リミテッドが忙しくて、都道府県選手権とか州選手権とかについて書くの忘れてたよ。思い出したんで第1回。アメリカの激戦区の一つ、ワシントンでベスト8になったMox型親和。

Mox親和 -- Joey Zapelli

クリーチャー:23
 4:大霊堂の信奉者
 4:電結の働き手
 4:電結の荒廃者
 4:金属ガエル
 3:厳粛な空護り
 4:マイアの処罰者

スペル:18
 4:物読み
 3:夜の囁き
 4:彩色の宝球
 4:頭蓋囲い
 3:金属モックス

土地:19
 4:ちらつき蛾の生息地
 3:空僻地
 4:囁きの大霊堂
 4:教議会の座席
 4:伝承の樹

サイドボード:15
 4:マナ漏出
 4:秘宝の障壁
 3:酸化
 3:ヴィリジアンのシャーマン
 1:夜の囁き

ソース:http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/champs04/wa

Mox親和っていうと、世界選手権2位になったAeo Paquetteのデッキ(http://www.brainburst.com/db/deck.asp?deck_id=4451)が有名だけど、その手札消費の激しさゆえ、ガン回ったときしか人を殺せない、安定性に欠くデッキだった。

上記のワシントン2位のレシピでは、通常の《物読み》4枚に加えて、《夜の囁き》を採用することで手札の補充を図り、《金属モックス》による息切れ防止としている。また、赤をばっさり切ってメインは純粋な青黒2色とすることで、《モックス》に刻印する際の整合性が向上している。

また、現在の親和では、薬瓶型なら《マイアの処罰者》、オニソプター型なら《厳粛な空護り》の採用が一般的だ。しかし、このMox型では《モックス》による加速力を最大限生かすべく、その両方が採用されている。《処罰者》《空護り》計7枚+ドロースペルも7枚という構成により、より安定して親和連打モードに入れる。よって、《爆片波》無しでも十分に削りきれると言える。

デッキ構築論の点で非常に秀逸な構成であり、今まで見たMox型親和の中で最も完成度が高い。激戦区ワシントンでベスト8になったのも納得である。

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