6月14日の日記↓の続きです
http://diarynote.jp/d/60094/20060614.html


いやはや、ずいぶん間が空いてしまいました。日本選手権予選シーズンも終わりましたし、コールドスナップ対応なデッキなんてニーズなんて無いですよね。でも、そのうち《オーランのバイパー》の話をする予定なんですが、その時の伏線として書いとかにゃならんこともあるワケです。というわけで、しばしお付き合いくださいましー。

【青緑アグロ タッチ白 編】

さて、ディセンションまでのスタンダードで、仮想的とすべきデッキはどれほどあるでしょう? まぁこの時期ですので、選手権予選結果のまとめをして下さったサイトが数多くあり、レシピ込みで見つけることが出来ます。

で、ですよ。この中にあって、緑青アグロとはどのような位置付けなのでしょうか?

前にこのデッキを“カンスリ系”と定義したとおり、「コントロール系に強く、ビートダウン系が鬼門」という実に判りやすいマッチアップ相性を持っております。まぁ、ですので、コントロールが多いメタの時に持って行くべきデッキなわけです。しかし、メタの中心がトロンや太陽拳ですと、それらをメタったZOOやステロイドがそれなりの勢力として予想されるわけです。ちょうど、選手権予選中盤頃の勢力図ですね。

青緑アグロを使って、ZOOなどを相手にしてみると、あまりの相性の悪さに笑えます。小粒なマナ生物たちは《勇丸》や《番狼》を前に《忍者》に変身することは能わず、テンポで押されると複数ブロックしようにも火力を合わされて戦線が崩壊します。

で、考えたわけです。

緑青アグロに、ビートダウン耐性を持たせたら、完璧じゃん、と。えぇ理論上は。で、ビートダウン耐性と言えば、白です。そう、白を足すことで《ロクソドンの教主》や《制圧の輝き》と言った、対生物用決戦兵器を使えるようになります。

で、思いついちゃったんで色々テストしてみたわけです。色んなカードが目まぐるしくメインとサイドを行き来しました。《アゾリウスのギルド魔道士》とか《アウグスティン》とかまで試しましたとも。で、ようやく納得の行く形に仕上がったのが↓です。

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   緑青アグロ (タッチ白)
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クリーチャー:24
4《極楽鳥/Birds of Paradise》
4《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》
3《深き刻の忍者/Ninja of the Deep Hours》
3《粘体マンタ/Plaxmanta》
4《三角エイの捕食者/Trygon Predator》
3《粘体投げの小蛙/Plaxcaster Frogling》
3《曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror》

スペル:14
4《差し戻し/Remand》
3《邪魔/Hinder》
4《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
3《制圧の輝き/Glare of Subdual》

土地:22
1《永岩城/Eiganjo Castle》
1《先祖の院、翁神社/Okina, Temple to the Grandfathers》
3《繁殖池/Breeding Pool》
4《寺院の庭/Temple Garden》
2《神聖なる泉/Hallowed Fountain》
4《ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast》
3《森/Forest》
3《島/Island》
1《平地/Plains》

サイドボード:15
4《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch》
1《制圧の輝き/Glare of Subdual》
2《都市の樹、ヴィトゥ=ガジー/Vitu-Ghazi, the City-Tree》
3《呪文嵌め/Spell Snare》
1《深き刻の忍者/Ninja of the Deep Hours》
4《巨大ヒヨケムシ/Giant Solifuge》
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コメント

実験体
実験体
2006年7月17日15:30

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