【Dis】緑青アグロ?【Construction】
2006年6月10日 スタンダード
【クリティカル・マス編】
さて、ディセンション参入前の緑青で一番有名なデッキといえば、クリティカル・マス(Critical Mass)でしょう。《桜族の長老》や《ウッド・エルフ》でマナを加速し、《北の樹の木霊》や《曇り鏡のメロク》などの大型生物を展開、相手の対抗手段を《マナ漏出》や《邪魔》でカウンターという大雑把といえば大雑把なストラテジー、あまり日本人に人気のないデッキタイプでした。
しかし、06世界選手権ではアントワン・ルーエルが初日6-0したという実績もあり、そのポテンシャルは侮れません。今回紹介するのは、環境初期の頃に書かれたジョシュ・ラヴィッツによる記事からの引用です。
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シミック アグロ Josh Ravitz
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クリーチャー:21
4《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》
4《とぐろ巻きの巫女/Coiling Oracle》
1《ウッド・エルフ/Wood Elves》
4《北の樹の木霊/Kodama of the North Tree》
4《曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror》
4《潮の星、京河/Keiga, the Tide Star》
スペル:16
4《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
4《差し戻し/Remand》
4《虚空粘/Voidslime》
4《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
土地:23
1《水辺の学舎、水面院/Minamo, School at Water’s Edge》
1《雲の宮殿、朧宮/Oboro, Palace in the Clouds》
1《先祖の院、翁神社/Okina, Temple to the Grandfathers》
1《シミックの成長室/Simic Growth Chamber》
1《草むした墓/Overgrown Tomb》
4《繁殖池/Breeding Pool》
4《ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast》
2《氷の橋、天戸/Tendo Ice Bridge》
4《島/Island》
3《森/Forest》
1《沼/Swamp》
サイドボード:15
4《化膿/Putrefy》
4《呪文嵌め/Spell Snare》
4《三角エイの捕食者/Trygon Predator》
3《頭蓋の摘出/Cranial Extraction》
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いぇまぁ「明らかに《独楽》回んないだろう」とかいろいろツッコミどころはありますが、そこは環境初期ということでスルーしましょう。《とぐろ巻きの巫女》をマナ加速のスロットとして採用し、《邪魔》のスロットは《虚空粘》に変更というのがディセンションでの収穫でしょうか。このレシピでは、中マナ域の生物をバッサリ切った構成になっていますが、低マナ域の殴り要員として伝統的な《殴打蔦の葛》を採用したタイプや、《粘体投げの小蛙》・《細胞質の根の血族》などを採用し中盤を厚くしたハイブリッド型のレシピなども存在します。
そうそう、ちょっと余談なのですが、このクリティカル・マス(Critical Mass)というデッキ名について、少し考えてみましょう。
さて、ディセンション参入前の緑青で一番有名なデッキといえば、クリティカル・マス(Critical Mass)でしょう。《桜族の長老》や《ウッド・エルフ》でマナを加速し、《北の樹の木霊》や《曇り鏡のメロク》などの大型生物を展開、相手の対抗手段を《マナ漏出》や《邪魔》でカウンターという大雑把といえば大雑把なストラテジー、あまり日本人に人気のないデッキタイプでした。
しかし、06世界選手権ではアントワン・ルーエルが初日6-0したという実績もあり、そのポテンシャルは侮れません。今回紹介するのは、環境初期の頃に書かれたジョシュ・ラヴィッツによる記事からの引用です。
Integrating Simic: The Best Threats
http://magic.tcgplayer.com/db/article.asp?id=6642
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シミック アグロ Josh Ravitz
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クリーチャー:21
4《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》
4《とぐろ巻きの巫女/Coiling Oracle》
1《ウッド・エルフ/Wood Elves》
4《北の樹の木霊/Kodama of the North Tree》
4《曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror》
4《潮の星、京河/Keiga, the Tide Star》
スペル:16
4《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
4《差し戻し/Remand》
4《虚空粘/Voidslime》
4《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
土地:23
1《水辺の学舎、水面院/Minamo, School at Water’s Edge》
1《雲の宮殿、朧宮/Oboro, Palace in the Clouds》
1《先祖の院、翁神社/Okina, Temple to the Grandfathers》
1《シミックの成長室/Simic Growth Chamber》
1《草むした墓/Overgrown Tomb》
4《繁殖池/Breeding Pool》
4《ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast》
2《氷の橋、天戸/Tendo Ice Bridge》
4《島/Island》
3《森/Forest》
1《沼/Swamp》
サイドボード:15
4《化膿/Putrefy》
4《呪文嵌め/Spell Snare》
4《三角エイの捕食者/Trygon Predator》
3《頭蓋の摘出/Cranial Extraction》
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いぇまぁ「明らかに《独楽》回んないだろう」とかいろいろツッコミどころはありますが、そこは環境初期ということでスルーしましょう。《とぐろ巻きの巫女》をマナ加速のスロットとして採用し、《邪魔》のスロットは《虚空粘》に変更というのがディセンションでの収穫でしょうか。このレシピでは、中マナ域の生物をバッサリ切った構成になっていますが、低マナ域の殴り要員として伝統的な《殴打蔦の葛》を採用したタイプや、《粘体投げの小蛙》・《細胞質の根の血族》などを採用し中盤を厚くしたハイブリッド型のレシピなども存在します。
そうそう、ちょっと余談なのですが、このクリティカル・マス(Critical Mass)というデッキ名について、少し考えてみましょう。
Criticalということですので、“致命的な質量”すなわち“目一杯ファッティを詰め込んだデッキ”と採るのが自然でしょうか。“Critical”に「生物学的に分類の境界線が引きにくい、分類があいまいな」というような特殊な用法があったり、“Critical Mass”で「原子物理学的な臨界質量、臨界点」という意味があったりしますので、そこら辺と掛けているネーミングだと拝察しています。誰かそこら辺に詳しい方が居ましたら補足ヨロです。
【形-2】重大な、危機の、重要な、決定的な
Mass
【1-名】塊、大量、大部分、主要部、集団、一般大衆、集団X線撮影検査法、多数、質量、総量
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