エクステンデッドの動向?
構築解体新書
〜エクステンデッドの動向〜

ジョシュ・シルベストリ


目次:
【A1】データと特記事項
【A2】PTジャンク(ドラン.dec)
【A3】相殺独楽ゴイフ(Remi.dec)
【A4】親和


【A1】
ケンタッキー・ブルーグラス オープンの結果が出揃った。リストについては下記を参照してくれ。
http://www.bluegrassmagic.com/WinterKing.htm
この結果が何をもたらし、エクテンのメタにどのような影響を与えるのか? どういうデッキが勝ち組になり、また逆に負け組になるのか考察するだけのデータを得られたわけだ。加えて、ローウィンが使用可能になったデッキも目にすることができた。まず、データに目を通して分類してみよう。
トップ8データ(世界選手権併設PTQ、上記ケンタッキー・オープン、PTQ@バレンシア)

・PTジャンク(ドラン.dec)−Top8に4人、うち2人が優勝
・相殺独楽ゴイフ(Remi.dec)−Top8に3人、うち1人が優勝
・暦伝−Top8に2人、両方とも2位
・Zoo−Top8に2人
・サイカトグ−Top8に2人
・青白トロン−Top8に2人
・青緑トロン−Top8に2人
・マルカ&けちマルカ−Top8に3人
・青単−Top8に3人(ケンタッキー3位のは青単に分類)
・親和−Top8に1人

これらを分析するに、メタゲームはかなり“割れた”状態であり、低速度なコントロールデッキは“見(けん)”にまわっている状態だ。マルカ系の中速度デッキは、ドラン型の方がより優れていると言えるだろう。少なくとも、この3週で2勝しているという結果は動かしがたい事実だ。かつて、けちロックを使っていたプレイヤーの多くは、ドラン型に乗り換えつつある。PTジャンク、またの名をドラン.dec、は急速に知名度を高めてきており、いまやメタの一角を担うまでになった。先週のケンタッキー・オープンでは、トップ8に数名送り込んだだけでなく、何人ものプレイヤーが入賞ラインのギリギリの所まで這い上がっていた。

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