やー、日本選手権は圧敗だったんですよ。まぁ、色々と人的な問題もあったわけですが、言うと見苦しいので割愛。デッキについてのみ絞って反省を語ってみたいと思います。
ご存知のように、今年のメタゲームの大本命はトリコロールだったわけです。そして、トリコに勝てるソーラーフレアやピクルス、そしてそのフレアやピクルスに有利な赤tタルモやラクドス。しかして、赤tタルモやラクドスはトリコロールに喰われるというジャンケンの関係が成立してました。ちゅうわけで、その3すくみを想定して、デッキを逡巡しました。
で、選手権1週間ほど前にみらーさんに電話してみたところ、「セレズニアだったらトリコに勝てるよー」との情報を貰いました。曰く、トリコは少数の生物で殴るデッキだから《制圧の輝き》に弱く、除去も火力中心だから《教主》や《幽体の魔力》を捌ききれない、とのことです。で、セレズニアだったら元々、赤いビートダウンには圧勝ですし、「意外とソーラーフレアとも戦えますよ」とEi-m君も言ってました。《番狼》とか《苦行者》とか入れてクロックアップしたら、ピクルスなどの青いデッキにも対抗できると思いました。
で、これはソリューション降りてきた、とセレズニア試してみたんですよ。そしたら、トリコに対してそこまで圧勝とは言い切れませんでした。まぁ確かに有利っちゃ有利なんですが、《制圧の輝き》貼れないと《稲妻の天使》に叩き殺されることもしばしば。メタの大本命を相手に圧勝できないようでは、デッキに対して懐疑的にならざるを得ません。
で、3/4っていう《稲妻の天使》ってサイズに対して、《番狼》や《苦行者》がモジモジしてる場面がテンポを失ってるってことに気付きました。ならばこそ、《狩りの興奮》でサイズアップしてやれば、もしくは《セレズニアのギルド魔道士》の+1/+1をちらつかせてやれば、《天使》越えができると考えました。で、《狩りの興奮》といえば白緑ジャンク、ジャンクのテンポの部分と、セレズニアの《教主》や《制圧の輝き》の部分、ここらへんを融合すれば勝てるデッキになるんじゃないかと思いました。
というわけで、日本選手権に持って行ったデッキがこちら。
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クリーチャー:28
3《極楽鳥/Birds of Paradise》
4《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》
4《番狼/Watchwolf》
3《セレズニアのギルド魔道士/Selesnya Guildmage》
3《カヴーの捕食者/Kavu Predator》
3《セラの報復者/Serra Avenger》
4《トロールの苦行者/Troll Ascetic》
4《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch》
スペル:12
4《狩りの興奮/Thrill of the Hunt》
4《グリフィンの導き/Griffin Guide》
4《制圧の輝き/Glare of Subdual》
土地:20
2《都市の樹、ヴィトゥ=ガジー/Vitu-Ghazi, the City-Tree》
2《地平線の梢/Horizon Canopy》
4《低木林地/Brushland》
4《寺院の庭/Temple Garden》
5《森/Forest》
3《平地/Plains》
サイドボード:15
4《名誉の道行き/Honorable Passage》
4《沈黙のオーラ/Aura of Silence》
3《サッフィー・エリクスドッター/Saffi Eriksdotter》
3《岩石樹の祈り/Stonewood Invocation》
1《カヴーの捕食者/Kavu Predator》
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で、現時点で反省しうるに、デッキの方向性自体はそう間違っていなかったと自負しています。先手2ターン目に出てくる《苦行者》は《呪文嵌め》や《差し戻し》を掻い潜り、それに《グリフィンの導き》が着くだけで勝ってしまうデュエルもしばしば。サイドボードの《沈黙のオーラ》は、相手の《印鑑》や《ロクソドンの戦鎚》や《信仰の足枷》を相当使い辛くしてくれますし、デッキ的に2ターン目にこれをエンチャントできる可能性もあるんですから、良い選択だったと思います。
ただ、細かいカードの選択でいくつもミスをしており、デッキのポテンシャルを活かしきれませんでした。言わば横軸は合ってたけど、縦軸でミスったような構築です。というわけで、ケーススタディという形で反省を羅列してみましょう。
ご存知のように、今年のメタゲームの大本命はトリコロールだったわけです。そして、トリコに勝てるソーラーフレアやピクルス、そしてそのフレアやピクルスに有利な赤tタルモやラクドス。しかして、赤tタルモやラクドスはトリコロールに喰われるというジャンケンの関係が成立してました。ちゅうわけで、その3すくみを想定して、デッキを逡巡しました。
で、選手権1週間ほど前にみらーさんに電話してみたところ、「セレズニアだったらトリコに勝てるよー」との情報を貰いました。曰く、トリコは少数の生物で殴るデッキだから《制圧の輝き》に弱く、除去も火力中心だから《教主》や《幽体の魔力》を捌ききれない、とのことです。で、セレズニアだったら元々、赤いビートダウンには圧勝ですし、「意外とソーラーフレアとも戦えますよ」とEi-m君も言ってました。《番狼》とか《苦行者》とか入れてクロックアップしたら、ピクルスなどの青いデッキにも対抗できると思いました。
で、これはソリューション降りてきた、とセレズニア試してみたんですよ。そしたら、トリコに対してそこまで圧勝とは言い切れませんでした。まぁ確かに有利っちゃ有利なんですが、《制圧の輝き》貼れないと《稲妻の天使》に叩き殺されることもしばしば。メタの大本命を相手に圧勝できないようでは、デッキに対して懐疑的にならざるを得ません。
で、3/4っていう《稲妻の天使》ってサイズに対して、《番狼》や《苦行者》がモジモジしてる場面がテンポを失ってるってことに気付きました。ならばこそ、《狩りの興奮》でサイズアップしてやれば、もしくは《セレズニアのギルド魔道士》の+1/+1をちらつかせてやれば、《天使》越えができると考えました。で、《狩りの興奮》といえば白緑ジャンク、ジャンクのテンポの部分と、セレズニアの《教主》や《制圧の輝き》の部分、ここらへんを融合すれば勝てるデッキになるんじゃないかと思いました。
というわけで、日本選手権に持って行ったデッキがこちら。
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クリーチャー:28
3《極楽鳥/Birds of Paradise》
4《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》
4《番狼/Watchwolf》
3《セレズニアのギルド魔道士/Selesnya Guildmage》
3《カヴーの捕食者/Kavu Predator》
3《セラの報復者/Serra Avenger》
4《トロールの苦行者/Troll Ascetic》
4《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch》
スペル:12
4《狩りの興奮/Thrill of the Hunt》
4《グリフィンの導き/Griffin Guide》
4《制圧の輝き/Glare of Subdual》
土地:20
2《都市の樹、ヴィトゥ=ガジー/Vitu-Ghazi, the City-Tree》
2《地平線の梢/Horizon Canopy》
4《低木林地/Brushland》
4《寺院の庭/Temple Garden》
5《森/Forest》
3《平地/Plains》
サイドボード:15
4《名誉の道行き/Honorable Passage》
4《沈黙のオーラ/Aura of Silence》
3《サッフィー・エリクスドッター/Saffi Eriksdotter》
3《岩石樹の祈り/Stonewood Invocation》
1《カヴーの捕食者/Kavu Predator》
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で、現時点で反省しうるに、デッキの方向性自体はそう間違っていなかったと自負しています。先手2ターン目に出てくる《苦行者》は《呪文嵌め》や《差し戻し》を掻い潜り、それに《グリフィンの導き》が着くだけで勝ってしまうデュエルもしばしば。サイドボードの《沈黙のオーラ》は、相手の《印鑑》や《ロクソドンの戦鎚》や《信仰の足枷》を相当使い辛くしてくれますし、デッキ的に2ターン目にこれをエンチャントできる可能性もあるんですから、良い選択だったと思います。
ただ、細かいカードの選択でいくつもミスをしており、デッキのポテンシャルを活かしきれませんでした。言わば横軸は合ってたけど、縦軸でミスったような構築です。というわけで、ケーススタディという形で反省を羅列してみましょう。
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