1月6日の日記↓の続きです
白緑ジャンク その?
http://diarynote.jp/d/60094/20070106.html


デッキ最新版

さてさて。じゃあ、ファイナルズまでのメタを踏まえた上で、白緑ジャンクのアップデート版を挙げておこう。
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   白緑ジャンク 2k7
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クリーチャー:26
 4《アイケイシアの投槍兵/Icatian Javelineers》
 4《サバンナ・ライオン/Savannah Lions》
 4《スカルガンの穴潜み/Skarrgan Pit-Skulk》
 3《サッフィー・エリクスドッター/Saffi Eriksdotter》
 4《番狼/Watchwolf》
 3《セラの報復者/Serra Avenger》
 4《獣群の呼び声/Call of the Herd》

スペル:14
 4《狩りの興奮/Thrill of the Hunt》
 4《グリフィンの導き/Griffin Guide》
 3《時間の孤立/Temporal Isolation》
 3《岩石樹の祈り/Stonewood Invocation》

土地:20
 2《ペンデルヘイヴン/Pendelhaven》
 3《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》
 4《寺院の庭/Temple Garden》
 4《低木林地/Brushland》
 4《平地/Plains》
 3《森/Forest》

サイドボード:15
 3《発光/Luminesce》
 3《名誉の道行き/Honorable Passage》
 3《クローサの掌握/Krosan Grip》
 3《鋸刃の矢/Serrated Arrows》
 2《都市の樹、ヴィトゥ=ガジー/Vitu-Ghazi, the City-Tree》
 1《岩石樹の祈り/Stonewood Invocation》
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☆《スカルガンの穴潜み/Skarrgan Pit-Skulk》
よく「抜いたほうがいいんじゃない?」って言われる。や、待てオマエラ、これ抜いたらジャンクっぽくないじゃん(笑)。

前述したように、このデッキは“手数(=展開力)で勝負するタイプ”だ。マナカーブを上に押しあげてまで、カードパワーを追求するのは本末転倒だと考えてる。なので、1マナ域生物にある程度はスロットを割かなきゃいけない。そんな中にあって、《スカルガンの穴潜み》は、ベストではないけど合格点な生物だと思ってる。除去耐性(タフネス2だから)とアンブロッカブル能力を兼ね備えた生物って、このマナ域に他に居ないんだよ。それと《岩石樹》とのコンボもこのカードを後押しする要因かな。

そうそう、このスロットに《砂の殉教者》ってのは考慮に値するかもしれない。これに変えたらデッキの中の白いカードが29枚になるし。でも、白緑ジャンクを使う以上、対ボロスはお客さんなんで、ドラゴンストーム対策が主眼ってことになるよね。はてさて。

☆《セラの報復者/Serra Avenger》
st140052さん(*1)のアイディアを拝借。元々《シラナの岩礁》だったスロットを入れ替えてみた。
(*1)http://diarynote.jp/d/80658/

この2マナ域のスロットには“除去耐性とアンブロッカブル能力”を持つ生物が欲しかった。なので《シラナの岩礁渡り》を使ってたんだけど、妙に一方通行のアンタッチャブルを高く評価し過ぎてた。きっと《巨大化》使ってた時代を引きずり過ぎていたのかもしれない。やはりと言うかなんというか、コイツの殴り値の低さは、ちょっと不満だった。

で、宮城県選手権の前にも、ここを《サルタリーの僧侶》にしようって着想はあった。でも、2ターン目に白白だすには16〜18枚の白マナソースが必要で、結局、デッキバランスを崩してまでやるほどのことは無いって結論に達した。

そこで《セラの報復者》だ。コイツも白白が必要なのは同様なんだけど、4ターン目なら15枚の白マナソースで十分なので、マナバランスを弄ることなく運用可能だ。このデッキにおける3種類目の3/3として殴り値の強化につながるし、飛行・警戒の能力はダメージレースにもってこいだ。除去耐性の部分で若干不満は残るけど、タフネス3あれば多少は火力に強いかなってことで、まぁ。

☆《発光/Luminesce》
ドラゴンストームに勝てな過ぎてムカついたので採用。ついでに《名誉の道行き》もちょっと増量。

☆《クローサの掌握/Krosan Grip》
《ヴィリジアンのシャーマン》と《雲を追うケストレル》に別れていたスロットを集約。というと聞こえが良いけど、ドラゴンストームに勝つための、だいぶ苦肉の策だったりする。例えば、対セレズニアで、《制圧の輝き》割るために《ケストレル》サイドインするのはナイスなんだけど、じゃあ《クローサの掌握》だと・・・微妙だ。太陽拳相手に、3ターン目に《印鑑》割りながら登場する《シャーマン》はセクシーなんだけど、じゃあ《クローサの掌握》だと・・・野暮天だ。むぅ。

☆《都市の樹、ヴィトゥ=ガジー/Vitu-Ghazi, the City-Tree》
これがサイドに入ってる理由、説明するととても長くなるよ? それこそ、これだけでご飯3杯は頂けるくらい。ただまぁ、あまり長くてもアレなので、ちょっくらかいつまんで話してみる。

サイドボーディングの際、入れるカードと抜くカードのマナ域は揃えるべきだ

むかーし、僕の構築のお師匠に、そう習った。だから、「対コントロールでは《炎の印章》4枚抜いて《なだれ乗り》4枚入れます」みたいなサイドボーディングを見ると、ため息が出てくる。デッキのマナの総量ってのぁ、デッキに入ってるカードを円滑に使うために最適化されているべきで、1マナ域のカードと4マナ域のカードを取り替えたら、歪むは当然だ。

あ、ちょっと余談なんだけど、サイドボーディングの前後で歪みが出てないか、検証する方法がある。
ある程度、構築をやってる方なら、メインのデッキリストを見れば「このデッキはちゃんと回るか」判断つくだろう。ならば、サイドボーディングした後のデッキリストを書き出してみるといい。デッキリストにすることで、回るかどうか客観的に判断できるわけだ。この方法は、ちょっと複雑なサイドボーディングの時に効果を発揮する。例えば「《絶望の天使》1枚と《糾弾》1枚と《神の怒り》2枚抜いて、《酷評》3枚と《道化の王笏》2枚サイドインしたい。アウトするカードが1枚足りないけど、土地1枚抜いちゃって良いのか」みたいな時とかね。

あ、そうそう、で話を戻そう。《ヴィトゥ=ガジー》だ。
僕のデッキでは、対コントロールで《アイケイシアの投槍兵》とか《狩りの興奮》をサイドアウトするのが基本だ。で、トロンなり太陽拳なりに対して、共通してサイドインするスロットが欲しかった。この役割として《ヒヨケムシ》なんかは良い感じだとは思ったんだけど、4ターン目に4マナ出るデッキじゃないので却下された。そこで、《ヴィリジアンのシャーマン》に白羽の矢が立ったんだけど、これは1マナ域の《投槍兵》と3マナ域の《シャーマン》がコンパチになってるということだ。

僕の白緑ジャンクの土地の枚数は20枚。3マナを出すのに必要量ではあるけど、十分量ではない。なので、マナ量を補正するために、追加であと2枚ほどサイドボードに土地を入れようと思ったわけだ。で、対コントロールで有効な土地として《宝石の洞窟》やら《幽霊街》やら色々考えた末に、《ヴィトゥ=ガジー》が一番だったというわけだ。

ちゅーわけで、これがサイドに《ヴィトゥ=ガジー》が入ってる理由。

☆《岩石樹の祈り/Stonewood Invocation》
メインに3枚で飽き足らず、サイドに4枚目を採用している。基本的にこのスペルはテンポが悪く、複数枚引いてしまうと持て余してしまうことが多い。しかし、特定のマッチアップでは引けば引いただけ勝ちに近づくのも事実。なので、フル投入すべき相手に備えて4枚目をサイドに用意したわけだ。

うぉ、また長くなっちゃったので、その?に続く。
1月8日の日記↓に続きます
白緑ジャンク その?
http://diarynote.jp/d/60094/20070108.html

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