ラブニカ、エクテン、白マルカ?
2005年9月11日 Extended
【教主さまと行為】
《ロクソドンの教主》。
4マナで4/4。
場に出たときに4ライフ回復。
WG払ってサクると、自分の生物全部を再生。
《貪欲なベイロス》と比較するにつけ、エクテンでも充分通用するスペックだよね。で、最後の一文「WG払ってサクると、自分の生物全部を再生」。きっと誰もが思ったはず。《破滅的な行為》と相性良さ過ぎ、と。
それに、ライフ回復って点もかなり重要。
エクテンはマナ域が軽くなるんで、1ターン目から動くこともかなり多い。新デュアルランドは2ライフ払ってアンタップインする機会が多発する。そしてデュアラン持ってくる為にフェッチランドも多用。そう考えると、マナベース整えるだけで3〜5ライフくらいは持って行かれちゃうよね。だからこそ、4ターン目にボードを展開しながらライフが戻るってのが効いてくる。
というわけで、今日は新エクテンのマルカに、《教主》をぶち込むために白をタッチする話しをしてみる。
【新環境でのマルカの立ち位置】
個人的な見解を言わせて貰えば、新環境でマルカは“アリ”だと考えている。ゴブリンと親和は多少勢力を削がれたと言え、依然として一大勢力ではある。環境の序盤メタゲームは「ビートダウン優勢」からスタートするだろう。ならばこそ、ビートダウンに耐性を付けた形のマルカは、環境のマスターピースの1つ足り得るはずだ。
おりしも、黒緑のマルチスペルとして《Putrefy》が加わる。
そして黒緑といえば《破滅的な行為》。マルカを“対クリーチャー用決戦兵器”として押し上げている立役者はまずこのカードだろう。そして、アーティファクト土地を吹っ飛ばせるって意味で、親和デッキに対する回答の1つでもある。
黒緑であるが故に《Putrefy》と《破滅的な行為》を擁している。ほら、マルカ強そうじゃん?
《ロクソドンの教主》。
4マナで4/4。
場に出たときに4ライフ回復。
WG払ってサクると、自分の生物全部を再生。
《貪欲なベイロス》と比較するにつけ、エクテンでも充分通用するスペックだよね。で、最後の一文「WG払ってサクると、自分の生物全部を再生」。きっと誰もが思ったはず。《破滅的な行為》と相性良さ過ぎ、と。
それに、ライフ回復って点もかなり重要。
エクテンはマナ域が軽くなるんで、1ターン目から動くこともかなり多い。新デュアルランドは2ライフ払ってアンタップインする機会が多発する。そしてデュアラン持ってくる為にフェッチランドも多用。そう考えると、マナベース整えるだけで3〜5ライフくらいは持って行かれちゃうよね。だからこそ、4ターン目にボードを展開しながらライフが戻るってのが効いてくる。
というわけで、今日は新エクテンのマルカに、《教主》をぶち込むために白をタッチする話しをしてみる。
【新環境でのマルカの立ち位置】
個人的な見解を言わせて貰えば、新環境でマルカは“アリ”だと考えている。ゴブリンと親和は多少勢力を削がれたと言え、依然として一大勢力ではある。環境の序盤メタゲームは「ビートダウン優勢」からスタートするだろう。ならばこそ、ビートダウンに耐性を付けた形のマルカは、環境のマスターピースの1つ足り得るはずだ。
おりしも、黒緑のマルチスペルとして《Putrefy》が加わる。
Putrefy (1)(黒)(緑)鉈の重さと剃刀の切れ味、じゃないけど、《酸化》と《終止》を併せ持つこのカードの強さは想像に難くない。《燻し》にすべきか《布告》にすべきか、はたまたメインから《帰化》を入れるべきかと、悩む必要なんて微塵もない。《Putrefy》4枚。簡単カンタン〜。
インスタント Ravnica: City of Guilds,アンコモン
アーティファクト1つかクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。それは再生できない。
(Wisdom Guildさんより)
そして黒緑といえば《破滅的な行為》。マルカを“対クリーチャー用決戦兵器”として押し上げている立役者はまずこのカードだろう。そして、アーティファクト土地を吹っ飛ばせるって意味で、親和デッキに対する回答の1つでもある。
黒緑であるが故に《Putrefy》と《破滅的な行為》を擁している。ほら、マルカ強そうじゃん?
ラブニカ、エクテン、白マルカ?
2005年9月11日 Extended
【白いメリットもう1つ】
タッチ白といえば、そう《崇拝》。クリーチャーデッキに圧倒的に強いカードだね。プロテクションなり《苦行者》なりと組み合わせてしまえば、これだけで相手を投了に追い込めたりもする。
9月1日付で《大霊堂の信奉者》が禁止カードになったんで、“ライフを減らす”って効果自体がかなり希少となった。なので《崇拝》のエクテン的な価値も上がってたりする。
そうそう、さっき《Putrefy》について語ったけど、それに付随して。新環境でマークすべき第一の対象はクリーチャーであり、次点としてアーティファクトだ。すなわち、エンチャントに対するマークはわりと薄いんじゃないかと考えている。例えば親和について考えてみようか。《魔力流出》や《静寂》がない環境において、親和が《古の法の神》をわざわざ積んでくるかな? そう考えるにつけ、エンチャントであるって点で《崇拝》はかなり価値がある。
メタ的に親和とゴブリンを見るなら、メインからの《崇拝》投入も充分検討に値する。
タッチ白といえば、そう《崇拝》。クリーチャーデッキに圧倒的に強いカードだね。プロテクションなり《苦行者》なりと組み合わせてしまえば、これだけで相手を投了に追い込めたりもする。
9月1日付で《大霊堂の信奉者》が禁止カードになったんで、“ライフを減らす”って効果自体がかなり希少となった。なので《崇拝》のエクテン的な価値も上がってたりする。
そうそう、さっき《Putrefy》について語ったけど、それに付随して。新環境でマークすべき第一の対象はクリーチャーであり、次点としてアーティファクトだ。すなわち、エンチャントに対するマークはわりと薄いんじゃないかと考えている。例えば親和について考えてみようか。《魔力流出》や《静寂》がない環境において、親和が《古の法の神》をわざわざ積んでくるかな? そう考えるにつけ、エンチャントであるって点で《崇拝》はかなり価値がある。
メタ的に親和とゴブリンを見るなら、メインからの《崇拝》投入も充分検討に値する。
ラブニカ、エクテン、白マルカ?
2005年9月11日 Extended
【3マナ域のポジション争い】
マルカのアドバンテージを担っていた鉄壁の3マナ域《ヤヴィマヤの古老》が引退する。リザーバーは3名。
・永遠の証人
・トロールの苦行者
・木彫りの女人像
以下にそれぞれのメリットを語ってみよう。
○永遠の証人
《古老》ご存命の時代から採用されていたMissアドバンテージ。《破滅的な行為》を回収するのがもっぱらの仕事。他にも《陰謀団式療法》との相性は特筆モンだったり、《起源》でぐるぐる回してアドバンテージを荒稼ぎしたり。
緑緑が出るデッキにおいては、ほぼ疑問を抱かず採用できるクリーチャーであるものの、どうしてもテンポの遅れとサイズの小ささがネックになってしまう。環境がビートダウンに寄ってるなら尚更。
でも、《永遠の証人》なんて3ターン目に出さないので、ホントは3マナ域として語るのもアレなんだけどね。
○トロールの苦行者
3/2の殴れるバディに再生とアンタッチャブルがついた夢のパーフェクト超人。《苦行者》から《ロクソドンの教主》に繋げば、なかなかのビートダウン展開となる。《崇拝》と相性が良いのは前述の通り。あと、環境の除去が《終止》とか《Putrefy》とかだと生物が本当に簡単に死ぬので、アンタッチャブルである点はそうとうポイントが高い。
しかし、再生が重いのでテンポ的が悪いのも事実。ただでさえ《教主》と《破滅的な行為》でマナをキープしなきゃないんだから、それに《苦行者》追加ってのもどうなんだろう?
○木彫りの女人像
返ってきた《花の壁》。タフネス5ってのは、《火炎舌》で焼かれないし、《マイアの処罰者》もガッチリ受け止められる数字だ。《爆片波》で焼いたら3:1交換だしね。こっそりパワーが2あるので、《金属ガエル》2体とか並べた相手に対して非常に大きな抑止力になる。
しかしまぁ、キャントリップつきで無駄カードにならないとは言え、しょせん壁は壁。3マナ払ってまで出すほどのモンかってーと、どうなんだろう。《花の壁》は末期のマルカでほとんど使われなかった、《ジャングルの障壁》はエクテンで使われるてるのを見たことがないって事実をどう考えるか、さてさて。
マルカのアドバンテージを担っていた鉄壁の3マナ域《ヤヴィマヤの古老》が引退する。リザーバーは3名。
・永遠の証人
・トロールの苦行者
・木彫りの女人像
以下にそれぞれのメリットを語ってみよう。
○永遠の証人
《古老》ご存命の時代から採用されていたMissアドバンテージ。《破滅的な行為》を回収するのがもっぱらの仕事。他にも《陰謀団式療法》との相性は特筆モンだったり、《起源》でぐるぐる回してアドバンテージを荒稼ぎしたり。
緑緑が出るデッキにおいては、ほぼ疑問を抱かず採用できるクリーチャーであるものの、どうしてもテンポの遅れとサイズの小ささがネックになってしまう。環境がビートダウンに寄ってるなら尚更。
でも、《永遠の証人》なんて3ターン目に出さないので、ホントは3マナ域として語るのもアレなんだけどね。
○トロールの苦行者
3/2の殴れるバディに再生とアンタッチャブルがついた夢のパーフェクト超人。《苦行者》から《ロクソドンの教主》に繋げば、なかなかのビートダウン展開となる。《崇拝》と相性が良いのは前述の通り。あと、環境の除去が《終止》とか《Putrefy》とかだと生物が本当に簡単に死ぬので、アンタッチャブルである点はそうとうポイントが高い。
しかし、再生が重いのでテンポ的が悪いのも事実。ただでさえ《教主》と《破滅的な行為》でマナをキープしなきゃないんだから、それに《苦行者》追加ってのもどうなんだろう?
○木彫りの女人像
返ってきた《花の壁》。タフネス5ってのは、《火炎舌》で焼かれないし、《マイアの処罰者》もガッチリ受け止められる数字だ。《爆片波》で焼いたら3:1交換だしね。こっそりパワーが2あるので、《金属ガエル》2体とか並べた相手に対して非常に大きな抑止力になる。
しかしまぁ、キャントリップつきで無駄カードにならないとは言え、しょせん壁は壁。3マナ払ってまで出すほどのモンかってーと、どうなんだろう。《花の壁》は末期のマルカでほとんど使われなかった、《ジャングルの障壁》はエクテンで使われるてるのを見たことがないって事実をどう考えるか、さてさて。
ラブニカ、エクテン、白マルカ?
2005年9月11日 Extended【マナベースとか】
さて。とりあえずマナ生物ってことで
4《極楽鳥/Birds of Paradise》
4《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》
は確定。あとは、追加で《ラノワールのエルフ》やらを入れるかって話だ。3マナ域が重いデッキの場合、やっぱり1ターン目にはマナ生物展開したいよね。でも、あんまり入れ過ぎると、《破滅的な行為》を使いにくくしてしまう。《教主》が引けてない場合、ぶわぁーっと展開しちゃえないよね。なので、1マナ域のマナ生物は《極楽鳥》4体に加えて《ラノワールのエルフ》2体の計6体とする。
マナ生物10ってことで、土地に割くスロットは22枚で充分。白いカードはデッキに6枚程度なので、白マナソースは9枚程度かな。《極楽鳥》や《長老》でも供給できるしね。あとは緑マナと黒マナのバランスを見ながら、フェッチとデュアルランドを組み合わせれば良い。
緑白&黒緑の上位ギルド色なんで、デュアルランドが2種類使えるのが素晴らしい。
【というわけで、レシピ】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
白マルカ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
クリーチャー:22
4《極楽鳥/Birds of Paradise》
2《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》
4《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》
4《木彫りの女人像》
4《トロールの苦行者/Troll Ascetic》
4《ロクソドンの教主》
スペル:16
4《陰謀団式療法/Cabal Therapy》
2《強迫/Duress》
4《Putrefy》
4《破滅的な行為/Pernicious Deed》
2《崇拝/Worship》
土地:22
4《黒緑デュアラン》
4《白緑デュアラン》
4《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
5《森/Forest》
4《沼/Swamp》
1《平地/Plains》
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【まとめ】
初期のメタをビートダウン優勢と読んだ上で、こんな形のマルカもあるよ、と。
オチ? そんなん無いって。
さて。とりあえずマナ生物ってことで
4《極楽鳥/Birds of Paradise》
4《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》
は確定。あとは、追加で《ラノワールのエルフ》やらを入れるかって話だ。3マナ域が重いデッキの場合、やっぱり1ターン目にはマナ生物展開したいよね。でも、あんまり入れ過ぎると、《破滅的な行為》を使いにくくしてしまう。《教主》が引けてない場合、ぶわぁーっと展開しちゃえないよね。なので、1マナ域のマナ生物は《極楽鳥》4体に加えて《ラノワールのエルフ》2体の計6体とする。
マナ生物10ってことで、土地に割くスロットは22枚で充分。白いカードはデッキに6枚程度なので、白マナソースは9枚程度かな。《極楽鳥》や《長老》でも供給できるしね。あとは緑マナと黒マナのバランスを見ながら、フェッチとデュアルランドを組み合わせれば良い。
緑白&黒緑の上位ギルド色なんで、デュアルランドが2種類使えるのが素晴らしい。
【というわけで、レシピ】
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白マルカ
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クリーチャー:22
4《極楽鳥/Birds of Paradise》
2《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》
4《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》
4《木彫りの女人像》
4《トロールの苦行者/Troll Ascetic》
4《ロクソドンの教主》
スペル:16
4《陰謀団式療法/Cabal Therapy》
2《強迫/Duress》
4《Putrefy》
4《破滅的な行為/Pernicious Deed》
2《崇拝/Worship》
土地:22
4《黒緑デュアラン》
4《白緑デュアラン》
4《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
5《森/Forest》
4《沼/Swamp》
1《平地/Plains》
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【まとめ】
初期のメタをビートダウン優勢と読んだ上で、こんな形のマルカもあるよ、と。
オチ? そんなん無いって。