○黒単アグロ----サイド前60%、サイド後50%
このマッチアップでも《神の怒り》が良く効くし、《すき込み》も相手の《黒瘴》の降臨を遅らせてくれる。サイド後は相手も《頭蓋の摘出》を入れてくるだろうけど、こっちも《崩老卑》対策の伝説の土地を入れられる。このマッチでのキモは、なるべくアドバンテージが取れるように、カードを大切に使うことかな。

 -4:酸化
 -2:ヴィリジアンのシャーマン
 -1:平地
 -1:森
 +1:先祖の院、翁神社
 +1:永岩城
 +2:刈り取りと種まき
 +4:象牙の仮面

○ビッグレッド----サイド前30%、サイド後60%
キツいマッチアップだ。こっちの体制が整う前に、相手のバーンで死んでしまうだろう。ただ、サイド後は《象牙の仮面》が刺さるし、《清純な天使》まで繋げれば相手には除去手段がほとんどない。《象牙の仮面》が張れないと、《赤パルス》だけで殺されてしまう可能性があるので、うまいこと《粗野な覚醒》を使って対処してくれ。

 -2:神の怒り
 -2:酸化
 +4:象牙の仮面

○ポンザ----サイド前60%、サイド後60%
驚かないで欲しいんだが、実はそんなに辛くはないんだ。《桜族の長老》や《木霊の手の内》さえキャストすれば、もうぜんぜん恐るに足らない。ひとたびこちらの土地が4枚を越せば、相手のプランは破綻してしまう。先手か後手かでけっこう勝率が変わっちゃうね。

○アイアンワークス----サイド前15%、サイド後20%
GG。最悪の相手なので、会場で当たらないように気をつけよう。《天使》なんて遅すぎて要らないので、サイドに全部落とそう。

 -4:清純な天使
 +4:刈り取りと種まき

◎このデッキってどうよ?
デッキとしてはかなり強いし、Tier1.5〜2くらいのデッキにはぜんぜん引けを取らない。でも、PTQやGPTにぜひ持ってくべきだとは、一概には言えない。

世の中にはメタ外デッキでトーナメントに出るのに悦びを感じる人が居るもんだし、このデッキもそんなメタ外デッキの選択肢の一つと考えて欲しいんだ。実際、このデッキはプレイしててすごく楽しいしね。

でも、あえて今オススメしてる理由は、このデッキがほんとにメタ外だから。俺は未だかつてこのデッキに類するデッキを見たことが無い。なので、もし君がTier1のデッキでトーナメントに出たくないなら、奇襲的にこのデッキを使って見るのは良い戦略じゃないかな。

対戦相手は驚嘆かつ困惑する筈だし、それはこっちのペースに巻き込むのに望ましいことだ。

1:対戦相手は、君のデッキに対して正しいプレイができず、プレイミスを繰り返すはずだ。

2:サイドで、君のデッキを対策したカードなんて入れてないはずだ。

Matteo CiriglianoがGPチューリッヒで“水晶の破片+永遠の証人”デッキを使って2位に輝いたことは記憶に新しいけど、このデッキは必ずしも環境のエニグマではなかった。

メタ外デッキの優位性ってのは解って頂けたと思うけど、それを踏まえた上で、このデッキってどうよ?、と問いたい。

これこそが、この緑白コン(およびメタ外デッキ全般)について、勝つ秘訣だと俺は考えてる。マッチアップ分析で示した勝率は必ずしも正しいとは限らないけど、それは君自身で試して確かめて欲しい。もちろん君の手に馴染むようにデッキも調整してくれ。

俺の記事を読んでくれてありがとう! なんか感想があったら(Play or Drawの)デッキフォーラムに書き込んでくれ。

---------Ryan Williams

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