5月25日の日記の続きです
http://diarynote.jp/d/60094/20060525.html


それじゃあレポートに行ってみよう。できる限り記憶を呼び起こして書いてはみるけど、昨日の事だからちょっと記憶は曖昧になってるかもしれない。不思議なことに、数日も前のノッティンガム“ロックシティ”での酔いどれ記憶とかは、簡単に思い出せるんだけどね。

参加人数は思ってたよりずっと少なかった。イベントは土曜と日曜にそれぞれあって、どちらかと言えば日曜の方が人数が多い傾向にある。加えて、今回の会場はスタンフォードからすぐだから、日曜になったらかなりの人入りが見込まれるだろう。だから土曜にした。参加人数は30人だった。

第1ラウンド:ディーン・フォスター(黒白オリジナル)
ディーンは初心者で、2週間前にこのゲームを始めたそうだ。彼のデッキは友人が用意してくれたそうだ。でも油断は禁物、彼の友人はきっとTier1のデッキを渡しただろうからね。彼は1ターン目に《沼》、反射的に私はハンドインハンドみたいな黒白のアグロデッキを警戒した。でも、2ターン目に出てきたのは《オルゾフのギルド魔道士》、そして4ターン目に《盲目の狩人》。私はデッキパワーの差を遺憾なく発揮してしまい、速やかに2ゲーム目に移った。サイドボードから《紅蓮地獄》と《不忠の糸》を入れて、《巻き直し》と《開発》をアウトした。

これはミスだった。終盤を想定していなかったんだ。終盤になってカウンター不足してきたあたりで、彼が7マナをタップしてきた。《絶望の天使》かな、それなら手札に《京河》がいるし問題ないと思ってたら、なんと《債務者の弔鐘》だった。次のターン、必死で《連絡》してみたけど、場に出てしまったこいつをどうにも出来ずに敗北。

私は自分の愚かさを呪いつつ、迅速に3ゲーム目を開始した。時間はかなり差し迫っている。私はなるべく速くプレイングしたが、初めての公式戦たるディーンにはあまり厳しいことも言えよう筈もない。なんとか《京河》から《ミゼット》そして《連絡》につなげて、残り時間ギリギリで勝利した。

1-0

第2ラウンド:ベン・フレンチマン(青緑+赤テンポ)
ベンのデッキはいわゆるグッドスタッフ。《三角エイの捕食者》や《粘体投げの小蛙》なんかの優秀クリーチャー陣と、《ラノワールのエルフ》や《ウッド・エルフ》といったマナ加速、《差し戻し》や《黒焦げ》そして《十手》といったサポートカードで構成されていた。他には、ファッティの追加として《細胞質の根の血族》も入っていたかな。

先攻はベン、マナ加速から2ターン目に《三角エイ》、続けざまに《小蛙》といった攻勢だ。さすがに耐え切れなくなって《京河》を出さざるを得ない、頼む、《差し戻し》や《マナ漏出》しないでくれ。通った! この《京河》が時間を稼いでくれてる間に少し場を見渡す余裕ができた。彼の場には《粘体マンタ》をキャストするだけのマナが残ってるので、《未練》で《京河》をサクるのは得策ではない。実は、ベンのデッキにはこのカードが入っていなかったのだが、そう思わせるプレイングは見事だ。《ミゼット》をキャストすることで何とかゲームを掌握し、1本目をもぎ取った。

サイドボードインは《紅蓮地獄》と《血染めの月》だ。ベンは《エルフ》から《殴打蔦の葛》という立ち上がりだったけど、そこに《紅蓮地獄》が突き刺さった。彼は土地2枚で止まってしまい、こちらの流れになった。

そうそう、この試合で《呪文嵌め》の強さを再認識した。《差し戻し》や《十手》をカウンターできるか否かが、このマッチでは非常に重要だからだ。

2-0

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