《秘教の処罰者/Mystic Enforcer》とカウンターボスト?
2006年10月3日 スタンダード コメント (7)○《ルーンのほつれ/Rune Snag》
コレと《マナ漏出》どっちが良いのって、お話。とりあえずTSP前までは「2枚目引けないなら《マナ漏出》の方が強いですよ」ってことだった。で、青のドローの質が上がったTSP環境ではどうなんだろ? 答えはCMのあとで・・・。
○《取り消し/Cancel》
さすがに《邪魔》よりは弱いけど、及第点。充分活躍するスペックではある。緑使うんなら《虚空粘》では、と思ったけど3ターン目に安定して青青緑が出ないからダメだった。むしろ《虚空粘》入れるなら《巻き直し》のスロットかも。
○《テフェリーの濠/Teferi’s Moat》
地上ビタ止まり。《ヒヨケムシ》だろうが《獣群の呼び声》だろうが《影魔道士の浸透者》だろうが、シャットアウト。このカードこんな強かったんだ、まさに温故知新。
○《撤廃/Repeal》
環境に跋扈するであろう《獣群の呼び声》に対する解答。わずか1マナで象トークンを除去しつつドローってことで、これからは更に重要度の高くなるスペルだね。
○《ミューズの囁き/Whispers of the Muse》
ドローが強い時代ってのはパーミッションがやりたくなるもんで。エンドにバイバックし始めたらもう大人の時間、磐石な制圧ラインを引けるのこそパーミッションの醍醐味だね。そうそう、序盤はキャントリップとして使い捨てられるから、3色デッキを安定させる意味でも非常に良い。
○《入念な考慮/Careful Consideration》
パーミッションに入れる視点においては、メインでマナを喰う《強迫的な研究》よりも気が利いてる。しかも場が安定したら《連絡》的な使い方もできるんだから、そりゃもう。そして、このデッキにおいては「墓地が4枚も肥える」って事実も見逃せない。ほら、スレッショルドまであと3枚・・・。
○《都市の樹、ヴィトゥ=ガジー/Vitu-Ghazi, the City-Tree》
チャンプブロック製造機、かつ、一部のデッキには絶望的なフィニッシャー。《真髄の針》や《十手》が無くなって、このカードに対処するのはホントに難しくなった。そういや《魂の裏切りの夜》とかも無いね。
○《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse》
実質、タップイン土地。色マナの安定性って点からも、墓地が1枚肥えるって点からも、ニクメズって感じ。パーミッションて、なるべくならダメラン使いたくないから、こういう土地はけっこうありがたい。
○《宝石の洞窟/Gemstone Caverns》
1枚だけ試験採用。後手1ターン目に《呪文嵌め》構えながら、《広漠なる変幻地》や《デュアルランド》のタップインができるから、意外と良い。後半引いたら《入念な考慮》で捨てられるしね。
というわけで、僕なりの《秘教の処罰者/Mystic Enforcer》デッキ、どうだっただろう?
っつっても、今回はわりと普通に組んだので、あまり独創性も無いけどね。優良なドローを手に入れたもののフィニッシャーの人材不足に苦しむ青白パーミッション系において、《処罰者》と《ガジー》のツートップを擁するカウンターポストは、なかなかに魅力的な選択肢に成り得るんじゃないかな。
コレと《マナ漏出》どっちが良いのって、お話。とりあえずTSP前までは「2枚目引けないなら《マナ漏出》の方が強いですよ」ってことだった。で、青のドローの質が上がったTSP環境ではどうなんだろ? 答えはCMのあとで・・・。
○《取り消し/Cancel》
さすがに《邪魔》よりは弱いけど、及第点。充分活躍するスペックではある。緑使うんなら《虚空粘》では、と思ったけど3ターン目に安定して青青緑が出ないからダメだった。むしろ《虚空粘》入れるなら《巻き直し》のスロットかも。
○《テフェリーの濠/Teferi’s Moat》
地上ビタ止まり。《ヒヨケムシ》だろうが《獣群の呼び声》だろうが《影魔道士の浸透者》だろうが、シャットアウト。このカードこんな強かったんだ、まさに温故知新。
○《撤廃/Repeal》
環境に跋扈するであろう《獣群の呼び声》に対する解答。わずか1マナで象トークンを除去しつつドローってことで、これからは更に重要度の高くなるスペルだね。
○《ミューズの囁き/Whispers of the Muse》
ドローが強い時代ってのはパーミッションがやりたくなるもんで。エンドにバイバックし始めたらもう大人の時間、磐石な制圧ラインを引けるのこそパーミッションの醍醐味だね。そうそう、序盤はキャントリップとして使い捨てられるから、3色デッキを安定させる意味でも非常に良い。
○《入念な考慮/Careful Consideration》
パーミッションに入れる視点においては、メインでマナを喰う《強迫的な研究》よりも気が利いてる。しかも場が安定したら《連絡》的な使い方もできるんだから、そりゃもう。そして、このデッキにおいては「墓地が4枚も肥える」って事実も見逃せない。ほら、スレッショルドまであと3枚・・・。
○《都市の樹、ヴィトゥ=ガジー/Vitu-Ghazi, the City-Tree》
チャンプブロック製造機、かつ、一部のデッキには絶望的なフィニッシャー。《真髄の針》や《十手》が無くなって、このカードに対処するのはホントに難しくなった。そういや《魂の裏切りの夜》とかも無いね。
○《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse》
実質、タップイン土地。色マナの安定性って点からも、墓地が1枚肥えるって点からも、ニクメズって感じ。パーミッションて、なるべくならダメラン使いたくないから、こういう土地はけっこうありがたい。
○《宝石の洞窟/Gemstone Caverns》
1枚だけ試験採用。後手1ターン目に《呪文嵌め》構えながら、《広漠なる変幻地》や《デュアルランド》のタップインができるから、意外と良い。後半引いたら《入念な考慮》で捨てられるしね。
というわけで、僕なりの《秘教の処罰者/Mystic Enforcer》デッキ、どうだっただろう?
っつっても、今回はわりと普通に組んだので、あまり独創性も無いけどね。優良なドローを手に入れたもののフィニッシャーの人材不足に苦しむ青白パーミッション系において、《処罰者》と《ガジー》のツートップを擁するカウンターポストは、なかなかに魅力的な選択肢に成り得るんじゃないかな。
コメント
うぉっ。相手に依存しちゃうなんて後ろ向きですね!
まぁ、この手の議論に“正解”があるなんて思ってません。色んな人が居て、色んな意見がある、それでいいと思います。でも、主張してみなきゃ、その意見すら表に出てこないので、議論すること自体の意味は大きいと思います。
>>ニックネーム無しさん
や、強制的にマナを要求されるわけじゃないんですから、臨機応変に使い分けりゃ良いんですよ。手札7枚の時はトークン出せばいいし、ブロッカーが不要な時は手札を肥やせばいい、と。デッキ構造上《ガジー》だけじゃフィニッシュしきれないのは解かってますし、だからこそ軽い《処罰者》が採用されてるわけです。
墓地対策としておそらく最強の《トーモッドの墓所》が一緒に帰ってきましたが、基本サイズでも3/3そしてプロテクション持ちなので損した感が少ないのが憎いです。
青のフィニッシャーは《深き海のクラーケン》と個人的には思っていたのですが、サポート無しで生き残れる確立は処罰者の方が数段上でしたね。これからはコイツの存在を忘れないようにサイドを組んでいきます。
コントロールで宝石鉱山は弱いと思ってます。
マナを出すためにはカウンターを使わざるを得ないし、カウンターが無くなったらただのごみですからね。いくらお帰りランドがあるからって、さすがに使えなくなる可能性のある土地を、戦いを長期的に見たコントロールではさすがに使いにくいかと。このデッキではエンドにミューズとかガジーとかつかってマナを使いまくるデッキですから、マナを出すとカウンターが要求されるのはきついですね。
といっても、部外者の俺が言ってどうなることでもないのだが。
僕もカズさんが仰るのと同様の理由で《宝石鉱山》はこのデッキに合わないと思います。このカードは、序盤から複数の色マナを要求するZooや、お帰り土地を大量に使う多色コントロール(非パーミッション)向きだと考えています。
>>能登さん
まぁメインから《トーモッドの墓所》使われることは少ないでしょうし、このデッキ相手にサイドインするかはかなり微妙でしょう。というか、みなさん後ろ向きに考えるのが好きですね☆
>>カズさん
的確なコメント有難うございます。部外者? いえいえ、議論に参加していただけるなら“当事者”ですよ。誰もが語れる場にしたいからこそ、コメント制限を設けてないんです。侃々諤々、闊達な議論を期待してます!