CS of CS 《相殺/Counterbalance》 その1
2006年8月14日 スタンダード
お待たせー!
(え、待ってる人なんて居ない?)
溜まってたスタックもめでたく消えたことだし、カバ雄さんのオナニー企画・CS of CSを再開だ!
って、あれ? コレとコレ書くよーって予告出してからもう1ヶ月近く経つのか。いつの間にやらコールドスナップ解禁も直前。この気候と相まって賞味期限切れも囁かれる今日この頃。ちゃちゃっと語っていきましょー。
さて、今日のお題はコールドスナップでも屈指のテクニカルなカード。
《相殺/Counterbalance》。
明らかに構築向けのカードとしてデザインされてながら、ちょっと一ヒネリ加えないとまるで役に立たないこの性能。なにげにすごく強そうなことは書いてあるので、使い方によっちゃなかなか活躍してくれそうな匂いがするよね。
まぁ言うまでもないことだろうけど、この「対戦相手が呪文をプレイするたび〜」の件りは誘発型能力だ。相手がスペルをキャストしたら誘発し、この効果の解決前にスタックでライブラリートップを入れ替えるチャンスがあるわけだ。
まじめに《相殺》を使うことを考えた場合、あとは、どうやってライブラリーのトップを操作して、お望みのコストのものを積み込むか。考えるべきところは、ホントにその1点に尽きるね。
エターナル環境だと、《渦巻く知識》やら《巻物棚》だの使えるわけで、手札にキープしていた任意のカードをライブラリートップに積めたりする。しかも《〜の教示者》とかでライブラリーから直接サーチしてくることもできるので、かなりいい感じにカウンターできる。仮定の話をしてもしょうがないけど、メイヤーオースの時代にこのカードが在ったら、銀の弾丸として確実に採用されてただろうね。
で、スタンダードでこのカードを使う場合を考えてみよう。ライブラリートップに積む形式のチューターは皆無だし、手札からライブラリーに積めるカードは《見えざる者の生き残り》を除いて存在しない。さすがに《見えざる者の生き残り》を構築で使うのはかなり勇気が必要なので、まぁおとなしく《師範の占い独楽》を使う方向で考えよう。
そう、《師範の占い独楽》。
コイツでライブラリートップ3枚を好きに弄れるわけだから、《相殺》が張ってある状況ではとても強い。例えば相手のデッキがすごく2マナ域が濃い場合、ずーと《ルーンのほつれ》をトップに滞在させとけば相手は動けなくなってしまう。しかーも、《独楽》は自身がライブラリートップに戻る能力が付いているから「いつでも1マナのスペルはカウンターできますよ?」と、実質的に1マナ域のスペルも牽制してるワケだ。
さて。じゃあこの《相殺》ってどんなデッキに入るんだろう?
当然、《師範の占い独楽》とセットで使うことになるだろうから、ある程度はシャッフル手段が入ったデッキとなるだろう。しかも《相殺》を使う都合上、デッキ内のスペルのマナコストをある程度散らしておくべきだ。必然的に、ある程度は《相殺》専用デッキになってしまうだろう。
ってことで、今回は下記2タイプのデッキを用意してみた。
・青黒《悪夢の虚空》コントロール
・青赤ワーフォ=タパ
(え、待ってる人なんて居ない?)
溜まってたスタックもめでたく消えたことだし、カバ雄さんのオナニー企画・CS of CSを再開だ!
って、あれ? コレとコレ書くよーって予告出してからもう1ヶ月近く経つのか。いつの間にやらコールドスナップ解禁も直前。この気候と相まって賞味期限切れも囁かれる今日この頃。ちゃちゃっと語っていきましょー。
さて、今日のお題はコールドスナップでも屈指のテクニカルなカード。
《相殺/Counterbalance》。
明らかに構築向けのカードとしてデザインされてながら、ちょっと一ヒネリ加えないとまるで役に立たないこの性能。なにげにすごく強そうなことは書いてあるので、使い方によっちゃなかなか活躍してくれそうな匂いがするよね。
《相殺/Counterbalance》 (青)(青)ライブラリートップをめくって、コストが一致したらカウンター。この際に《相殺》自身を生け贄にする必要も無いので条件が合う限り何回でもカウンターできるわけだ。しかも、よくありがちな副作用として相手に悪用されちゃうようなことも皆無。《超心理戦/Psychic Battle》なんかを見るにつけ、かなりパワーアップした性能だと言えそうだね。
エンチャント Coldsnap,アンコモン
いずれかの対戦相手が呪文をプレイするたび、あなたは自分のライブラリーの一番上のカードを公開してもよい。そうした場合、その呪文の点数で見たマナ・コストが公開されたカードの点数で見たマナ・コストと等しいならば、その呪文を打ち消す。
Illus.John Zeleznik (31/155)
Wisdom Guild様より引用
まぁ言うまでもないことだろうけど、この「対戦相手が呪文をプレイするたび〜」の件りは誘発型能力だ。相手がスペルをキャストしたら誘発し、この効果の解決前にスタックでライブラリートップを入れ替えるチャンスがあるわけだ。
まじめに《相殺》を使うことを考えた場合、あとは、どうやってライブラリーのトップを操作して、お望みのコストのものを積み込むか。考えるべきところは、ホントにその1点に尽きるね。
エターナル環境だと、《渦巻く知識》やら《巻物棚》だの使えるわけで、手札にキープしていた任意のカードをライブラリートップに積めたりする。しかも《〜の教示者》とかでライブラリーから直接サーチしてくることもできるので、かなりいい感じにカウンターできる。仮定の話をしてもしょうがないけど、メイヤーオースの時代にこのカードが在ったら、銀の弾丸として確実に採用されてただろうね。
で、スタンダードでこのカードを使う場合を考えてみよう。ライブラリートップに積む形式のチューターは皆無だし、手札からライブラリーに積めるカードは《見えざる者の生き残り》を除いて存在しない。さすがに《見えざる者の生き残り》を構築で使うのはかなり勇気が必要なので、まぁおとなしく《師範の占い独楽》を使う方向で考えよう。
そう、《師範の占い独楽》。
コイツでライブラリートップ3枚を好きに弄れるわけだから、《相殺》が張ってある状況ではとても強い。例えば相手のデッキがすごく2マナ域が濃い場合、ずーと《ルーンのほつれ》をトップに滞在させとけば相手は動けなくなってしまう。しかーも、《独楽》は自身がライブラリートップに戻る能力が付いているから「いつでも1マナのスペルはカウンターできますよ?」と、実質的に1マナ域のスペルも牽制してるワケだ。
さて。じゃあこの《相殺》ってどんなデッキに入るんだろう?
当然、《師範の占い独楽》とセットで使うことになるだろうから、ある程度はシャッフル手段が入ったデッキとなるだろう。しかも《相殺》を使う都合上、デッキ内のスペルのマナコストをある程度散らしておくべきだ。必然的に、ある程度は《相殺》専用デッキになってしまうだろう。
ってことで、今回は下記2タイプのデッキを用意してみた。
・青黒《悪夢の虚空》コントロール
・青赤ワーフォ=タパ
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