらにトランプルが付いているので、《メロク》のトークンでチャンプして耐えるということも不可能です。なんとアグレッシブなことでしょう。
それだけでもお腹いっぱいなのに、さらにコイツは、ホントに困るアンタッチャブル付きです。《信仰の足枷》も《屈辱》も効かないですし、「ダメージスタックしたあとに《黒焦げ》でーす」などとも言えません。《京河》でも奪えないですし、《陽星》でタップすることすら叶わないのです。タフネス6という堅さにこのアンタッチャブル能力なのですから、そりゃもう、打ち落とすのは困難です。
出さえすれば除去られる心配は少ないのですから、相対的に、デッキ内のフィニッシャーを少なくすることを正当化してくれます。デッキ構築の段階にまで影響を与えてしまうという、まさに怪物級の逸材です。
そうそうその上、コイツはレジェンドじゃないのです。僕らは神河ブロックに慣れ過ぎて『ファッティ ≒ レジェンド』と心の片隅で思っていました。ところが、《空呑み》はそんなの気にしません。ふつーに2体目が出てきます。思わず「え!? なんで?」と問い返してしまい、すごい絶望感に駆られること請け合いです。
《空呑み》1体目を出されてアタックに行けなくなり、そいつが殴ってきたかと思えば2体目が降臨、その2体が殴るとライフがいつの間にたった2になっていて、《電解》1発でゲームセット、まさに横綱相撲です。
そんな無敵の《シミックの空呑み/Simic Sky Swallower》にも、ただ1つ欠点があります。それは《空を飲み込むもの/Sky Swallower》と名前が似てることです。デッキ登録用紙に間違ってこっちを書いてしまおうモンならば、その日1日憂鬱な気分になれます(笑)。
デッキ構築のお時間
と言っても、既存の青赤トロンのフィニッシャーを《シミックの空呑み》に置き換えて、あとはタッチ緑用にマナベースを弄ればいいだけですから、あまり考える余地もありませんね。
とりあえず、カウンターとして《呪文嵌め》を採用し、序盤の安定化を図ります。相手の《マナ漏出》などもテンポ良くカウンターできるので、終盤まで無駄にならず、採用に異は無いでしょう。
そして、緑が使えるということで、《燎原の火》は《大竜巻》に変更します。これにより赤赤が必要なくなったので、赤マナソースは少し削減できます。具体的には、3・4ターン目くらいまでに赤マナ源1枚引いて《電解》を撃てるように出来る枚数、11枚程度でしょうか。緑マナソースは、緑のスペルがメインで《空呑み》と《大竜巻》のみなので、7枚程度で事足りるでしょう。そして青マナソース。まぁ、旧来の青赤トロンから変更する必要も薄いので、16枚をキープします。
というわけで、簡単に出来てしまいました。あまりの手の掛らなさにビックリです。↓がレシピとなります。
ディセンションのカードで、既存のトロンに加わる可能性があるカードと言えば、何をおいてもまず、《シミックの空呑み/Simic Sky Swallower》でしょう。これのために緑をタッチすることを正当化する、とんでもないパワーカードです。
7マナと、トロンなら現実的なマナの重さであり、それでいて色マナ拘束もそんなにきつくはありません。スペックに目を移すと、6/6というダイナマイトバディに飛行付き、神河のドラゴンより一回り大きいサイズにまず驚嘆します。さらにトランプルが付いているので、《メロク》のトークンでチャンプして耐えるということも不可能です。なんとアグレッシブなことでしょう。
それだけでもお腹いっぱいなのに、さらにコイツは、ホントに困るアンタッチャブル付きです。《信仰の足枷》も《屈辱》も効かないですし、「ダメージスタックしたあとに《黒焦げ》でーす」などとも言えません。《京河》でも奪えないですし、《陽星》でタップすることすら叶わないのです。タフネス6という堅さにこのアンタッチャブル能力なのですから、そりゃもう、打ち落とすのは困難です。
出さえすれば除去られる心配は少ないのですから、相対的に、デッキ内のフィニッシャーを少なくすることを正当化してくれます。デッキ構築の段階にまで影響を与えてしまうという、まさに怪物級の逸材です。
そうそうその上、コイツはレジェンドじゃないのです。僕らは神河ブロックに慣れ過ぎて『ファッティ ≒ レジェンド』と心の片隅で思っていました。ところが、《空呑み》はそんなの気にしません。ふつーに2体目が出てきます。思わず「え!? なんで?」と問い返してしまい、すごい絶望感に駆られること請け合いです。
《空呑み》1体目を出されてアタックに行けなくなり、そいつが殴ってきたかと思えば2体目が降臨、その2体が殴るとライフがいつの間にたった2になっていて、《電解》1発でゲームセット、まさに横綱相撲です。
そんな無敵の《シミックの空呑み/Simic Sky Swallower》にも、ただ1つ欠点があります。それは《空を飲み込むもの/Sky Swallower》と名前が似てることです。デッキ登録用紙に間違ってこっちを書いてしまおうモンならば、その日1日憂鬱な気分になれます(笑)。
デッキ構築のお時間
と言っても、既存の青赤トロンのフィニッシャーを《シミックの空呑み》に置き換えて、あとはタッチ緑用にマナベースを弄ればいいだけですから、あまり考える余地もありませんね。
とりあえず、カウンターとして《呪文嵌め》を採用し、序盤の安定化を図ります。相手の《マナ漏出》などもテンポ良くカウンターできるので、終盤まで無駄にならず、採用に異は無いでしょう。
そして、緑が使えるということで、《燎原の火》は《大竜巻》に変更します。これにより赤赤が必要なくなったので、赤マナソースは少し削減できます。具体的には、3・4ターン目くらいまでに赤マナ源1枚引いて《電解》を撃てるように出来る枚数、11枚程度でしょうか。緑マナソースは、緑のスペルがメインで《空呑み》と《大竜巻》のみなので、7枚程度で事足りるでしょう。そして青マナソース。まぁ、旧来の青赤トロンから変更する必要も薄いので、16枚をキープします。
というわけで、簡単に出来てしまいました。あまりの手の掛らなさにビックリです。↓がレシピとなります。
こんなん如何でしょう? To あsd少年
コメント
目の付け所がシャープですね。
今回の記事は、目から鱗が落ちました。
今後も期待してますよ〜
燎原の火は相手の土地も破壊できるからこそ使われているカードであって、
そう安々と変更できるカードではないと思うのですが..。
どのようなプレイテストの結果、この変更になったのか教えてください。
やだぴょーん☆
そんなん自分でプレイテストして強い方使えばいいじゃないンすか?