未来予知のデッキを9個ほど 7/9
2007年5月4日 スタンダード コメント (3)
「君が前のマッチで置いた土地の枚数なんて
俺が3ターンでぬいてやるぜ」
ってな、もはや元ネタがわかりにくくなっちまったフレーズが唐突に思い浮かんだので、五月四日は、ターボランド記念日。
【ターボランドと《栄華の儀式》】編
書いてあることは、かなり強い。ただ、相手も2枚引くし、2枚土地を置くっちゅーのが欠点だ。
ZviやNacさんが使ってたターボランド(《踏査》と《貪欲の角笛》のアレ)には《ドルイドの誓い》が入っていた。生物デッキに対して致命的なカードになるうえに、デッキのフィニッシャーの数を減らすことができるっていう、夢のようなカードだ。Zviのターボランドは、メタ的に《ドルイドの誓い》がイマイチになってしまった時期に、プランBという《直観》→《一瞬の平和》ってプランを用意したこともあった。まぁ、どちらにしろ、今のスタンダード環境では望むべくもないカード達だ。
《栄華の儀式》を張って、相手の生物をどうやって押し留めるか、けっこう難しい。現代においては、アホかっちゅーほどリセットを連打するか、かなりの数のブロッカーを用意するかのどちらかだろう。で、今回は後者を選ぶことにした。
ターボランドの顔である《殴打蔦の葛》は、ブロッカーとしても勘定できる。そして遅い系の緑デッキには欠かせない《根の壁》と、「ターボランドといえば《噴出》でしょ」ってことで《水深の予見者》を用意した。そして、《葛》が攻撃に転じる時に、トランプルを与えれる《クローサの拳バルー》も採用。これでひとまず、場を固めることができるかと思ったんだけど、問題が発生した。
フィニッシャーが足りない。
や、《殴打蔦の葛》と《バルー》で殴りきれることもあるんだけど、《栄華の儀式》によって、相手の土地と戦線も伸びきってる訳で、うかつに殴りに行けないこともしばしば。な、何か、良いフィニッシャーは無いのか? 考えていた時に、以前《水深の預見者》+《破綻》デッキの時のたーは先生のコメントを思い出した。
それだーっ!!
さすが、たーは先生。この展開まで読んでいるとは。というわけで、デッキのマスターピースを埋め込んだ、ターボランドがこちら。
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ターボランド
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クリーチャー:15
4《根の壁/Wall of Roots》
4《殴打蔦の葛/Vinelasher Kudzu》
4《水深の予見者/Fathom Seer》
3《クローサの拳バルー/Baru, Fist of Krosa》
スペル:19
4《壌土からの生命/Life from the Loam》
4《嵐の束縛/Stormbind》
4《栄華の儀式/Rites of Flourishing》
3《交易路/Trade Routes》
4《明日への探索/Search for Tomorrow》
土地:26
4《幽霊街/Ghost Quarter》
4《シミックの成長室/Simic Growth Chamber》
2《グルールの芝地/Gruul Turf》
4《繁殖池/Breeding Pool》
1《山/Mountain》
4《島/Island》
7《森/Forest》
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《水深の予見者/Fathom Seer》
2枚土地をセットできる状況では、アンモーフ2枚《島》戻すは、ほとんど欠点にならない。むしろ、2マナ伸びて2ドローって超強い能力として扱えるわけだ。もちろん、《嵐の束縛》環境下では、一気に手札を4枚も増やすカードとして機能する。
《クローサの拳バルー/Baru, Fist of Krosa》
ブロック時は4/4で、殴る時は5/5トランプル。スペック的にはみゃーみゃーだけど、《葛》にトランプル付くのが想像以上にエライ。しかも《栄華の儀式》環境下で2枚《森》セットすれば+2/+2、3枚なら+3/+3だ。この能力および《葛》との兼ね合いで《スクリブのレンジャー》入れるって構築も一興。
《壌土からの生命》&《交易路》
もはや僕の中では、ターボランド=このコンボってことになってる。相手の行動に対してマナを構える必要のないデッキなので、メインフェイズにありったけのマナを使ってデッキを掘れるこの楽しさ。心ゆくまで土地置いてドロー、うむ満足。
《幽霊街/Ghost Quarter》
前の《水深の預見者》+《破綻》デッキの時に「こんな島の枚数で《水深の予見者》アンモーフできるんですか?」って聞かれたんだけど、自分の土地を《幽霊街》で壊して《島》サーチしてくる可能性って考えてる? もちろん、そんなマゾプレイいつもやるわけじゃないけど、隣に《殴打蔦の葛》が居る場合は、サーチしてきた《島》と、アンモーフ後のセット《島》で+2/+2されるから、意外と使えたりする。ある程度生き延びれば、壊した土地ごと《浄土》で回収するわけだし。
《シミックの成長室》&《グルールの芝地》
お帰り土地は合計6枚。《水深の予見者》さえ使ってなければ、もうちょい入れられるんだけどね。《栄華の儀式》環境下ではお釣りの土地を再セットしたり、《葛》環境下では出して自身バウンスし続けて毎ターン+1/+1したり。
俺が3ターンでぬいてやるぜ」
ってな、もはや元ネタがわかりにくくなっちまったフレーズが唐突に思い浮かんだので、五月四日は、ターボランド記念日。
【ターボランドと《栄華の儀式》】編
Rites of Flourishing / 栄華の儀式 (2)(緑)
エンチャント Future Sight,レア
各プレイヤーのドロー・ステップの開始時に、そのプレイヤーはカードを1枚引く。
各プレイヤーは、自分の各ターンに追加の土地を1枚プレイしてもよい。
Illus.Brandon Kitkouski (137/180)
(Wisdom Guild様より引用)
書いてあることは、かなり強い。ただ、相手も2枚引くし、2枚土地を置くっちゅーのが欠点だ。
ZviやNacさんが使ってたターボランド(《踏査》と《貪欲の角笛》のアレ)には《ドルイドの誓い》が入っていた。生物デッキに対して致命的なカードになるうえに、デッキのフィニッシャーの数を減らすことができるっていう、夢のようなカードだ。Zviのターボランドは、メタ的に《ドルイドの誓い》がイマイチになってしまった時期に、プランBという《直観》→《一瞬の平和》ってプランを用意したこともあった。まぁ、どちらにしろ、今のスタンダード環境では望むべくもないカード達だ。
《栄華の儀式》を張って、相手の生物をどうやって押し留めるか、けっこう難しい。現代においては、アホかっちゅーほどリセットを連打するか、かなりの数のブロッカーを用意するかのどちらかだろう。で、今回は後者を選ぶことにした。
ターボランドの顔である《殴打蔦の葛》は、ブロッカーとしても勘定できる。そして遅い系の緑デッキには欠かせない《根の壁》と、「ターボランドといえば《噴出》でしょ」ってことで《水深の予見者》を用意した。そして、《葛》が攻撃に転じる時に、トランプルを与えれる《クローサの拳バルー》も採用。これでひとまず、場を固めることができるかと思ったんだけど、問題が発生した。
フィニッシャーが足りない。
や、《殴打蔦の葛》と《バルー》で殴りきれることもあるんだけど、《栄華の儀式》によって、相手の土地と戦線も伸びきってる訳で、うかつに殴りに行けないこともしばしば。な、何か、良いフィニッシャーは無いのか? 考えていた時に、以前《水深の預見者》+《破綻》デッキの時のたーは先生のコメントを思い出した。
稲妻の嵐より嵐の束縛のが良くないですか?ア・ラ・シ・ノ・ソ・ク・バ・ク?
ベタですけど浄土バインドは強いですよ。
それだーっ!!
さすが、たーは先生。この展開まで読んでいるとは。というわけで、デッキのマスターピースを埋め込んだ、ターボランドがこちら。
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ターボランド
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クリーチャー:15
4《根の壁/Wall of Roots》
4《殴打蔦の葛/Vinelasher Kudzu》
4《水深の予見者/Fathom Seer》
3《クローサの拳バルー/Baru, Fist of Krosa》
スペル:19
4《壌土からの生命/Life from the Loam》
4《嵐の束縛/Stormbind》
4《栄華の儀式/Rites of Flourishing》
3《交易路/Trade Routes》
4《明日への探索/Search for Tomorrow》
土地:26
4《幽霊街/Ghost Quarter》
4《シミックの成長室/Simic Growth Chamber》
2《グルールの芝地/Gruul Turf》
4《繁殖池/Breeding Pool》
1《山/Mountain》
4《島/Island》
7《森/Forest》
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《クローサの拳バルー/Baru, Fist of Krosa》(カード名のリンク先にWisdom Guild様を使わせて頂きました)
http://whisper.wisdom-guild.net/card/542142/
《栄華の儀式/Rites of Flourishing》
http://whisper.wisdom-guild.net/card/542137/
《水深の予見者/Fathom Seer》
2枚土地をセットできる状況では、アンモーフ2枚《島》戻すは、ほとんど欠点にならない。むしろ、2マナ伸びて2ドローって超強い能力として扱えるわけだ。もちろん、《嵐の束縛》環境下では、一気に手札を4枚も増やすカードとして機能する。
《クローサの拳バルー/Baru, Fist of Krosa》
ブロック時は4/4で、殴る時は5/5トランプル。スペック的にはみゃーみゃーだけど、《葛》にトランプル付くのが想像以上にエライ。しかも《栄華の儀式》環境下で2枚《森》セットすれば+2/+2、3枚なら+3/+3だ。この能力および《葛》との兼ね合いで《スクリブのレンジャー》入れるって構築も一興。
《壌土からの生命》&《交易路》
もはや僕の中では、ターボランド=このコンボってことになってる。相手の行動に対してマナを構える必要のないデッキなので、メインフェイズにありったけのマナを使ってデッキを掘れるこの楽しさ。心ゆくまで土地置いてドロー、うむ満足。
《幽霊街/Ghost Quarter》
前の《水深の預見者》+《破綻》デッキの時に「こんな島の枚数で《水深の予見者》アンモーフできるんですか?」って聞かれたんだけど、自分の土地を《幽霊街》で壊して《島》サーチしてくる可能性って考えてる? もちろん、そんなマゾプレイいつもやるわけじゃないけど、隣に《殴打蔦の葛》が居る場合は、サーチしてきた《島》と、アンモーフ後のセット《島》で+2/+2されるから、意外と使えたりする。ある程度生き延びれば、壊した土地ごと《浄土》で回収するわけだし。
《シミックの成長室》&《グルールの芝地》
お帰り土地は合計6枚。《水深の予見者》さえ使ってなければ、もうちょい入れられるんだけどね。《栄華の儀式》環境下ではお釣りの土地を再セットしたり、《葛》環境下では出して自身バウンスし続けて毎ターン+1/+1したり。
コメント
それでですが、このデッキには《永劫での歩み/Walk the Aeons》は入らないのですかね?
まぁ入れなくてもよさそうですが、ただ「ずっと俺のターン!」ができるとおもしろそうだなぁと。
未来予知シリーズおもしろいです。あと2つのデッキ楽しみにしてます。
あ、どーもご無沙汰しております。
《永劫での歩み》ですか。そりゃ熱いですね。《ドルイドの誓い》型ターボランドにも《時間のねじれ》を《ガイアの祝福》で使い回すギミックがあったわけですし。
《永劫での歩み》のバイバックコストは《島》3枚。毎ターンバイバックして《壌土》を撃つとしたら8マナずつ拘束ですか。むー、《栄華の儀式》2枚が前提なことを考えると、ちょっと重いですね。10版に再録確定してる《世界のるつぼ》が出たら、土地バランスを《島》に寄せるような青白緑みたいな感じで、意外と現実味を帯びてくるかもしれませんね。