ちょっと新鮮味がなくなっちゃたけど(月曜の話ですし・・)、Grand Coliseum 仙台 4thに出てきた。結果は、3−1−0の2位。デッキは4色スレッショルド、ダニエルOMS(フィンケルの後ろにいたOMS兄弟。 まだ現役だったんだ!?)が世界選手権で全勝していたヤツを完コピ。

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          4色スレッショルド
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 ダニエル オ’マホーニ・シュワルツ / 2007世界選手権5-0-0デッキ
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クリーチャー:12
 4《敏捷なマングース/Nimble Mongoose》
 4《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
 4《闇の腹心/Dark Confidant》

スペル:30
 2《思考囲い/Thoughtseize》
 1《もみ消し/Stifle》
 4《目くらまし/Daze》
 4《Force of Will》
 4《渦まく知識/Brainstorm》
 4《思案/Ponder》
 3《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
 3《相殺/Counterbalance》
 4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
 1《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》

土地:18
 4《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
 4《汚染された三角州/Polluted Delta》
 4《Tropical Island》
 2《Tundra》
 3《Underground Sea》
 1《島/Island》

サイドボード:15
 4《仕組まれた疫病/Engineered Plague》
 3《不忠の糸/Threads of Disloyalty》
 3《根絶/Extirpate》
 1《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》
 2《もみ消し/Stifle》
 2《クローサの掌握/Krosan Grip》
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見ての通り、UGスレッショルドを基盤にして、《闇の腹心》と《思考囲い》およびサイドの7枚のために黒を、《剣を鋤に》のために白をタッチしているデッキ。また、《相殺》&《独楽》のコンボをメインから搭載しているのも特徴かと。

このデッキを選んだ理由としては、
 ?放火砲とかセファリッドなどの即死コンボが居そうなので、《Force of Will》が入ったデッキを使いたかった
 ?苦手のゴブリンには、サイドから《仕組まれた疫病》を入れられた
 ?スレッショルド同キャラには、《闇の腹心》と、メインからの《相殺》が刺さると思った
ってとこ。まぁ、デュアルランド満載なので《不毛の大地》がブッ刺さる心配はあったんだけど・・・。

1試合目 放火砲
第1ゲーム:
相手先手マリガン。僕は《FoW》と《剣を鋤に》を含む受けの広い手札をキープ。
相手の1ターン目、《土地譲渡》から《Taiga》、《金属モックス》(赤いカード刻印)、《ライオンの瞳のダイアモンド》(以下《LED》)、《捨て身の儀式》とつないで、《燃え立つ願い》!
1ターン目にゴブリンが12体湧きそうな展開ながら、僕の手札には《Force of Will》。そして、こんなこともあろうかと前日の夜にIGGY POPを3時間半ほど1人回しって秘密特訓をしていたので、《LED》周りのプレイングは学習済み。《燃え立つ願い》がスタックに載ったところで、
「まだそちらに優先権がありますが、何かしますか?」
と聞く。《LED》をサクって貰ってから《燃え立つ願い》を《FoW》でカウンター。あとは、手札0になった相手を《タルモゴイフ》が殴って勝ち。

サイドボード
 OUT:《STP》4、《相殺》1
 IN:《もみ消し》2、《掌握》2、《爆薬》1
(明らかに《相殺》アウトはミス。後述の理由により《Tundra》1アウトが正解っぽい)

第2ゲーム:
相手は1ターン目、土地を置かずにゴー。僕は《もみ消し》あるのでマナ立てたままゴー。2ターン目、《水蓮の花びら》はスルーしてエンドに《渦巻く知識》。1マナスペルを2番目に積んで、返しのターン、《FoW》を握りながらタップアウトで《相殺》キャスト。この《相殺》が強すぎて、3ターン目の《独楽》以降、相手の後続のマナアーティファクトをすべてカウンター。殆ど相手に何もさせず勝利。

2試合目 ゴブリン
第1ゲーム:
僕の先手で土地3枚と《目くらまし》を含む手札をキープ、相手はダブルマリガン。当然土地が詰まり気味になり、《戦長》に刺さる《目くらまし》。そして《タルモゴイフ》で殴り勝ち。

サイドボード
 OUT:《ボブ》4、《相殺》3
 IN:《疫病》4、《もみ消し》2、《爆薬》1

第2ゲーム:
1ターン目に《思考囲い》を撃ったら、相手の手札がすごく薄くなって、《タルモゴイフ》で殴り勝った。

3試合目 RDWタッチ タルモセルクくん
ここで全勝はこの卓だけ。デッキ相性がとても悪いのでもう半分諦め気味。先手《相殺》で嵌めるくらいしか勝ち筋ないなーとか思ってた。
第1ゲーム:
僕、後手。《STP》2枚と《相殺》、そして《島》のある手札をキープ。相手1ターン目《モグの狂信者》、2ターン目《タルモゴイフ》。返しで《相殺》出したら、また《タルモ》。《タルモ》をそれぞれ《STP》で捌いたら白マナ無いところで通る《月の大魔術師》。何にもできなくなって投了。

サイドボード
 OUT:《ボブ》4、《相殺》3
 IN:《不忠の糸》3、《爆薬》1

第2ゲーム。
《爆薬》2枚と《マングース》な手札をキープ。相手は《猿人》から《タルモ》な立ち上がり。欲を画いて《爆薬》を出さなかったんだけど、3ターン目X=3で《爆薬》キャスト。ちょっと《月メイガス》を恐れすぎた。明らかにミス。で、《タルモゴイフ》で射程圏内にライフを引き落とされてからの、火力で負け。

4試合目 ゴブリンkappyさん
第1ゲーム:
相手ダブルマリガン。《霊気の薬瓶》を《FoW》。相手の土地が詰まり気味で、《不毛の大地》をマナ拘束に使われず、《Tropical Island》が生き残る。その隙に並べた1/1《マングース》3体がチマチマ殴る。4体目引いたところで自分の《独楽》を《目くらまし》してスレッショルド達成。殴って勝利。

サイドボード
 OUT:《ボブ》4、《相殺》3
 IN:《疫病》4、《もみ消し》2、《爆薬》1

第2ゲーム:
よく覚えてないけど、《目くらまし》がハマって勝った気がする。

結論と考察
デッキはすごく強かった。受けが広いし、スレッショルド特有の「ある程度展開した後は、まな板の上の鯉状態」って感じが、《相殺》&《独楽》ロックで軽減されてる感じ。ただ、気になった点がいくつか。

?赤いデッキ相手に《ボブ》をサイドアウトするっぽいんだけど、そうするとブロッカーの頭数が足りない。「だから《不忠の糸》インするんですよ」って説も有るんだけど、対ゴブリンとかだと入れたくない。なんか、2マナ以下の焼かれにくい生物をサイドに入れてても良いかと思った。つっても、《熊人間》や《ヨツン》じゃ遅いし、《鋼の壁》とかは流石に弱いし・・・。《雑種犬》?

?このデッキは、ある程度《不毛の大地》を使われることを想定して、ちょっと土地が多めに入ってると思った。なので相手が《不毛の大地》を使ってこない場合、土地を引き過ぎな気がする。若干、サイドアウトしてもいいと思う。《不毛の大地》使わん相手はたいてい生物少ないので、《Tundra》がアウト候補。

?《月の大魔術師》とか《血染めの月》とか、ホントにツライ。もちろん《BtB》もツライ。後者は諦めるとして前者2つをケアする意味で、サイドに2本程度の《青霊破》は在っても良いと思う。

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