第3ラウンド:トニー?(黒白ゴーストハスク)
黒白は、私にとってかなりイヤな相手だ。2ターン目にアドバンテージの取れる《闇の腹心》や《脂火玉》が出てくるし、《酷評》や《貪欲なネズミ》《金切り声の混種》などの手札破壊も厭らしい。なにより《ヴェクの聖騎士》《清麻呂の末裔》や《幽霊議員》といった奴等は焼けないんだ。《呪文嵌め》によって若干相性が改善されてるとは言え、ゴーストハスクには《ナントゥーコの鞘虫》と《分霊の確約》の瞬殺コンボが内蔵されてるので油断ならない。

1ゲーム目は、まるでお手本のような試合展開だった。2体目の《闇の腹心》
がカウンターできなかったことで、トニーの手札は常に7枚をキープ。ほどなく通ってしまった《幽霊議員》に撲殺された。

サイドボードとして《紅蓮地獄》と《不忠の糸》に加え《真髄の針》を投入。2ゲーム目の記憶はちょっとおぼろげだけど、確か何もクリーチャーが居ない場に《分霊の確約》だけおいてある状態で、私が《開発》をキャスト。合計パワー6の生物で迅速に殴り勝ったと思う。そして3ゲーム目、《鞘虫》のお供を《紅蓮地獄》と《電解》を駆使してなぎ払い、ライフ僅かながらも何とかコントロールを掌握した。そして3マナ立っている状態で《連絡》、手札にカウンターは《マナ漏出》だけ。返しでトニーは《幽霊議員》をトップデッキして、私のライフを削りきってしまった。あぁもう悔しい!

2-1

第4ラウンド:リー・ホルスワース(マガシュー)

この試合はかなり奇怪だった。本来ならたった2種類のスペルだけ(もし《拘束+決心》を使ってるなら3種類だ)カウンターしてればいい試合な筈だったんだけど、面白い展開になっていまったからだ。私はリーのマナが確立するのをただじっと待っていたのだが、突如として3枚連続で《春の鼓動》を貼ってきた。いいぞ、どの土地も1つ倒すだけで《巻き直し》が撃てるようになった! あとはカウンターが貯まるのを待とうとしたけど、序盤にディスカードしていたせいでなかなか溢れるほどにはならない。細かなマナバーンと小競り合いの末、なんとか確定カウンター数枚を握って、効果的に《ブーメラン》と《マナ漏出》を駆使し、ドラゴンで殴りきった。

サイドボードからは《双つ術》と《真髄の針》、それに《葛》に備えて《不忠の糸》をインした。残り時間も僅かだったし、私は勝ちを確信していた。彼の1ターン目の行動は《母聖樹》、さすがに参った。しょうがないので、試しに「じゃあ指定《母聖樹》で」と言って《針》を置いてやると、見事に引っかかってくれた。《母聖樹》はマナ能力なんで、《針》じゃ止まらないのに。彼の動きは見る見る鈍くなり、数ターンが経過した。タイムアップの延長ターンに入って、なんとかリーはコンボを仕掛けてきたものの、マナが足りなくて勝つには至らなかった。まぁ、罠に嵌ってくれてラッキーだった。

3-1

第5ラウンド:ノエル・ブレスランド(マグニボア)
多くのコントロール使いはマグニボアを嫌がるのだが、私にとってはかなりくみし易い相手だ。青赤ワーフォ=タパには《呪文嵌め》や《撹乱する群れ》をはじめとしたカウンターが満載されてるので、彼らの初期ランデスを止めるのは容易い。しかも、こっちのドロースペルはカウンターにバックアップされてるのだから、相手よりも断然通しやすい。しかもノエルのデッキには《呪文嵌め》も《研究+開発》も入ってなかったみたいで、さらに有利だ。喩えて言うなら、M16を持った相手をコルトで狩ってやるようなもんかな。両ゲームとも、普通に展開し、《開発》のパワーだけで押し切った。インスタント速度でのドロー能力は、パーミッション対決では値千金だ。

4-1

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