やー、日本選手権は圧敗だったんですよ。まぁ、色々と人的な問題もあったわけですが、言うと見苦しいので割愛。デッキについてのみ絞って反省を語ってみたいと思います。
ご存知のように、今年のメタゲームの大本命はトリコロールだったわけです。そして、トリコに勝てるソーラーフレアやピクルス、そしてそのフレアやピクルスに有利な赤tタルモやラクドス。しかして、赤tタルモやラクドスはトリコロールに喰われるというジャンケンの関係が成立してました。ちゅうわけで、その3すくみを想定して、デッキを逡巡しました。
で、選手権1週間ほど前にみらーさんに電話してみたところ、「セレズニアだったらトリコに勝てるよー」との情報を貰いました。曰く、トリコは少数の生物で殴るデッキだから《制圧の輝き》に弱く、除去も火力中心だから《教主》や《幽体の魔力》を捌ききれない、とのことです。で、セレズニアだったら元々、赤いビートダウンには圧勝ですし、「意外とソーラーフレアとも戦えますよ」とEi-m君も言ってました。《番狼》とか《苦行者》とか入れてクロックアップしたら、ピクルスなどの青いデッキにも対抗できると思いました。
で、これはソリューション降りてきた、とセレズニア試してみたんですよ。そしたら、トリコに対してそこまで圧勝とは言い切れませんでした。まぁ確かに有利っちゃ有利なんですが、《制圧の輝き》貼れないと《稲妻の天使》に叩き殺されることもしばしば。メタの大本命を相手に圧勝できないようでは、デッキに対して懐疑的にならざるを得ません。
で、3/4っていう《稲妻の天使》ってサイズに対して、《番狼》や《苦行者》がモジモジしてる場面がテンポを失ってるってことに気付きました。ならばこそ、《狩りの興奮》でサイズアップしてやれば、もしくは《セレズニアのギルド魔道士》の+1/+1をちらつかせてやれば、《天使》越えができると考えました。で、《狩りの興奮》といえば白緑ジャンク、ジャンクのテンポの部分と、セレズニアの《教主》や《制圧の輝き》の部分、ここらへんを融合すれば勝てるデッキになるんじゃないかと思いました。
というわけで、日本選手権に持って行ったデッキがこちら。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
クリーチャー:28
3《極楽鳥/Birds of Paradise》
4《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》
4《番狼/Watchwolf》
3《セレズニアのギルド魔道士/Selesnya Guildmage》
3《カヴーの捕食者/Kavu Predator》
3《セラの報復者/Serra Avenger》
4《トロールの苦行者/Troll Ascetic》
4《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch》
スペル:12
4《狩りの興奮/Thrill of the Hunt》
4《グリフィンの導き/Griffin Guide》
4《制圧の輝き/Glare of Subdual》
土地:20
2《都市の樹、ヴィトゥ=ガジー/Vitu-Ghazi, the City-Tree》
2《地平線の梢/Horizon Canopy》
4《低木林地/Brushland》
4《寺院の庭/Temple Garden》
5《森/Forest》
3《平地/Plains》
サイドボード:15
4《名誉の道行き/Honorable Passage》
4《沈黙のオーラ/Aura of Silence》
3《サッフィー・エリクスドッター/Saffi Eriksdotter》
3《岩石樹の祈り/Stonewood Invocation》
1《カヴーの捕食者/Kavu Predator》
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
で、現時点で反省しうるに、デッキの方向性自体はそう間違っていなかったと自負しています。先手2ターン目に出てくる《苦行者》は《呪文嵌め》や《差し戻し》を掻い潜り、それに《グリフィンの導き》が着くだけで勝ってしまうデュエルもしばしば。サイドボードの《沈黙のオーラ》は、相手の《印鑑》や《ロクソドンの戦鎚》や《信仰の足枷》を相当使い辛くしてくれますし、デッキ的に2ターン目にこれをエンチャントできる可能性もあるんですから、良い選択だったと思います。
ただ、細かいカードの選択でいくつもミスをしており、デッキのポテンシャルを活かしきれませんでした。言わば横軸は合ってたけど、縦軸でミスったような構築です。というわけで、ケーススタディという形で反省を羅列してみましょう。
ご存知のように、今年のメタゲームの大本命はトリコロールだったわけです。そして、トリコに勝てるソーラーフレアやピクルス、そしてそのフレアやピクルスに有利な赤tタルモやラクドス。しかして、赤tタルモやラクドスはトリコロールに喰われるというジャンケンの関係が成立してました。ちゅうわけで、その3すくみを想定して、デッキを逡巡しました。
で、選手権1週間ほど前にみらーさんに電話してみたところ、「セレズニアだったらトリコに勝てるよー」との情報を貰いました。曰く、トリコは少数の生物で殴るデッキだから《制圧の輝き》に弱く、除去も火力中心だから《教主》や《幽体の魔力》を捌ききれない、とのことです。で、セレズニアだったら元々、赤いビートダウンには圧勝ですし、「意外とソーラーフレアとも戦えますよ」とEi-m君も言ってました。《番狼》とか《苦行者》とか入れてクロックアップしたら、ピクルスなどの青いデッキにも対抗できると思いました。
で、これはソリューション降りてきた、とセレズニア試してみたんですよ。そしたら、トリコに対してそこまで圧勝とは言い切れませんでした。まぁ確かに有利っちゃ有利なんですが、《制圧の輝き》貼れないと《稲妻の天使》に叩き殺されることもしばしば。メタの大本命を相手に圧勝できないようでは、デッキに対して懐疑的にならざるを得ません。
で、3/4っていう《稲妻の天使》ってサイズに対して、《番狼》や《苦行者》がモジモジしてる場面がテンポを失ってるってことに気付きました。ならばこそ、《狩りの興奮》でサイズアップしてやれば、もしくは《セレズニアのギルド魔道士》の+1/+1をちらつかせてやれば、《天使》越えができると考えました。で、《狩りの興奮》といえば白緑ジャンク、ジャンクのテンポの部分と、セレズニアの《教主》や《制圧の輝き》の部分、ここらへんを融合すれば勝てるデッキになるんじゃないかと思いました。
というわけで、日本選手権に持って行ったデッキがこちら。
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クリーチャー:28
3《極楽鳥/Birds of Paradise》
4《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》
4《番狼/Watchwolf》
3《セレズニアのギルド魔道士/Selesnya Guildmage》
3《カヴーの捕食者/Kavu Predator》
3《セラの報復者/Serra Avenger》
4《トロールの苦行者/Troll Ascetic》
4《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch》
スペル:12
4《狩りの興奮/Thrill of the Hunt》
4《グリフィンの導き/Griffin Guide》
4《制圧の輝き/Glare of Subdual》
土地:20
2《都市の樹、ヴィトゥ=ガジー/Vitu-Ghazi, the City-Tree》
2《地平線の梢/Horizon Canopy》
4《低木林地/Brushland》
4《寺院の庭/Temple Garden》
5《森/Forest》
3《平地/Plains》
サイドボード:15
4《名誉の道行き/Honorable Passage》
4《沈黙のオーラ/Aura of Silence》
3《サッフィー・エリクスドッター/Saffi Eriksdotter》
3《岩石樹の祈り/Stonewood Invocation》
1《カヴーの捕食者/Kavu Predator》
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で、現時点で反省しうるに、デッキの方向性自体はそう間違っていなかったと自負しています。先手2ターン目に出てくる《苦行者》は《呪文嵌め》や《差し戻し》を掻い潜り、それに《グリフィンの導き》が着くだけで勝ってしまうデュエルもしばしば。サイドボードの《沈黙のオーラ》は、相手の《印鑑》や《ロクソドンの戦鎚》や《信仰の足枷》を相当使い辛くしてくれますし、デッキ的に2ターン目にこれをエンチャントできる可能性もあるんですから、良い選択だったと思います。
ただ、細かいカードの選択でいくつもミスをしており、デッキのポテンシャルを活かしきれませんでした。言わば横軸は合ってたけど、縦軸でミスったような構築です。というわけで、ケーススタディという形で反省を羅列してみましょう。
デッキ診断:Absolute Zero
2007年8月18日 デッキ診断 コメント (39)Dr.カバ雄のデッキ診断所(仮)、第1期の最終回です。最後となりました患者さんは、唐辛子さんの「Absolute Zero」です。
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クリーチャー:21
4《時代寄生機/Epochrasite》
4《ファイレクシアの鉄足/Phyrexian Ironfoot》
4《愚鈍な自動人形/Mindless Automaton》
4《アーカム・ダグソン/Arcum Dagsson》
3《剃刀毛のマスティコア/Razormane Masticore》
2《トリスケラバス/Triskelavus》
スペル:15
2《機械の行進/March of the Machines》
2《鋸刃の矢/Serrated Arrows》
1《ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer》
1《アクローマの記念碑/Akroma’s Memorial》
1《詩神の器/Muse Vessel》
1《彫り込み鋼/Sculpting Steel》
1《氷の干渉器/Icy Manipulator》
4《精神石/Mind Stone》
2《連合の秘宝/Coalition Relic》
土地:24
4《占術の岩床/Scrying Sheets》
4《ロノムの口/Mouth of Ronom》
1《アカデミーの廃墟/Academy Ruins》
2《ウルザの工廠/Urza’s Factory》
13《冠雪の島/Snow-Covered Island》
サイドボード:13
4《ボトルのノーム/Bottle Gnomes》
4《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
1《ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer》
3《道化の王笏/Jester’s Scepter》
1《詩神の器/Muse Vessel》
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
レシピを拝見しても、なんだか意味がよくわかんないスロットが色々あったので、原作たるシミチンさんのを拝読してきました。
なるほどなるほど。
つまり、元のデッキは《アーカム》と《倍増の季節》の2つを核とした縦のシナジィデッキなわけですね。で、唐辛子さんは《倍増の季節》を抜いたんだけど、その名残がのこったカードを使い続けてるということですか。「このデッキに何故《愚鈍な自動人形》が必要なんだろう?」とか、小一時間くらい妄想働かせちゃいましたよ。
色々と切ってよいスロットが見えてきたので、バッサリ替えちゃいましょう。
さて、「《クラージ実験体/Experiment Kraj(DIS)》から生まれ出たシミック王子」たるシミチンさんが青緑に吸い寄せられるように、「僕自身が《フェルダグリフ/Phelddagrif(AL)》なんだ」と言って憚らないカバ雄が、3色で4マナ4/4のアイツに引き寄せられるのはもはや必然です。そう、《工匠の神童、ミシュラ》こそ、僕の欲してた人材です。
コイツさえ出しとけば、《アクローマの記念碑》カウンターされても、何故か場に出ちゃうんですよ。《時代寄生機》に到っては、4/4状態で出てきます。《印鑑》とかすごい勢いで並ぶので、中盤のマナ加速としても機能しますね!
で、《アーカム》なんですが、コイツのためにアーティファクト・クリーチャーを大量に入れるのは、ちょっと疑問だったんですね(だって《アーカム》すぐ死にますし)。で、唐辛子さんのレシピ見たら《機械の行進》とか、良いもの使ってるじゃないですか。コレ張れば、《印鑑》サクって《アクローマの記念碑》7/7でパンチ、みたいな動きができますよ! そして、シミチンさんのレシピ見て《雲の鍵》を学習、コレこそまさにマスターパーツです。「デッキ全体も結構重くて、事故ることもあります」とのことですが、ならばこそコレを抜くのは疑問です。《機械の行進》からヘイスト・フルパン仕掛けるときに、在るのと無いのとじゃエライ差が出ます。
ちゅうことで、組んでみたレシピがこちら。
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クリーチャー:14
4《時代寄生機/Epochrasite》
4《アーカム・ダグソン/Arcum Dagsson》
4《工匠の神童、ミシュラ/Mishra, Artificer Prodigy》
2《剃刀毛のマスティコア/Razormane Masticore》
スペル:24
4《機械の行進/March of the Machines》
2《アクローマの記念碑/Akroma’s Memorial》
4《鋸刃の矢/Serrated Arrows》
4《彩色の星/Chromatic Star》
4《ディミーアの印鑑/Dimir Signet》
2《ラクドスの印鑑/Rakdos Signet》
4《雲の鍵/Cloud Key》
土地:24
4《砂漠/Desert》
2《ウルザの工廠/Urza’s Factory》
1《アカデミーの廃墟/Academy Ruins》
3《トレイリア西部/Tolaria West》
1《偶像の石塚/Graven Cairns》
4《湿った墓/Watery Grave》
4《地底の大河/Underground River》
3《島/Island》
2《沼/Swamp》
サイドボード:15
4《滅び/Damnation》
3《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
4《ボトルのノーム/Bottle Gnomes》
4《困窮/Distress》
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
さてお名残惜しいですが、これにてDr.カバ雄のデッキ診断所(仮)は第1期を終了いたします。ありがたいことにご好評頂けたようなので、暇が出来たらまたやります。次にいつ暇になるか見当も付きませんが。 アハハハハー。
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クリーチャー:21
4《時代寄生機/Epochrasite》
4《ファイレクシアの鉄足/Phyrexian Ironfoot》
4《愚鈍な自動人形/Mindless Automaton》
4《アーカム・ダグソン/Arcum Dagsson》
3《剃刀毛のマスティコア/Razormane Masticore》
2《トリスケラバス/Triskelavus》
スペル:15
2《機械の行進/March of the Machines》
2《鋸刃の矢/Serrated Arrows》
1《ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer》
1《アクローマの記念碑/Akroma’s Memorial》
1《詩神の器/Muse Vessel》
1《彫り込み鋼/Sculpting Steel》
1《氷の干渉器/Icy Manipulator》
4《精神石/Mind Stone》
2《連合の秘宝/Coalition Relic》
土地:24
4《占術の岩床/Scrying Sheets》
4《ロノムの口/Mouth of Ronom》
1《アカデミーの廃墟/Academy Ruins》
2《ウルザの工廠/Urza’s Factory》
13《冠雪の島/Snow-Covered Island》
サイドボード:13
4《ボトルのノーム/Bottle Gnomes》
4《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
1《ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer》
3《道化の王笏/Jester’s Scepter》
1《詩神の器/Muse Vessel》
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レシピを拝見しても、なんだか意味がよくわかんないスロットが色々あったので、原作たるシミチンさんのを拝読してきました。
Absolute Zero その1・2
http://diarynote.jp/d/41642/20070527.html
Absolute Zero その3
http://diarynote.jp/d/41642/20070528.html
なるほどなるほど。
つまり、元のデッキは《アーカム》と《倍増の季節》の2つを核とした縦のシナジィデッキなわけですね。で、唐辛子さんは《倍増の季節》を抜いたんだけど、その名残がのこったカードを使い続けてるということですか。「このデッキに何故《愚鈍な自動人形》が必要なんだろう?」とか、小一時間くらい妄想働かせちゃいましたよ。
色々と切ってよいスロットが見えてきたので、バッサリ替えちゃいましょう。
さて、「《クラージ実験体/Experiment Kraj(DIS)》から生まれ出たシミック王子」たるシミチンさんが青緑に吸い寄せられるように、「僕自身が《フェルダグリフ/Phelddagrif(AL)》なんだ」と言って憚らないカバ雄が、3色で4マナ4/4のアイツに引き寄せられるのはもはや必然です。そう、《工匠の神童、ミシュラ》こそ、僕の欲してた人材です。
コイツさえ出しとけば、《アクローマの記念碑》カウンターされても、何故か場に出ちゃうんですよ。《時代寄生機》に到っては、4/4状態で出てきます。《印鑑》とかすごい勢いで並ぶので、中盤のマナ加速としても機能しますね!
で、《アーカム》なんですが、コイツのためにアーティファクト・クリーチャーを大量に入れるのは、ちょっと疑問だったんですね(だって《アーカム》すぐ死にますし)。で、唐辛子さんのレシピ見たら《機械の行進》とか、良いもの使ってるじゃないですか。コレ張れば、《印鑑》サクって《アクローマの記念碑》7/7でパンチ、みたいな動きができますよ! そして、シミチンさんのレシピ見て《雲の鍵》を学習、コレこそまさにマスターパーツです。「デッキ全体も結構重くて、事故ることもあります」とのことですが、ならばこそコレを抜くのは疑問です。《機械の行進》からヘイスト・フルパン仕掛けるときに、在るのと無いのとじゃエライ差が出ます。
ちゅうことで、組んでみたレシピがこちら。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
クリーチャー:14
4《時代寄生機/Epochrasite》
4《アーカム・ダグソン/Arcum Dagsson》
4《工匠の神童、ミシュラ/Mishra, Artificer Prodigy》
2《剃刀毛のマスティコア/Razormane Masticore》
スペル:24
4《機械の行進/March of the Machines》
2《アクローマの記念碑/Akroma’s Memorial》
4《鋸刃の矢/Serrated Arrows》
4《彩色の星/Chromatic Star》
4《ディミーアの印鑑/Dimir Signet》
2《ラクドスの印鑑/Rakdos Signet》
4《雲の鍵/Cloud Key》
土地:24
4《砂漠/Desert》
2《ウルザの工廠/Urza’s Factory》
1《アカデミーの廃墟/Academy Ruins》
3《トレイリア西部/Tolaria West》
1《偶像の石塚/Graven Cairns》
4《湿った墓/Watery Grave》
4《地底の大河/Underground River》
3《島/Island》
2《沼/Swamp》
サイドボード:15
4《滅び/Damnation》
3《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
4《ボトルのノーム/Bottle Gnomes》
4《困窮/Distress》
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
さてお名残惜しいですが、これにてDr.カバ雄のデッキ診断所(仮)は第1期を終了いたします。ありがたいことにご好評頂けたようなので、暇が出来たらまたやります。次にいつ暇になるか見当も付きませんが。 アハハハハー。
デッキ診断:白単色ライフ回復デッキ
2007年8月18日 デッキ診断 コメント (1)Dr.カバ雄のデッキ診断所(仮)第7回です。次なる患者さんは、ponさんの「白単色ライフ回復」です。
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クリーチャー:5
4《砂の殉教者/Martyr of Sands》
1《隆盛なる勇士クロウヴァクス/Crovax, Ascendant Hero》
スペル:32
4《目かくし/Bandage》
4《ギルドパクトの祝祭/Festival of the Guildpact》
4《不死の標/Beacon of Immortality》
1《再誕の宣言/Proclamation of Rebirth》
4《酷寒の枷/Gelid Shackles》
4《信仰の足枷/Faith’s Fetters》
4《神の怒り/Wrath of God》
3《物語の円/Story Circle》
4《冷鉄の心臓/Coldsteel Heart》
土地:23
4《占術の岩床/Scrying Sheets》
2《ロノムの口/Mouth of Ronom》
2《ウルザの工廠/Urza’s Factory》
15《冠雪の平地/Snow-Covered Plains》
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
勝ち手段は《不死の標》の循環による、相手のライブラリーアウトとのことです。「できればクリーチャーで殴り勝たないデッキにしたい」と、ガンジーもびっくりの非暴力主義、日和って《石臼》とか入れないあたりたいへん漢らしいと思います。
10版で、この手のデッキの天敵たる《迫害》が落ち、相性のよくないトロンも消えました。いまの世の中、カウンターの質が悪く、ソーラーフレアなどのボードコントロール系デッキは、ブリンクのようなカンスリ型デッキに煮え湯を飲まされています。ならばこそ、メタ的な側面でこのデッキには意外と目があるのでは、と思いました。
ご本人曰く「クリーチャーデッキにはまったく負けないのですが、コントロール系のデッキにはどうも相性が良くない」と、そこら辺が改良のポイントだそうです。にゃるほど。《不死の標》を全部捌かれると、《岩床》で薄くなってる分、先にライブラリー切れちゃいますね。いちおうカウンター相手だったら、手札7枚にして《レガシー兵器》を毎ターンディスカードって手段も存在するっちゃ存在します。でも、相手がソーラーフレア使ってたら、ライブラリー薄くなったところで「《強迫的な研究》あなたに」ってプレイングしますね。
で、それを防ぐために何かしらの対策を講じる必要があるわけです。
まぁ《石臼》入れるのが手っ取り早いのですが、僕がponさんの立場だったらそれを潔しとしないですね。というわけで、別の手段を考えてみました。そう、《ガイアの祝福》によるライブラリー循環です。うん、これなら受動的ライブラリー破壊として、コンセプトは保ててますね。
また、「サイドボードで、何を入れて何を抜けばいいのかがさっぱりわからないので、困っています」ということなんですが、ぜひとも用意して頂きたいサイドのスロットがあります。それが、対コントロール用のアグロサイドです。生物デッキ相手に1戦目落とすことは少ないでしょうから考えなくてもいいんですが、コントロール相手に1戦目落とした場合、残り時間が20〜30分になってる筈です。その間に2本取らなきゃいけないのは、けっこうキツイですよね? なので、アグレッシブ・サイドボーディングを行い、短期間に勝てるようにせにゃならんのです。現行のスタンダードでアグロサイド足りえる生物を色々探してみました。カウンターを掻い潜れて、且つ、除去しにくいってことで《樹上の村》と《クァーグノス》の組み合わせに決めました。
てなわけで出来たレシピがこちら。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
クリーチャー:4
4《砂の殉教者/Martyr of Sands》
スペル:32
4《道化の王笏/Jester’s Scepter》
3《仲裁の契約/Intervention Pact》
4《不死の標/Beacon of Immortality》
3《糾弾/Condemn》
4《信仰の足枷/Faith’s Fetters》
4《神の怒り/Wrath of God》
3《物語の円/Story Circle》
3《ガイアの祝福/Gaea’s Blessing》
4《冷鉄の心臓/Coldsteel Heart》
土地:24
4《砂漠/Desert》
4《占術の岩床/Scrying Sheets》
2《ロノムの口/Mouth of Ronom》
4《極北の干潟/Arctic Flats》
10《冠雪の平地/Snow-Covered Plains》
サイドボード:15
4《樹上の村/Treetop Village》
4《クァーグノス/Quagnoth》
3《沈黙のオーラ/Aura of Silence》
2《再誕の宣言/Proclamation of Rebirth》
2《永遠からの引き抜き/Pull from Eternity》
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
さすがに、コントロール系デッキ相手に“されるがまま”ってのは無いと思ったので、微小な抵抗として《道化の王笏》を刺してみました。4枚分合計で20枚、相手のライブラリー削れるのもポイントです。
こんなところで、第7回目の診断は終了です。いやはや、まったくもって試合に持ってくのをオススメできないレシピな気がするんですが、気のせいですよねぇ? アハハハハー。
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クリーチャー:5
4《砂の殉教者/Martyr of Sands》
1《隆盛なる勇士クロウヴァクス/Crovax, Ascendant Hero》
スペル:32
4《目かくし/Bandage》
4《ギルドパクトの祝祭/Festival of the Guildpact》
4《不死の標/Beacon of Immortality》
1《再誕の宣言/Proclamation of Rebirth》
4《酷寒の枷/Gelid Shackles》
4《信仰の足枷/Faith’s Fetters》
4《神の怒り/Wrath of God》
3《物語の円/Story Circle》
4《冷鉄の心臓/Coldsteel Heart》
土地:23
4《占術の岩床/Scrying Sheets》
2《ロノムの口/Mouth of Ronom》
2《ウルザの工廠/Urza’s Factory》
15《冠雪の平地/Snow-Covered Plains》
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勝ち手段は《不死の標》の循環による、相手のライブラリーアウトとのことです。「できればクリーチャーで殴り勝たないデッキにしたい」と、ガンジーもびっくりの非暴力主義、日和って《石臼》とか入れないあたりたいへん漢らしいと思います。
10版で、この手のデッキの天敵たる《迫害》が落ち、相性のよくないトロンも消えました。いまの世の中、カウンターの質が悪く、ソーラーフレアなどのボードコントロール系デッキは、ブリンクのようなカンスリ型デッキに煮え湯を飲まされています。ならばこそ、メタ的な側面でこのデッキには意外と目があるのでは、と思いました。
ご本人曰く「クリーチャーデッキにはまったく負けないのですが、コントロール系のデッキにはどうも相性が良くない」と、そこら辺が改良のポイントだそうです。にゃるほど。《不死の標》を全部捌かれると、《岩床》で薄くなってる分、先にライブラリー切れちゃいますね。いちおうカウンター相手だったら、手札7枚にして《レガシー兵器》を毎ターンディスカードって手段も存在するっちゃ存在します。でも、相手がソーラーフレア使ってたら、ライブラリー薄くなったところで「《強迫的な研究》あなたに」ってプレイングしますね。
で、それを防ぐために何かしらの対策を講じる必要があるわけです。
まぁ《石臼》入れるのが手っ取り早いのですが、僕がponさんの立場だったらそれを潔しとしないですね。というわけで、別の手段を考えてみました。そう、《ガイアの祝福》によるライブラリー循環です。うん、これなら受動的ライブラリー破壊として、コンセプトは保ててますね。
また、「サイドボードで、何を入れて何を抜けばいいのかがさっぱりわからないので、困っています」ということなんですが、ぜひとも用意して頂きたいサイドのスロットがあります。それが、対コントロール用のアグロサイドです。生物デッキ相手に1戦目落とすことは少ないでしょうから考えなくてもいいんですが、コントロール相手に1戦目落とした場合、残り時間が20〜30分になってる筈です。その間に2本取らなきゃいけないのは、けっこうキツイですよね? なので、アグレッシブ・サイドボーディングを行い、短期間に勝てるようにせにゃならんのです。現行のスタンダードでアグロサイド足りえる生物を色々探してみました。カウンターを掻い潜れて、且つ、除去しにくいってことで《樹上の村》と《クァーグノス》の組み合わせに決めました。
てなわけで出来たレシピがこちら。
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クリーチャー:4
4《砂の殉教者/Martyr of Sands》
スペル:32
4《道化の王笏/Jester’s Scepter》
3《仲裁の契約/Intervention Pact》
4《不死の標/Beacon of Immortality》
3《糾弾/Condemn》
4《信仰の足枷/Faith’s Fetters》
4《神の怒り/Wrath of God》
3《物語の円/Story Circle》
3《ガイアの祝福/Gaea’s Blessing》
4《冷鉄の心臓/Coldsteel Heart》
土地:24
4《砂漠/Desert》
4《占術の岩床/Scrying Sheets》
2《ロノムの口/Mouth of Ronom》
4《極北の干潟/Arctic Flats》
10《冠雪の平地/Snow-Covered Plains》
サイドボード:15
4《樹上の村/Treetop Village》
4《クァーグノス/Quagnoth》
3《沈黙のオーラ/Aura of Silence》
2《再誕の宣言/Proclamation of Rebirth》
2《永遠からの引き抜き/Pull from Eternity》
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さすがに、コントロール系デッキ相手に“されるがまま”ってのは無いと思ったので、微小な抵抗として《道化の王笏》を刺してみました。4枚分合計で20枚、相手のライブラリー削れるのもポイントです。
こんなところで、第7回目の診断は終了です。いやはや、まったくもって試合に持ってくのをオススメできないレシピな気がするんですが、気のせいですよねぇ? アハハハハー。
デッキ診断:タルモトグ(エクテン)
2007年8月18日 デッキ診断 コメント (2)Dr.カバ雄のデッキ診断所(仮)第6回。次なる患者さんは、なんとエクテン、silviaさんの「タルモトグ」(デッキ名なかったので勝手に付けました)です。
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クリーチャー:14
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
4《闇の腹心/Dark Confidant》
3《サイカトグ/Psychatog》
3《墓忍び/Tombstalker》
スペル:26
4《強迫/Duress》
4《呪文嵌め/Spell Snare》
4《留意/Mental Note》
4《血清の幻視/Serum Visions》
4《火+氷/Fire+Ice》
2《炎の印章/Seal of Fire》
4《ミシュラのガラクタ/Mishra’s Bauble》
土地:20
4《汚染された三角州/Polluted Delta》
3《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
2《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
3《湿った墓/Watery Grave》
2《繁殖池/Breeding Pool》
1《蒸気孔/Steam Vents》
1《草むした墓/Overgrown Tomb》
2《島/Island》
1《沼/Swamp》
1《山/Mountain》
サイドボード:15
3《もみ消し/Stifle》
3《真髄の針/Pithing Needle》
3《恐ろしい死/Ghastly Demise》
2《原基の印章/Seal of Primordium》
2《古えの遺恨/Ancient Grudge》
2《根絶/Extirpate》
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
にゃるほど!
《墓忍び》ですか。確かにこの生物、エクテンのほうが強いですね。考え付きもしませんでした。MOでかなり戦跡を積んでおられるようで、生物および妨害手段の選択はかなり練り込まれた感じがします。
この手の分野の立ち上げ部分は選択肢が数多くあって、大きなプレミアイベントが無い間はどれが正解とも言えない訳です。だからこそ萌芽的研究をされている姿勢には、惜しみない賞賛を送りたいと思います。デッキの命題たる《タルモゴイフ》用に墓地を肥やすための手段として挙げてみても、例えば“発掘”を取り入れたり(ゴルガリ・マッドネスみたいな)、はたまたパーミッションベースで《嘘か真か》だったり、懐かしの《けち》+《浄土》エンジンを取り入れてみたり、などなど色々あるわけです。このデッキでは、ご本人も仰るようにスレッショルドをベースとして《留意》などを用いています。先日も取り挙げたゼロックス理論的な手法ですね。
さてさて、silviaさんの挙げる問題点は下記3つです。
なるほど。まぁ??を同時に満たす、っていう腹案が無くもないですねぇ。
《師範の占い独楽》と《相殺》のコンボ。
エンチャントとアーティファクトを無理なくデッキに取り入れ、かつ、《独楽》で《腹心》のリスクを調整できるわけです。このゼロックス系デッキと《相殺》コンボの相性に関しては、既にニコラス・ラバールが「腹心&相殺入りサイカトグ」でPT神戸のサイドPTQでトップ8入りしており、その有用性が実証されてるわけです。
というわけで、こんな感じにしてみました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
クリーチャー:14
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
4《闇の腹心/Dark Confidant》
3《サイカトグ/Psychatog》
3《墓忍び/Tombstalker》
スペル:26
4《強迫/Duress》
4《呪文嵌め/Spell Snare》
4《留意/Mental Note》
4《血清の幻視/Serum Visions》
4《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
3《相殺/Counterbalance》
3《狡猾な願い/Cunning Wish》
土地:20
2《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
4《汚染された三角州/Polluted Delta》
2《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
3《湿った墓/Watery Grave》
2《繁殖池/Breeding Pool》
1《草むした墓/Overgrown Tomb》
2《教議会の座席/Seat of the Synod》
2《島/Island》
2《沼/Swamp》
サイドボード:15
4《もみ消し/Stifle》
3《根絶/Extirpate》
2《クローサの掌握/Krosan Grip》
1《殺戮の契約/Slaughter Pact》
1《否定の契約/Pact of Negation》
1《ハーキルの召還術/Hurkyl’s Recall》
1《忌まわしい笑い/Hideous Laughter》
1《暗黒破/Darkblast》
1《捕食者の一撃/Predator’s Strike》
1《嘘か真か/Fact or Fiction》
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
《狡猾な願い》のスロットは、本来、除去に充てるべき部分です。このスロットには《仕組まれた爆薬》なども有力候補でした。でも、「メタゲーム黎明期は受けを広く取るべき」と考えてるので、汎用性のあるウィッシュボードを採用しました。ってか、実は《願い》→《契約》ってのをやってみたかっただけですが。
てなわけで、第6回目の診断は終了です。やーエクテンよく解んないのでアイディア1本だけで誤魔化すって感じだったんですが、無事アイディア浮かんでホント良かったです。アハハハハー。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
クリーチャー:14
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
4《闇の腹心/Dark Confidant》
3《サイカトグ/Psychatog》
3《墓忍び/Tombstalker》
スペル:26
4《強迫/Duress》
4《呪文嵌め/Spell Snare》
4《留意/Mental Note》
4《血清の幻視/Serum Visions》
4《火+氷/Fire+Ice》
2《炎の印章/Seal of Fire》
4《ミシュラのガラクタ/Mishra’s Bauble》
土地:20
4《汚染された三角州/Polluted Delta》
3《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
2《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
3《湿った墓/Watery Grave》
2《繁殖池/Breeding Pool》
1《蒸気孔/Steam Vents》
1《草むした墓/Overgrown Tomb》
2《島/Island》
1《沼/Swamp》
1《山/Mountain》
サイドボード:15
3《もみ消し/Stifle》
3《真髄の針/Pithing Needle》
3《恐ろしい死/Ghastly Demise》
2《原基の印章/Seal of Primordium》
2《古えの遺恨/Ancient Grudge》
2《根絶/Extirpate》
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
にゃるほど!
《墓忍び》ですか。確かにこの生物、エクテンのほうが強いですね。考え付きもしませんでした。MOでかなり戦跡を積んでおられるようで、生物および妨害手段の選択はかなり練り込まれた感じがします。
この手の分野の立ち上げ部分は選択肢が数多くあって、大きなプレミアイベントが無い間はどれが正解とも言えない訳です。だからこそ萌芽的研究をされている姿勢には、惜しみない賞賛を送りたいと思います。デッキの命題たる《タルモゴイフ》用に墓地を肥やすための手段として挙げてみても、例えば“発掘”を取り入れたり(ゴルガリ・マッドネスみたいな)、はたまたパーミッションベースで《嘘か真か》だったり、懐かしの《けち》+《浄土》エンジンを取り入れてみたり、などなど色々あるわけです。このデッキでは、ご本人も仰るようにスレッショルドをベースとして《留意》などを用いています。先日も取り挙げたゼロックス理論的な手法ですね。
さてさて、silviaさんの挙げる問題点は下記3つです。
?《腹心》で《墓忍び》がめくれるのがリスキーである
?《タルモ》のためにスペルの種類を散らしてるが、エンチャントとしての《炎の印章》が微妙
?サイドの選択が検討が必要
なるほど。まぁ??を同時に満たす、っていう腹案が無くもないですねぇ。
《師範の占い独楽》と《相殺》のコンボ。
エンチャントとアーティファクトを無理なくデッキに取り入れ、かつ、《独楽》で《腹心》のリスクを調整できるわけです。このゼロックス系デッキと《相殺》コンボの相性に関しては、既にニコラス・ラバールが「腹心&相殺入りサイカトグ」でPT神戸のサイドPTQでトップ8入りしており、その有用性が実証されてるわけです。
Decklists: Pro Tour Yokohama Qualifier Top 8 Decklists
http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/ptkob06/yokptqt8decks
というわけで、こんな感じにしてみました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
クリーチャー:14
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
4《闇の腹心/Dark Confidant》
3《サイカトグ/Psychatog》
3《墓忍び/Tombstalker》
スペル:26
4《強迫/Duress》
4《呪文嵌め/Spell Snare》
4《留意/Mental Note》
4《血清の幻視/Serum Visions》
4《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
3《相殺/Counterbalance》
3《狡猾な願い/Cunning Wish》
土地:20
2《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
4《汚染された三角州/Polluted Delta》
2《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
3《湿った墓/Watery Grave》
2《繁殖池/Breeding Pool》
1《草むした墓/Overgrown Tomb》
2《教議会の座席/Seat of the Synod》
2《島/Island》
2《沼/Swamp》
サイドボード:15
4《もみ消し/Stifle》
3《根絶/Extirpate》
2《クローサの掌握/Krosan Grip》
1《殺戮の契約/Slaughter Pact》
1《否定の契約/Pact of Negation》
1《ハーキルの召還術/Hurkyl’s Recall》
1《忌まわしい笑い/Hideous Laughter》
1《暗黒破/Darkblast》
1《捕食者の一撃/Predator’s Strike》
1《嘘か真か/Fact or Fiction》
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
《狡猾な願い》のスロットは、本来、除去に充てるべき部分です。このスロットには《仕組まれた爆薬》なども有力候補でした。でも、「メタゲーム黎明期は受けを広く取るべき」と考えてるので、汎用性のあるウィッシュボードを採用しました。ってか、実は《願い》→《契約》ってのをやってみたかっただけですが。
てなわけで、第6回目の診断は終了です。やーエクテンよく解んないのでアイディア1本だけで誤魔化すって感じだったんですが、無事アイディア浮かんでホント良かったです。アハハハハー。
Dr.カバ雄のデッキ診断所(仮)も早くも5回目です。次なる患者さんは、ニックネーム無しさん(名無しさんはレスする時にホント困るんですよねぇ)の「ローム」です。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
クリーチャー:4
4《根の壁/Wall of Roots》
スペル:34
3《突撃の地鳴り/Seismic Assault》
3《壌土からの生命/Life from the Loam》
4《裂け目の稲妻/Rift Bolt》
4《火葬/Incinerate》
4《稲妻の斧/Lightning Axe》
4《癇しゃく/Fiery Temper》
2《紅蓮地獄/Pyroclasm》
2《溶鉄の災難/Molten Disaster》
4《彩色の星/Chromatic Star》
4《テラリオン/Terrarion》
土地:22
4《樹上の村/Treetop Village》
2《ギトゥの宿営地/Ghitu Encampment》
2《幽霊街/Ghost Quarter》
4《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse》
4《踏み鳴らされる地/Stomping Ground》
3《山/Mountain》
3《森/Forest》
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
アグロローム、では無く、ただのロームですか。ほぅ深いですねぇ。
僕は妄想系オナニストデュエリストなので、コンセプトをちゃんと説明して頂かないと足りない部分を妄想で補っちゃいますよ? 今回の場合、つまり「ボードコントロールを行い、万全の態勢ができてから《突撃の地鳴り》でフィニッシュする」というコンセプトだと解釈しました。しちゃいました。そして、む、むむむぅ。
辛いですねぇ。
エクテンのCALのように《独房監禁》で護身完成といかないので、身を護る手段は愚直にボードコントロールするしかないわけです。それを「赤緑2色で」というご指定ですか。《神の怒り》でも使えたらまた話は違うんですが・・・・。
いちおうトーナメントレベルのデッキは目指してみますが、トーナメントで勝てるかは別問題になってしまうかも知れません。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
クリーチャー:8
4《根の壁/Wall of Roots》
4《木彫りの女人像/Carven Caryatid》
スペル:30
3《突撃の地鳴り/Seismic Assault》
3《壌土からの生命/Life from the Loam》
4《裂け目の稲妻/Rift Bolt》
4《炎の印章/Seal of Fire》
4《火葬/Incinerate》
4《溶鉄の災難/Molten Disaster》
4《調和/Harmonize》
4《秋の際/Edge of Autumn》
土地:22
4《樹上の村/Treetop Village》
2《幽霊街/Ghost Quarter》
4《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse》
4《踏み鳴らされる地/Stomping Ground》
5《山/Mountain》
3《森/Forest》
サイドボード:15
4《紅蓮炎血/Pyrohemia》
3《原基の印章/Seal of Primordium》
3《分流/Shunt》
2《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
3《ランダムスロット》
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
こんな感じでしょうか? 別解として《ラースの灼熱洞》で基本ターンを縮めるって手もあるんですが、題意にそぐわなそうなので止めときました。
これで、第5回目の診断は終了です。だんだんカバ雄の物体っぷりが露呈してきてますねぇ。アハハハハー。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
クリーチャー:4
4《根の壁/Wall of Roots》
スペル:34
3《突撃の地鳴り/Seismic Assault》
3《壌土からの生命/Life from the Loam》
4《裂け目の稲妻/Rift Bolt》
4《火葬/Incinerate》
4《稲妻の斧/Lightning Axe》
4《癇しゃく/Fiery Temper》
2《紅蓮地獄/Pyroclasm》
2《溶鉄の災難/Molten Disaster》
4《彩色の星/Chromatic Star》
4《テラリオン/Terrarion》
土地:22
4《樹上の村/Treetop Village》
2《ギトゥの宿営地/Ghitu Encampment》
2《幽霊街/Ghost Quarter》
4《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse》
4《踏み鳴らされる地/Stomping Ground》
3《山/Mountain》
3《森/Forest》
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
アグロローム、では無く、ただのロームですか。ほぅ深いですねぇ。
僕は妄想系
辛いですねぇ。
エクテンのCALのように《独房監禁》で護身完成といかないので、身を護る手段は愚直にボードコントロールするしかないわけです。それを「赤緑2色で」というご指定ですか。《神の怒り》でも使えたらまた話は違うんですが・・・・。
いちおうトーナメントレベルのデッキは目指してみますが、トーナメントで勝てるかは別問題になってしまうかも知れません。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
クリーチャー:8
4《根の壁/Wall of Roots》
4《木彫りの女人像/Carven Caryatid》
スペル:30
3《突撃の地鳴り/Seismic Assault》
3《壌土からの生命/Life from the Loam》
4《裂け目の稲妻/Rift Bolt》
4《炎の印章/Seal of Fire》
4《火葬/Incinerate》
4《溶鉄の災難/Molten Disaster》
4《調和/Harmonize》
4《秋の際/Edge of Autumn》
土地:22
4《樹上の村/Treetop Village》
2《幽霊街/Ghost Quarter》
4《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse》
4《踏み鳴らされる地/Stomping Ground》
5《山/Mountain》
3《森/Forest》
サイドボード:15
4《紅蓮炎血/Pyrohemia》
3《原基の印章/Seal of Primordium》
3《分流/Shunt》
2《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
3《ランダムスロット》
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
こんな感じでしょうか? 別解として《ラースの灼熱洞》で基本ターンを縮めるって手もあるんですが、題意にそぐわなそうなので止めときました。
これで、第5回目の診断は終了です。だんだんカバ雄の物体っぷりが露呈してきてますねぇ。アハハハハー。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
クリーチャー:20
4《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》
3《粘体マンタ/Plaxmanta》
4《クウィリーオンのドライアド/Quirion Dryad》
3《ヤヴィマヤのドライアド/Yavimaya Dryad》
4《トロールの苦行者/Troll Ascetic》
2《秘教の処罰者/Mystic Enforcer》
スペル:23
4《差し戻し/Remand》
4《遅延/Delay》
2《ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer》
3《心霊破/Psionic Blast》
1《送還/Unsummon》
2《撤廃/Repeal》
4《のぞき見/Peek》
3《熟慮/Think Twice》
土地:17
1《ペンデルヘイヴン/Pendelhaven》
4《寺院の庭/Temple Garden》
4《繁殖池/Breeding Pool》
4《ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast》
4《島/Island》
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
10版で返ってきた《クウィリーオンのドライアド》、誰もが皆グロウを志し、《選択》やら《血清の幻視》やら《手練》すらない現状に涙します。そんな中、果敢にグロウにチャレンジしようというKUROさんですが、「ステロなどの速度に終始するデッキが相手だと旗色が悪くなり、最近はやりのタルモハンデスにはなかなか勝てないです」とのご相談です。
さてさて、今回は「《タルモゴイフ》無しで」と言われなかったので、思う存分、言いましょう。まず、《タルモゴイフ》4枚を追加します。ふーっ、スッキリ。まぁ、墓地を肥やして生物を育てていくってコンセプトに、これほど似つかわしいカードもないでしょう。
さて、その他の生物の選択ですが、元のレシピでは《トロールの苦行者》や《ヤヴィマヤのドライアド》などの優秀な緑の生物を使っておられます。ただ、コイツら真緑生物は《クウィリーオンのドライアド》を育ててくれないとか、縦のシナジィ的な理由により、不採用にしてみました。で、替わりに《コー追われの物あさり》、原典たるキブラー&ルービンのスーパーグロウにも《マーフォークの物あさり》が採用されていたことですしね。
ご存知のように、グロウは「2マナ以下の軽量ドロースペルをデッキに2枚入れるたびに、土地を1枚抜いてよい」というゼロックス理論を基に作られています。ただし、3色にした場合、色マナの整合から土地を一定量以下には減らせないという問題が生じます。なので、無駄ドローたる土地を別のカードに変換する《物あさり》は、デッキにとって非常に有用なのです。
あとは、《否定の契約》を自分で《差し戻し》して再キャストしたら《クウィリーオンのドライアド》が+3/+3じゃーんという縦のシナジィ的な理由により《否定の契約》の採用が決定されました。《裂け目翼の雲間を泳ぐもの》も、「青くて《ドライアド》育つじゃん」とか、そんな理由で採用されたはずです、確か。
そんな、血と涙と縦のシナジィで出来上がったレシピがこちらです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
クリーチャー:19
4《コー追われの物あさり/Looter il-Kor》
4《裂け目翼の雲間を泳ぐもの/Riftwing Cloudskate》
4《クウィリーオンのドライアド/Quirion Dryad》
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
3《秘教の処罰者/Mystic Enforcer》
スペル:22
4《呪文嵌め/Spell Snare》
4《差し戻し/Remand》
3《否定の契約/Pact of Negation》
3《腐れ蔦の外套/Moldervine Cloak》
4《のぞき見/Peek》
4《熟慮/Think Twice》
土地:19
2《ラノワールの再生地/Llanowar Reborn》
3《地平線の梢/Horizon Canopy》
4《ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast》
4《神聖なる泉/Hallowed Fountain》
4《繁殖池/Breeding Pool》
2《島/Island》
サイドボード:15
4《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch》
3《原基の印章/Seal of Primordium》
1《秘教の処罰者/Mystic Enforcer》
3《十二足獣/Dodecapod》
4《海賊の魔除け/Piracy Charm》
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
サイドボードとしては、こんな感じでしょうか。
ついでと言っちゃなんですが、ウィー型も考えてみました。こちらは、やっぱ微妙な感じがしますねぇ。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
クリーチャー:15
4《クウィリーオンのドライアド/Quirion Dryad》
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
4《小柄な竜装者/Wee Dragonauts》
3《軟体電極獣/Gelectrode》
スペル:26
4《差し戻し/Remand》
4《裂け目の稲妻/Rift Bolt》
4《火葬/Incinerate》
2《致命的な激情/Fatal Frenzy》
4《のぞき見/Peek》
4《彩色の星/Chromatic Star》
4《熟慮/Think Twice》
土地:19
2《ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast》
2《シヴの浅瀬/Shivan Reef》
4《繁殖池/Breeding Pool》
4《踏み鳴らされる地/Stomping Ground》
4《蒸気孔/Steam Vents》
3《島/Island》
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
でわ、第4回目の診断はこれにて終了です。なんか、無理やり第2案出すのもマンネリですねぇ。アハハハハー。
クリーチャー:20
4《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》
3《粘体マンタ/Plaxmanta》
4《クウィリーオンのドライアド/Quirion Dryad》
3《ヤヴィマヤのドライアド/Yavimaya Dryad》
4《トロールの苦行者/Troll Ascetic》
2《秘教の処罰者/Mystic Enforcer》
スペル:23
4《差し戻し/Remand》
4《遅延/Delay》
2《ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer》
3《心霊破/Psionic Blast》
1《送還/Unsummon》
2《撤廃/Repeal》
4《のぞき見/Peek》
3《熟慮/Think Twice》
土地:17
1《ペンデルヘイヴン/Pendelhaven》
4《寺院の庭/Temple Garden》
4《繁殖池/Breeding Pool》
4《ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast》
4《島/Island》
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
10版で返ってきた《クウィリーオンのドライアド》、誰もが皆グロウを志し、《選択》やら《血清の幻視》やら《手練》すらない現状に涙します。そんな中、果敢にグロウにチャレンジしようというKUROさんですが、「ステロなどの速度に終始するデッキが相手だと旗色が悪くなり、最近はやりのタルモハンデスにはなかなか勝てないです」とのご相談です。
さてさて、今回は「《タルモゴイフ》無しで」と言われなかったので、思う存分、言いましょう。まず、《タルモゴイフ》4枚を追加します。ふーっ、スッキリ。まぁ、墓地を肥やして生物を育てていくってコンセプトに、これほど似つかわしいカードもないでしょう。
さて、その他の生物の選択ですが、元のレシピでは《トロールの苦行者》や《ヤヴィマヤのドライアド》などの優秀な緑の生物を使っておられます。ただ、コイツら真緑生物は《クウィリーオンのドライアド》を育ててくれないとか、縦のシナジィ的な理由により、不採用にしてみました。で、替わりに《コー追われの物あさり》、原典たるキブラー&ルービンのスーパーグロウにも《マーフォークの物あさり》が採用されていたことですしね。
ご存知のように、グロウは「2マナ以下の軽量ドロースペルをデッキに2枚入れるたびに、土地を1枚抜いてよい」というゼロックス理論を基に作られています。ただし、3色にした場合、色マナの整合から土地を一定量以下には減らせないという問題が生じます。なので、無駄ドローたる土地を別のカードに変換する《物あさり》は、デッキにとって非常に有用なのです。
あとは、《否定の契約》を自分で《差し戻し》して再キャストしたら《クウィリーオンのドライアド》が+3/+3じゃーんという縦のシナジィ的な理由により《否定の契約》の採用が決定されました。《裂け目翼の雲間を泳ぐもの》も、「青くて《ドライアド》育つじゃん」とか、そんな理由で採用されたはずです、確か。
そんな、血と涙と縦のシナジィで出来上がったレシピがこちらです。
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クリーチャー:19
4《コー追われの物あさり/Looter il-Kor》
4《裂け目翼の雲間を泳ぐもの/Riftwing Cloudskate》
4《クウィリーオンのドライアド/Quirion Dryad》
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
3《秘教の処罰者/Mystic Enforcer》
スペル:22
4《呪文嵌め/Spell Snare》
4《差し戻し/Remand》
3《否定の契約/Pact of Negation》
3《腐れ蔦の外套/Moldervine Cloak》
4《のぞき見/Peek》
4《熟慮/Think Twice》
土地:19
2《ラノワールの再生地/Llanowar Reborn》
3《地平線の梢/Horizon Canopy》
4《ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast》
4《神聖なる泉/Hallowed Fountain》
4《繁殖池/Breeding Pool》
2《島/Island》
サイドボード:15
4《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch》
3《原基の印章/Seal of Primordium》
1《秘教の処罰者/Mystic Enforcer》
3《十二足獣/Dodecapod》
4《海賊の魔除け/Piracy Charm》
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
サイドボードとしては、こんな感じでしょうか。
対赤系(ステロ・スライなど)
OUT;4《裂け目翼》,3《処罰者》,1《物あさり》
IN;4《教主》,4《海賊の魔除け》
対タルモハンデス
OUT;1《裂け目翼》,3《処罰者》,4《物あさり》
IN;1《処罰者》,3《十二足獣》,4《海賊の魔除け》
ついでと言っちゃなんですが、ウィー型も考えてみました。こちらは、やっぱ微妙な感じがしますねぇ。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
クリーチャー:15
4《クウィリーオンのドライアド/Quirion Dryad》
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
4《小柄な竜装者/Wee Dragonauts》
3《軟体電極獣/Gelectrode》
スペル:26
4《差し戻し/Remand》
4《裂け目の稲妻/Rift Bolt》
4《火葬/Incinerate》
2《致命的な激情/Fatal Frenzy》
4《のぞき見/Peek》
4《彩色の星/Chromatic Star》
4《熟慮/Think Twice》
土地:19
2《ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast》
2《シヴの浅瀬/Shivan Reef》
4《繁殖池/Breeding Pool》
4《踏み鳴らされる地/Stomping Ground》
4《蒸気孔/Steam Vents》
3《島/Island》
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
でわ、第4回目の診断はこれにて終了です。なんか、無理やり第2案出すのもマンネリですねぇ。アハハハハー。
デッキ診断:嗜み5色デッキ
2007年8月15日 デッキ診断 コメント (1)Dr.カバ雄のデッキ診断所(仮)第3回目です。次なる患者さんは、youtaさんの「嗜み5色」デッキです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
クリーチャー:14
4《根の壁/Wall of Roots》
3《荊景学院の戦闘魔道士/Thornscape Battlemage》
3《獣群の呼び声/Call of the Herd》
4《秘教の処罰者/Mystic Enforcer》
スペル:26
4《天使の嗜み/Angel’s Grace》
4《タイタンの契約/Pact of the Titan》
4《否定の契約/Pact of Negation》
3《殺戮の契約/Slaughter Pact》
2《神の怒り/Wrath of God》
4《調和/Harmonize》
2《神秘の指導/Mystical Teachings》
3《秋の際/Edge of Autumn》
土地:20
3《宝石鉱山/Gemstone Mine》
1《地平線の梢/Horizon Canopy》
2《寺院の庭/Temple Garden》
2《神聖なる泉/Hallowed Fountain》
1《聖なる鋳造所/Sacred Foundry》
1《神無き祭殿/Godless Shrine》
4《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》
6《森/Forest》
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
こ、これは・・・・。
たいへん申し上げにくいのですが、コンセプトが破綻しております。youtaさん曰く「契約のコストを”嗜み”で支払い、爆発力があり又、5色の利点を活かし汎用性のあるデッキにしたい」とのことですが、ちょっとカバ雄の言い訳を聞いて下さい。
例えば、ストームを稼ぐとか、《有り余る無》で引くとか、そういったデッキの核になる部分があればこのコンセプトも生きたと思うんですよ。でも、このコンボを使おうとデッキにしてみたけど、コンボだけが激しく浮いているという風に見えます。
というわけで、《契約》を踏み倒すってコンセプトで、デッキをいくつか考えてみました。代替案というか、まぁこんなコンセプトも在り得るって感じで読んで頂ければ幸いです。
とりあえず、コンボの部分が勝ちに直結しない、という部分をなんとかしようと考えました。ならばこそ、殴れる《天使の嗜み》たる《白金の天使》をフィニッシャーに据え、これを0マナカウンター《否定の契約》で守り通して勝つってコンセプトにしてみました(元のコンセプトとの関連がたいへん苦しいですが)。
《白金の天使》を可能な限り高速で召喚する方法として、太陽拳的に《強迫的な研究》で捨てて《蘇生》で拾ってくる手法を採用しました。使う契約は《否定の契約》4枚と、黒と白の契約を各1枚。デッキの強さを優先してしまうと、あまり取れないモンですね。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
クリーチャー:8
4《宮廷の軽騎兵/Court Hussar》
4《白金の天使/Platinum Angel》
スペル:29
4《否定の契約/Pact of Negation》
1《殺戮の契約/Slaughter Pact》
1《仲裁の契約/Intervention Pact》
3《神の怒り/Wrath of God》
2《蘇生/Resurrection》
4《強迫的な研究/Compulsive Research》
3《神秘の指導/Mystical Teachings》
1《天使の嗜み/Angel’s Grace》
1《一瞬の瞬き/Momentary Blink》
1《地底街の手中/Clutch of the Undercity》
1《根絶/Extirpate》
4《アゾリウスの印鑑/Azorius Signet》
1《オルゾフの印鑑/Orzhov Signet》
2《ファイレクシアのトーテム像/Phyrexian Totem》
土地:23
3《アゾリウスの大法官庁/Azorius Chancery》
1《幽霊街/Ghost Quarter》
2《トレイリア西部/Tolaria West》
2《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》
1《アダーカー荒原/Adarkar Wastes》
4《神聖なる泉/Hallowed Fountain》
2《湿った墓/Watery Grave》
1《神無き祭殿/Godless Shrine》
3《島/Island》
3《平地/Plains》
1《沼/Swamp》
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
次なるは、かなり変化球です。「契約のコストを”嗜み”で支払い、爆発力があり又、5色の利点を活かし汎用性のあるデッキ」というのを、とてつもなく曲解し、“爆発力”と“契約踏み倒し”と“5色”だけしかご希望に添えてないデッキを構築してみました。
《嵐の目》と《テフェリー》というコンボがあります。
《嵐の目》で“刻印”したスペルは、《テフェリー》が出ている環境下では(ソーサリータイミングではないため)キャストできません。ですので、《嵐の目》を相手に悪用されるというデメリットをキャンセルできます。で、《嵐の目》を押し通すために《否定の契約》を加えました。更に、これに《天使の嗜み》を刻印したら、ちょっとした《濃霧》のように機能すると思いました。なし崩し的に、“契約踏み倒し”が成立することが10回に1回くらいあるかもしれません。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
クリーチャー:7
4《根の壁/Wall of Roots》
3《ザルファーの魔道士、テフェリー/Teferi, Mage of Zhalfir》
スペル:31
4《嵐の目/Eye of the Storm》
4《否定の契約/Pact of Negation》
2《天使の嗜み/Angel’s Grace》
1《ぶどう弾/Grapeshot》
1《時間停止/Time Stop》
4《熟慮/Think Twice》
4《予感/Foresee》
3《神秘の指導/Mystical Teachings》
4《精神石/Mind Stone》
4《連合の秘宝/Coalition Relic》
土地:22
4《シミックの成長室/Simic Growth Chamber》
4《宝石鉱山/Gemstone Mine》
4《繁殖池/Breeding Pool》
3《ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast》
4《島/Island》
3《森/Forest》
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
さてまぁ、だいぶ無理やりな第3回目の診断はこれにて終了です。デッキをナナメ75度くらい替えちゃうかもとは言ってたんですが、原型ふき飛ばしちゃいましたねぇ。アハハハハー。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
クリーチャー:14
4《根の壁/Wall of Roots》
3《荊景学院の戦闘魔道士/Thornscape Battlemage》
3《獣群の呼び声/Call of the Herd》
4《秘教の処罰者/Mystic Enforcer》
スペル:26
4《天使の嗜み/Angel’s Grace》
4《タイタンの契約/Pact of the Titan》
4《否定の契約/Pact of Negation》
3《殺戮の契約/Slaughter Pact》
2《神の怒り/Wrath of God》
4《調和/Harmonize》
2《神秘の指導/Mystical Teachings》
3《秋の際/Edge of Autumn》
土地:20
3《宝石鉱山/Gemstone Mine》
1《地平線の梢/Horizon Canopy》
2《寺院の庭/Temple Garden》
2《神聖なる泉/Hallowed Fountain》
1《聖なる鋳造所/Sacred Foundry》
1《神無き祭殿/Godless Shrine》
4《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》
6《森/Forest》
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
こ、これは・・・・。
たいへん申し上げにくいのですが、コンセプトが破綻しております。youtaさん曰く「契約のコストを”嗜み”で支払い、爆発力があり又、5色の利点を活かし汎用性のあるデッキにしたい」とのことですが、ちょっとカバ雄の言い訳を聞いて下さい。
・《契約》を《嗜み》で踏み倒すにしても、入ってる契約が受動的だ
・相手に対するリアクションとして2枚のカードを使い、あまつさえ、それが勝ちに直結しない
・結果、序盤数ターンで複数の《タイタンの契約》踏み倒せた時しか強くない
例えば、ストームを稼ぐとか、《有り余る無》で引くとか、そういったデッキの核になる部分があればこのコンセプトも生きたと思うんですよ。でも、このコンボを使おうとデッキにしてみたけど、コンボだけが激しく浮いているという風に見えます。
というわけで、《契約》を踏み倒すってコンセプトで、デッキをいくつか考えてみました。代替案というか、まぁこんなコンセプトも在り得るって感じで読んで頂ければ幸いです。
とりあえず、コンボの部分が勝ちに直結しない、という部分をなんとかしようと考えました。ならばこそ、殴れる《天使の嗜み》たる《白金の天使》をフィニッシャーに据え、これを0マナカウンター《否定の契約》で守り通して勝つってコンセプトにしてみました(元のコンセプトとの関連がたいへん苦しいですが)。
《白金の天使》を可能な限り高速で召喚する方法として、太陽拳的に《強迫的な研究》で捨てて《蘇生》で拾ってくる手法を採用しました。使う契約は《否定の契約》4枚と、黒と白の契約を各1枚。デッキの強さを優先してしまうと、あまり取れないモンですね。
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クリーチャー:8
4《宮廷の軽騎兵/Court Hussar》
4《白金の天使/Platinum Angel》
スペル:29
4《否定の契約/Pact of Negation》
1《殺戮の契約/Slaughter Pact》
1《仲裁の契約/Intervention Pact》
3《神の怒り/Wrath of God》
2《蘇生/Resurrection》
4《強迫的な研究/Compulsive Research》
3《神秘の指導/Mystical Teachings》
1《天使の嗜み/Angel’s Grace》
1《一瞬の瞬き/Momentary Blink》
1《地底街の手中/Clutch of the Undercity》
1《根絶/Extirpate》
4《アゾリウスの印鑑/Azorius Signet》
1《オルゾフの印鑑/Orzhov Signet》
2《ファイレクシアのトーテム像/Phyrexian Totem》
土地:23
3《アゾリウスの大法官庁/Azorius Chancery》
1《幽霊街/Ghost Quarter》
2《トレイリア西部/Tolaria West》
2《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》
1《アダーカー荒原/Adarkar Wastes》
4《神聖なる泉/Hallowed Fountain》
2《湿った墓/Watery Grave》
1《神無き祭殿/Godless Shrine》
3《島/Island》
3《平地/Plains》
1《沼/Swamp》
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次なるは、かなり変化球です。「契約のコストを”嗜み”で支払い、爆発力があり又、5色の利点を活かし汎用性のあるデッキ」というのを、とてつもなく曲解し、“爆発力”と“契約踏み倒し”と“5色”だけしかご希望に添えてないデッキを構築してみました。
《嵐の目》と《テフェリー》というコンボがあります。
《嵐の目》で“刻印”したスペルは、《テフェリー》が出ている環境下では(ソーサリータイミングではないため)キャストできません。ですので、《嵐の目》を相手に悪用されるというデメリットをキャンセルできます。で、《嵐の目》を押し通すために《否定の契約》を加えました。更に、これに《天使の嗜み》を刻印したら、ちょっとした《濃霧》のように機能すると思いました。なし崩し的に、“契約踏み倒し”が成立することが10回に1回くらいあるかもしれません。
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クリーチャー:7
4《根の壁/Wall of Roots》
3《ザルファーの魔道士、テフェリー/Teferi, Mage of Zhalfir》
スペル:31
4《嵐の目/Eye of the Storm》
4《否定の契約/Pact of Negation》
2《天使の嗜み/Angel’s Grace》
1《ぶどう弾/Grapeshot》
1《時間停止/Time Stop》
4《熟慮/Think Twice》
4《予感/Foresee》
3《神秘の指導/Mystical Teachings》
4《精神石/Mind Stone》
4《連合の秘宝/Coalition Relic》
土地:22
4《シミックの成長室/Simic Growth Chamber》
4《宝石鉱山/Gemstone Mine》
4《繁殖池/Breeding Pool》
3《ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast》
4《島/Island》
3《森/Forest》
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さてまぁ、だいぶ無理やりな第3回目の診断はこれにて終了です。デッキをナナメ75度くらい替えちゃうかもとは言ってたんですが、原型ふき飛ばしちゃいましたねぇ。アハハハハー。
デッキ診断:ラジアの浄化デッキ
2007年8月15日 デッキ診断 コメント (3)Dr.カバ雄のデッキ診断所(仮)第2回目です。次なる患者さんは、SkiDさんの「ラジアの浄化」デッキです。
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クリーチャー:17
4《極楽鳥/Birds of Paradise》
3《根の壁/Wall of Roots》
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
4《秘教の処罰者/Mystic Enforcer》
2《大いなるガルガドン/Greater Gargadon》
スペル:21
3《炎の印章/Seal of Fire》
2《稲妻のらせん/Lightning Helix》
2《化膿/Putrefy》
2《ラジアの浄化/Razia’s Purification》
4《きらめく願い/Glittering Wish》
4《調和/Harmonize》
4《連合の秘宝/Coalition Relic》
土地:22
1《セレズニアの聖域/Selesnya Sanctuary》
1《グルールの芝地/Gruul Turf》
2《樹上の村/Treetop Village》
4《宝石鉱山/Gemstone Mine》
2《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》
3《地平線の梢/Horizon Canopy》
4《燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows》
1《低木林地/Brushland》
1《寺院の庭/Temple Garden》
1《森/Forest》
1《山/Mountain》
1《平地/Plains》
サイドボード:15
2《永遠からの引き抜き/Pull from Eternity》
2《根絶/Extirpate》
2《クァーグノス/Quagnoth》
1《巨大ヒヨケムシ/Giant Solifuge》
1《債務者の弔鐘/Debtors’ Knell》
1《拘束+決心/Bound+Determined》
1《隠匿+探求/Hide+Seek》
1《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch》
1《虚空/Void》
1《ラジアの浄化/Razia’s Purification》
1《稲妻のらせん/Lightning Helix》
1《化膿/Putrefy》
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
なるほどなるほど。これは個性的なデッキですねぇ。
専門性が高すぎて、手を付けたらバランス崩しちゃいそうで怖いですが、やってみましょう。SkiDさんのお話ですと、フィニッシャーの部分に疑問を抱いてるのと、「トリコロール、ソーラーフレアなど全体除去入りのコントロールが苦手」とのことです。
対コントロールでは、《ラジアの浄化》→《フィニッシャー》の順でキャストするのか、はたまた逆なのか定かではないのですが、どちらにしろ《ラジアの浄化》ではマナソースが3枚場に残されてしまい、復旧が比較的簡単ですね。フィニッシャー出した返しに、《神の怒り》されたり《信仰の足枷》されたりして、時間を稼がれてしまうのが負けパターンでしょうか。
さて、そう考えると、相手の土地を絞る《砕岩を食うもの》をフィニッシャーに据えるという選択肢が浮かびました。待機状態のときに《ラジアの浄化》撃てば、4/4〜8/8くらいまでは期待できます。また、マナを絞るって意味で、《印鑑》をまとめて壊せる《罪+罰》をメインに取ってみました。
そんな感じのレシピがこちら。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
クリーチャー:17
4《極楽鳥/Birds of Paradise》
3《根の壁/Wall of Roots》
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
3《秘教の処罰者/Mystic Enforcer》
3《砕岩を食うもの/Detritivore》
スペル:21
3《炎の印章/Seal of Fire》
2《稲妻のらせん/Lightning Helix》
2《罪+罰/Crime+Punishment》
2《ラジアの浄化/Razia’s Purification》
4《きらめく願い/Glittering Wish》
4《調和/Harmonize》
4《連合の秘宝/Coalition Relic》
土地:22
1《セレズニアの聖域/Selesnya Sanctuary》
1《グルールの芝地/Gruul Turf》
2《樹上の村/Treetop Village》
4《宝石鉱山/Gemstone Mine》
2《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》
3《地平線の梢/Horizon Canopy》
4《燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows》
1《低木林地/Brushland》
1《寺院の庭/Temple Garden》
1《森/Forest》
1《山/Mountain》
1《平地/Plains》
サイドボード:15
2《永遠からの引き抜き/Pull from Eternity》
2《根絶/Extirpate》
2《クァーグノス/Quagnoth》
1《債務者の弔鐘/Debtors’ Knell》
1《拘束+決心/Bound+Determined》
1《隠匿+探求/Hide+Seek》
1《壊滅させるものヌーマット/Numot, the Devastator》
1《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch》
1《秘教の処罰者/Mystic Enforcer》
1《虚空/Void》
1《ラジアの浄化/Razia’s Purification》
1《化膿/Putrefy》
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
そうそう、蛇足ですが(むしろこっちがメイン)、《ラジアの浄化》と“待機”が意外と相性良いわけですよ。その相性たるや、むしろ、相手に待機されたら涙目になっちゃうくらいです。なので、フィニッシャーを多量の待機生物にしてみたレシピがこちら。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
クリーチャー:19
4《極楽鳥/Birds of Paradise》
4《根の壁/Wall of Roots》
4《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch》
4《永劫の年代史家/Aeon Chronicler》
3《砕岩を食うもの/Detritivore》
スペル:19
4《差し戻し/Remand》
3《ラジアの浄化/Razia’s Purification》
4《きらめく願い/Glittering Wish》
4《彩色の星/Chromatic Star》
4《連合の秘宝/Coalition Relic》
土地:22
2《グルールの芝地/Gruul Turf》
2《地平線の梢/Horizon Canopy》
4《燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows》
4《ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast》
3《戦場の鍛冶場/Battlefield Forge》
3《神聖なる泉/Hallowed Fountain》
4《繁殖池/Breeding Pool》
サイドボード:15
4《クァーグノス/Quagnoth》
2《永遠からの引き抜き/Pull from Eternity》
2《根絶/Extirpate》
1《罪+罰/Crime+Punishment》
1《夜明けの集会/Congregation at Dawn》
1《秘教の処罰者/Mystic Enforcer》
1《ラジアの浄化/Razia’s Purification》
1《稲妻のらせん/Lightning Helix》
2《ランダム・スロット》
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
元のレシピの緑白赤タッチ黒という構成から、緑青白タッチ赤に変えてみました。スロットの割り方がかなりまだ荒いですが、方向性としてこんなのもアリかな、という感じです。
と、いった所で、第2回目の診断は終了です。いやぁ、診断どころかまったく役に立ってませんねぇ。アハハハハー。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
クリーチャー:17
4《極楽鳥/Birds of Paradise》
3《根の壁/Wall of Roots》
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
4《秘教の処罰者/Mystic Enforcer》
2《大いなるガルガドン/Greater Gargadon》
スペル:21
3《炎の印章/Seal of Fire》
2《稲妻のらせん/Lightning Helix》
2《化膿/Putrefy》
2《ラジアの浄化/Razia’s Purification》
4《きらめく願い/Glittering Wish》
4《調和/Harmonize》
4《連合の秘宝/Coalition Relic》
土地:22
1《セレズニアの聖域/Selesnya Sanctuary》
1《グルールの芝地/Gruul Turf》
2《樹上の村/Treetop Village》
4《宝石鉱山/Gemstone Mine》
2《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》
3《地平線の梢/Horizon Canopy》
4《燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows》
1《低木林地/Brushland》
1《寺院の庭/Temple Garden》
1《森/Forest》
1《山/Mountain》
1《平地/Plains》
サイドボード:15
2《永遠からの引き抜き/Pull from Eternity》
2《根絶/Extirpate》
2《クァーグノス/Quagnoth》
1《巨大ヒヨケムシ/Giant Solifuge》
1《債務者の弔鐘/Debtors’ Knell》
1《拘束+決心/Bound+Determined》
1《隠匿+探求/Hide+Seek》
1《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch》
1《虚空/Void》
1《ラジアの浄化/Razia’s Purification》
1《稲妻のらせん/Lightning Helix》
1《化膿/Putrefy》
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
なるほどなるほど。これは個性的なデッキですねぇ。
専門性が高すぎて、手を付けたらバランス崩しちゃいそうで怖いですが、やってみましょう。SkiDさんのお話ですと、フィニッシャーの部分に疑問を抱いてるのと、「トリコロール、ソーラーフレアなど全体除去入りのコントロールが苦手」とのことです。
対コントロールでは、《ラジアの浄化》→《フィニッシャー》の順でキャストするのか、はたまた逆なのか定かではないのですが、どちらにしろ《ラジアの浄化》ではマナソースが3枚場に残されてしまい、復旧が比較的簡単ですね。フィニッシャー出した返しに、《神の怒り》されたり《信仰の足枷》されたりして、時間を稼がれてしまうのが負けパターンでしょうか。
さて、そう考えると、相手の土地を絞る《砕岩を食うもの》をフィニッシャーに据えるという選択肢が浮かびました。待機状態のときに《ラジアの浄化》撃てば、4/4〜8/8くらいまでは期待できます。また、マナを絞るって意味で、《印鑑》をまとめて壊せる《罪+罰》をメインに取ってみました。
そんな感じのレシピがこちら。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
クリーチャー:17
4《極楽鳥/Birds of Paradise》
3《根の壁/Wall of Roots》
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
3《秘教の処罰者/Mystic Enforcer》
3《砕岩を食うもの/Detritivore》
スペル:21
3《炎の印章/Seal of Fire》
2《稲妻のらせん/Lightning Helix》
2《罪+罰/Crime+Punishment》
2《ラジアの浄化/Razia’s Purification》
4《きらめく願い/Glittering Wish》
4《調和/Harmonize》
4《連合の秘宝/Coalition Relic》
土地:22
1《セレズニアの聖域/Selesnya Sanctuary》
1《グルールの芝地/Gruul Turf》
2《樹上の村/Treetop Village》
4《宝石鉱山/Gemstone Mine》
2《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》
3《地平線の梢/Horizon Canopy》
4《燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows》
1《低木林地/Brushland》
1《寺院の庭/Temple Garden》
1《森/Forest》
1《山/Mountain》
1《平地/Plains》
サイドボード:15
2《永遠からの引き抜き/Pull from Eternity》
2《根絶/Extirpate》
2《クァーグノス/Quagnoth》
1《債務者の弔鐘/Debtors’ Knell》
1《拘束+決心/Bound+Determined》
1《隠匿+探求/Hide+Seek》
1《壊滅させるものヌーマット/Numot, the Devastator》
1《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch》
1《秘教の処罰者/Mystic Enforcer》
1《虚空/Void》
1《ラジアの浄化/Razia’s Purification》
1《化膿/Putrefy》
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
そうそう、蛇足ですが(むしろこっちがメイン)、《ラジアの浄化》と“待機”が意外と相性良いわけですよ。その相性たるや、むしろ、相手に待機されたら涙目になっちゃうくらいです。なので、フィニッシャーを多量の待機生物にしてみたレシピがこちら。
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クリーチャー:19
4《極楽鳥/Birds of Paradise》
4《根の壁/Wall of Roots》
4《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch》
4《永劫の年代史家/Aeon Chronicler》
3《砕岩を食うもの/Detritivore》
スペル:19
4《差し戻し/Remand》
3《ラジアの浄化/Razia’s Purification》
4《きらめく願い/Glittering Wish》
4《彩色の星/Chromatic Star》
4《連合の秘宝/Coalition Relic》
土地:22
2《グルールの芝地/Gruul Turf》
2《地平線の梢/Horizon Canopy》
4《燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows》
4《ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast》
3《戦場の鍛冶場/Battlefield Forge》
3《神聖なる泉/Hallowed Fountain》
4《繁殖池/Breeding Pool》
サイドボード:15
4《クァーグノス/Quagnoth》
2《永遠からの引き抜き/Pull from Eternity》
2《根絶/Extirpate》
1《罪+罰/Crime+Punishment》
1《夜明けの集会/Congregation at Dawn》
1《秘教の処罰者/Mystic Enforcer》
1《ラジアの浄化/Razia’s Purification》
1《稲妻のらせん/Lightning Helix》
2《ランダム・スロット》
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
元のレシピの緑白赤タッチ黒という構成から、緑青白タッチ赤に変えてみました。スロットの割り方がかなりまだ荒いですが、方向性としてこんなのもアリかな、という感じです。
と、いった所で、第2回目の診断は終了です。いやぁ、診断どころかまったく役に立ってませんねぇ。アハハハハー。
デッキ診断:クロック・パーミッション
2007年8月15日 デッキ診断 コメント (1)さてさて、Dr.カバ雄のデッキ診断所(仮)を開設しましょう。記念すべき第1回の患者さんは、でーるさんの「スクリブ&フォース(クロック・パーミッション)」です。
それではレシピを拝見・・・。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
クリーチャー:24
4《極楽鳥/Birds of Paradise》
2《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》
3《スクリブのレインジャー/Scryb Ranger》
4《粘体マンタ/Plaxmanta》
4《獣群の呼び声/Call of the Herd》
2《三角エイの捕食者/Trygon Predator》
2《ヤヴィマヤのドライアド/Yavimaya Dryad》
3《幽体の魔力/Spectral Force》
スペル:15
4《差し戻し/Remand》
4《猿術/Pongify》
3《心霊破/Psionic Blast》
2《腐れ蔦の外套/Moldervine Cloak》
2《岩石樹の祈り/Stonewood Invocation》
土地:21
2《砂漠/Desert》
1《ペンデルヘイヴン/Pendelhaven》
4《繁殖池/Breeding Pool》
4《ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast》
5《島/Island》
5《森/Forest》
サイドボード:15
4《鋸刃の矢/Serrated Arrows》
4《裂け目掃き/Riftsweeper》
2《土覆いのシャーマン/Loaming Shaman》
2《ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer》
3《撤廃/Repeal》
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
開口一番、「まず《タルモゴイフ》を4まい・・・」と言おうとしたところ、すでに逃げ道が塞がれていました。やり手ですね(笑)
ふむ、最近めっきり影の薄くなったスクリブ&フォースですが、《猿術》や《三角エイ》、また強化スペルの枚数調整など、随所に工夫した箇所が見て取れます。全体として良くまとまった印象を受けるのですが、でーるさん曰く「、ラクドス、グルール系の火力をつんだスライ、ビートダウンに極端に弱い」とのことです。そこら辺を中心に、対策を考えてみましょう(《タルモ》使えないのが重ね重ね痛いですが)。
大まかな方針としては、
そして、3マナ域の層を厚くし、マナ生物を一通り焼かれても到達できるマナ域で戦線を構築します。で、このまんまだと突破力に欠くので、《ロクソドンの戦鎚》を追加します。やーこのカード、元アンコだったんで60円くらいかと思ってたんですが、東京じゃ1200円で売ってました。こんだけ高いんだから、4枚入れても大丈夫でしょう。とまぁ値段云々はおいといて、マナ生物並べるデッキには、装備品ってのは定石です。エクテンの迷宮案内とかでも実証されてる理論ですし。
てなわけで、こんな感じになりました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
クリーチャー:25
4《極楽鳥/Birds of Paradise》
3《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》
3《スクリブのレインジャー/Scryb Ranger》
2《粘体マンタ/Plaxmanta》
4《獣群の呼び声/Call of the Herd》
4《トロールの苦行者/Troll Ascetic》
3《三角エイの捕食者/Trygon Predator》
2《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant》
スペル:14
4《差し戻し/Remand》
2《霊魂放逐/Remove Soul》
4《猿術/Pongify》
4《ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer》
土地:21
1《ペンデルヘイヴン/Pendelhaven》
4《繁殖池/Breeding Pool》
4《ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast》
5《島/Island》
7《森/Forest》
サイドボード:15
4《根の壁/Wall of Roots》
4《幽体の魔力/Spectral Force》
7《ランダム・スロット》
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
このように、ちょこちょことスロットを入れ替えてみたんですが、やっぱ対サタニック・スライとかで、生物のデカさが足りませんでした。ってことで、ちょっと面白いサイドボーディングをば。
別のレシピ案として、生物耐性を上げるために白を足すって手もあります。メインの《教主》、サイドの《狩りの興奮》があれば、対赤でかなり有利に試合を進めることができます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
クリーチャー:23
4《極楽鳥/Birds of Paradise》
2《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》
4《裂け目翼の雲間を泳ぐもの/Riftwing Cloudskate》
4《ヤヴィマヤのドライアド/Yavimaya Dryad》
4《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch》
3《神秘の蛇/Mystic Snake》
2《幽体の魔力/Spectral Force》
スペル:15
3《呪文嵌め/Spell Snare》
4《差し戻し/Remand》
4《一瞬の瞬き/Momentary Blink》
2《送還/Unsummon》
2《ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer》
土地:22
4《寺院の庭/Temple Garden》
4《繁殖池/Breeding Pool》
4《アダーカー荒原/Adarkar Wastes》
2《ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast》
3《島/Island》
5《森/Forest》
サイドボード:15
4《狩りの興奮/Thrill of the Hunt》
11《ランダム・スロット》
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
調子に乗って色々変えてみたら、なんか《一瞬の瞬き》入っちゃいまして、ブリンクになりました。ふつーの青白緑ブリンクよりは、若干、アグロな構成です。いちおう、《粘体マンタ》などクロックを守るスロットを《一瞬の瞬き》に置き換えたと理解すれば、クロック・パーミッションに見えなくはない、ですよね?
そうそう、このレシピでは《レンジャー》も居ないのに《幽体の魔力》使ってますが、これは「ブリンクしたらアンタップして出てくるから」なんですねー。豆知識、豆知識。
と、いった所で、第1回目の診断は終了です。これで改善したどころか、ますます症状が悪化したように見えますね。アハハハハー。
それではレシピを拝見・・・。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
クリーチャー:24
4《極楽鳥/Birds of Paradise》
2《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》
3《スクリブのレインジャー/Scryb Ranger》
4《粘体マンタ/Plaxmanta》
4《獣群の呼び声/Call of the Herd》
2《三角エイの捕食者/Trygon Predator》
2《ヤヴィマヤのドライアド/Yavimaya Dryad》
3《幽体の魔力/Spectral Force》
スペル:15
4《差し戻し/Remand》
4《猿術/Pongify》
3《心霊破/Psionic Blast》
2《腐れ蔦の外套/Moldervine Cloak》
2《岩石樹の祈り/Stonewood Invocation》
土地:21
2《砂漠/Desert》
1《ペンデルヘイヴン/Pendelhaven》
4《繁殖池/Breeding Pool》
4《ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast》
5《島/Island》
5《森/Forest》
サイドボード:15
4《鋸刃の矢/Serrated Arrows》
4《裂け目掃き/Riftsweeper》
2《土覆いのシャーマン/Loaming Shaman》
2《ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer》
3《撤廃/Repeal》
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
開口一番、「まず《タルモゴイフ》を4まい・・・」と言おうとしたところ、すでに逃げ道が塞がれていました。やり手ですね(笑)
ふむ、最近めっきり影の薄くなったスクリブ&フォースですが、《猿術》や《三角エイ》、また強化スペルの枚数調整など、随所に工夫した箇所が見て取れます。全体として良くまとまった印象を受けるのですが、でーるさん曰く「、ラクドス、グルール系の火力をつんだスライ、ビートダウンに極端に弱い」とのことです。そこら辺を中心に、対策を考えてみましょう(《タルモ》使えないのが重ね重ね痛いですが)。
大まかな方針としては、
・生物のマナ域を全体的に落とすというものです。《幽体の魔力》は、パッと見、赤に非常に強い生物なのですが、これをバッサリ削減します。というのも、赤相手に序盤にマナ生物を焼かれると、5マナまで順調に伸びず、やっと《幽体の魔力》が出てきたところでブロッカーとして釘付けという状態になりがちだからです。
・落ちた爆発力は《苦行者》+《ハンマー》で補う
そして、3マナ域の層を厚くし、マナ生物を一通り焼かれても到達できるマナ域で戦線を構築します。で、このまんまだと突破力に欠くので、《ロクソドンの戦鎚》を追加します。やーこのカード、元アンコだったんで60円くらいかと思ってたんですが、東京じゃ1200円で売ってました。こんだけ高いんだから、4枚入れても大丈夫でしょう。とまぁ値段云々はおいといて、マナ生物並べるデッキには、装備品ってのは定石です。エクテンの迷宮案内とかでも実証されてる理論ですし。
てなわけで、こんな感じになりました。
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クリーチャー:25
4《極楽鳥/Birds of Paradise》
3《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》
3《スクリブのレインジャー/Scryb Ranger》
2《粘体マンタ/Plaxmanta》
4《獣群の呼び声/Call of the Herd》
4《トロールの苦行者/Troll Ascetic》
3《三角エイの捕食者/Trygon Predator》
2《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant》
スペル:14
4《差し戻し/Remand》
2《霊魂放逐/Remove Soul》
4《猿術/Pongify》
4《ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer》
土地:21
1《ペンデルヘイヴン/Pendelhaven》
4《繁殖池/Breeding Pool》
4《ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast》
5《島/Island》
7《森/Forest》
サイドボード:15
4《根の壁/Wall of Roots》
4《幽体の魔力/Spectral Force》
7《ランダム・スロット》
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このように、ちょこちょことスロットを入れ替えてみたんですが、やっぱ対サタニック・スライとかで、生物のデカさが足りませんでした。ってことで、ちょっと面白いサイドボーディングをば。
OUT焼かれ易い《エルフ》を《根の壁》に替え、時間を確保した上で、《幽体の魔力》につなぐプランです。相手のサイドの《恐怖》や《死の印》の枚数次第なんですが、ハマると圧勝できます。
3《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》
3《三角エイの捕食者/Trygon Predator》
2《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant》
IN
4《根の壁/Wall of Roots》
4《幽体の魔力/Spectral Force》
別のレシピ案として、生物耐性を上げるために白を足すって手もあります。メインの《教主》、サイドの《狩りの興奮》があれば、対赤でかなり有利に試合を進めることができます。
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クリーチャー:23
4《極楽鳥/Birds of Paradise》
2《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》
4《裂け目翼の雲間を泳ぐもの/Riftwing Cloudskate》
4《ヤヴィマヤのドライアド/Yavimaya Dryad》
4《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch》
3《神秘の蛇/Mystic Snake》
2《幽体の魔力/Spectral Force》
スペル:15
3《呪文嵌め/Spell Snare》
4《差し戻し/Remand》
4《一瞬の瞬き/Momentary Blink》
2《送還/Unsummon》
2《ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer》
土地:22
4《寺院の庭/Temple Garden》
4《繁殖池/Breeding Pool》
4《アダーカー荒原/Adarkar Wastes》
2《ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast》
3《島/Island》
5《森/Forest》
サイドボード:15
4《狩りの興奮/Thrill of the Hunt》
11《ランダム・スロット》
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
調子に乗って色々変えてみたら、なんか《一瞬の瞬き》入っちゃいまして、ブリンクになりました。ふつーの青白緑ブリンクよりは、若干、アグロな構成です。いちおう、《粘体マンタ》などクロックを守るスロットを《一瞬の瞬き》に置き換えたと理解すれば、クロック・パーミッションに見えなくはない、ですよね?
そうそう、このレシピでは《レンジャー》も居ないのに《幽体の魔力》使ってますが、これは「ブリンクしたらアンタップして出てくるから」なんですねー。豆知識、豆知識。
と、いった所で、第1回目の診断は終了です。これで改善したどころか、ますます症状が悪化したように見えますね。アハハハハー。
というわけで、希望されたので、やってみます。下記の書式に則って、この日付のコメント欄に投稿して下さい。僕の暇人フラグが立っているうちは、なるべくご希望に添えるように診断を致します。(暇じゃなくなったら返信できないかも知れませんし、そもそもカバ雄は遅考・遅筆なので素早い返信は期待できないと思います。)
ただし、僕は「大まかなデッキの方向を決める」のが得意なのであって、「残り数枚を詰める調整」は苦手です。往々にして、デッキの方向性がナナメ75度くらい変わることが予想されます。また、結論を求められるよりも、選択肢を増やすアドバイスをしてしまうことがあります。最終的にレシピにまとまらないかも知れませんが、すんません。
ただし、僕は「大まかなデッキの方向を決める」のが得意なのであって、「残り数枚を詰める調整」は苦手です。往々にして、デッキの方向性がナナメ75度くらい変わることが予想されます。また、結論を求められるよりも、選択肢を増やすアドバイスをしてしまうことがあります。最終的にレシピにまとまらないかも知れませんが、すんません。
【デッキレシピ】
これを書いて頂けないと、診断できません(笑)。
【コンセプト】
基本的なコンセプトは、レシピを拝見すれば解ります。なので、書いて頂きたいのは「ココだけは譲れないデッキの主張の部分」です。例えば、カウンタースリヴァーというデッキを組んだ場合、本当にやりたいのは“クロック・パーミッション”なのか、“スリヴァー”の部分なのか、そこを教えてください。書いて頂かないと、コンセプトを根幹から覆してしまう可能性があります。
【環境】
トーナメント用のデッキなのか、カジュアルで使いたいデッキなのか、まず教えてください。トーナメント用の場合、下記の【メタゲーム】の部分が必須記入項目になります。また、診断に出して頂いたレシピが構想段階のデッキなのか、何回かプレイテストを経た後のデッキなのか(後者の場合、どうデッキが変わったのか)、教えて頂けますと、より実態に即した診断ができると思います。
【メタゲーム】
トーナメント用のデッキの場合、仮想敵としたいデッキ上位3つを挙げて下さい。3つ程度でしたら、ある程度全部と戦えるように、考えることは可能です。
また、貴方のデッキが有利に戦えるデッキ、当たると不利なデッキを(先ほどの上位3つにこだわらなくて結構ですので)教えて下さい。僕は、サイドボードのスロットを割る際に、「苦手なデッキには6〜8枚」程度対策カードを用意し、「得意なデッキには専用の対策カードを用意しない」というコンセプトを持っています。ですので、これを教えてもらえると、サイドボードまである程度アドバイスできます。
【資産制限】
よくあるような「資産○○円まで」みたいなご要望は、申し訳ございませんが意に添えません。基本的に僕は、「代理カード(プロクシー)で味見してみて、本当に必要ならシングルで買う」って考えています。なので、お金がないことと、試す努力を怠ることは、本質的に別のことだと思います。
今更10版デッキ:《突撃の地鳴り/Seismic Assault》編
2007年8月13日 スタンダード コメント (2)
そうそう、この10版対応デッキ特集が何でこんなに遅れたかって言うと、7月はアホみたいに忙しかったからなんですねー。で、その頃いろんな所で10版デッキが話題に挙がってて、「きーっ、アタイだって、アタイだって・・・」と嫉妬の炎に包まれたもんです。今日はそんなデッキの中の1つ、アグロロームのお話です。
この分野については既に、まつがんさんとか、DDDさんがレシピを挙げておられます。
で、僕も僕もーっと出すからにゃ、何かしらの新規性が必要なわけです。で、今回は土地バランスに着目しました。
自称“縦のシナジィスト”たるカバ雄さん、調整初期段階では、《トロウケアの敷石》と《秋の際》のコンボにフラフラーっと惹かれました。《タルモゴイフ》が突如+2/+2されたら超っ強ですし。で、調整を重ねていくうちに、どうもこのコンボがデッキの足を引っ張ってると気付いたのです。
なんつーか、まず、デッキの色構成は緑赤タッチ白なわけですよ。白いカードなんてせいぜい《秘境の処罰者》と《稲妻のらせん》、それとサイドの数枚くらいです。で、その割には白マナしか出ない《トロウケアの敷石》と、あまり重要度の高くない白絡みのデュアルランド、そして《浄土からの生命》と相性のいい《地平線の梢》などなど、無駄に白マナソースばかりある状況に陥りました。で、肝心な時に《突撃の地鳴り》の赤赤赤が出ない、と。
じゃあコレを抜いて何を入れるんざんしょ? このコンボが担っていた、色マナ補正の部分、《タルモゴイフ》のエサとしての部分、《浄土からの生命》との相性の部分などを加味して考えた挙句、2回くらい前の日記でも挙げた《広漠なる変幻地》に辿り着きました。YES、僕このカード好きです(笑)
で、デッキコンセプトの性質から《殴打蔦の葛》を採用してたんですが、この《変幻地》との相性に軽く感動を覚えました。1ターン目《極楽鳥》から、2ターン目《葛》、セット《変幻地》即起動、これで2ターン目にして3/3です。
そうそう《葛》と言えば、《モグの狂信者》にすら焼かれてしまう脆弱性が懸念されるところですが、《変幻地》との組み合わせはそれを回避できます。
そんなこんなで組んでみたデッキがこちら。
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クリーチャー:19
4《極楽鳥/Birds of Paradise》
4《殴打蔦の葛/Vinelasher Kudzu》
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
3《スクリブのレインジャー/Scryb Ranger》
4《秘教の処罰者/Mystic Enforcer》
スペル:18
3《突撃の地鳴り/Seismic Assault》
3《壌土からの生命/Life from the Loam》
4《火葬/Incinerate》
4《稲妻のらせん/Lightning Helix》
4《爆裂+破綻/Bust+Boom》
土地:23
4《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse》
2《樹上の村/Treetop Village》
3《地平線の梢/Horizon Canopy》
4《踏み鳴らされる地/Stomping Ground》
3《カープルーザンの森/Karplusan Forest》
3《森/Forest》
3《山/Mountain》
1《平地/Plains》
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この分野については既に、まつがんさんとか、DDDさんがレシピを挙げておられます。
現実逃避に10版対応デッキ
http://diarynote.jp/d/60486/20070707.html
【MTG】アグロロームを考える
http://diarynote.jp/d/31825/20070715.html
で、僕も僕もーっと出すからにゃ、何かしらの新規性が必要なわけです。で、今回は土地バランスに着目しました。
自称“縦のシナジィスト”たるカバ雄さん、調整初期段階では、《トロウケアの敷石》と《秋の際》のコンボにフラフラーっと惹かれました。《タルモゴイフ》が突如+2/+2されたら超っ強ですし。で、調整を重ねていくうちに、どうもこのコンボがデッキの足を引っ張ってると気付いたのです。
なんつーか、まず、デッキの色構成は緑赤タッチ白なわけですよ。白いカードなんてせいぜい《秘境の処罰者》と《稲妻のらせん》、それとサイドの数枚くらいです。で、その割には白マナしか出ない《トロウケアの敷石》と、あまり重要度の高くない白絡みのデュアルランド、そして《浄土からの生命》と相性のいい《地平線の梢》などなど、無駄に白マナソースばかりある状況に陥りました。で、肝心な時に《突撃の地鳴り》の赤赤赤が出ない、と。
じゃあコレを抜いて何を入れるんざんしょ? このコンボが担っていた、色マナ補正の部分、《タルモゴイフ》のエサとしての部分、《浄土からの生命》との相性の部分などを加味して考えた挙句、2回くらい前の日記でも挙げた《広漠なる変幻地》に辿り着きました。YES、僕このカード好きです(笑)
で、デッキコンセプトの性質から《殴打蔦の葛》を採用してたんですが、この《変幻地》との相性に軽く感動を覚えました。1ターン目《極楽鳥》から、2ターン目《葛》、セット《変幻地》即起動、これで2ターン目にして3/3です。
そうそう《葛》と言えば、《モグの狂信者》にすら焼かれてしまう脆弱性が懸念されるところですが、《変幻地》との組み合わせはそれを回避できます。
?キャスト《殴打蔦の葛》まぁ、こうなることは目に見えてるので、相手は《モグ》を使う隙がなく、無事に《葛》が生き残るということになります。
?セット《広漠なる変幻地》
(土地のセットはスタックを解さないので??間に相手に優先権は渡らない)
?《葛》の+1/+1が誘発
(通常、この?解決前に《モグ》が飛んでくる)
?スタックして《変幻地》起動、土地が場に出てくることで《葛》の+1/+1が再誘発
そんなこんなで組んでみたデッキがこちら。
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クリーチャー:19
4《極楽鳥/Birds of Paradise》
4《殴打蔦の葛/Vinelasher Kudzu》
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
3《スクリブのレインジャー/Scryb Ranger》
4《秘教の処罰者/Mystic Enforcer》
スペル:18
3《突撃の地鳴り/Seismic Assault》
3《壌土からの生命/Life from the Loam》
4《火葬/Incinerate》
4《稲妻のらせん/Lightning Helix》
4《爆裂+破綻/Bust+Boom》
土地:23
4《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse》
2《樹上の村/Treetop Village》
3《地平線の梢/Horizon Canopy》
4《踏み鳴らされる地/Stomping Ground》
3《カープルーザンの森/Karplusan Forest》
3《森/Forest》
3《山/Mountain》
1《平地/Plains》
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《極楽鳥/Birds of Paradise》(カード名のリンク先にWisdom Guild様を使わせて頂きました)
http://whisper.wisdom-guild.net/card/710252/
《突撃の地鳴り/Seismic Assault》
http://whisper.wisdom-guild.net/card/710228/
《火葬/Incinerate》
http://whisper.wisdom-guild.net/card/710213/
《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse》
http://whisper.wisdom-guild.net/card/710360/
《樹上の村/Treetop Village》
http://whisper.wisdom-guild.net/card/710361/
《カープルーザンの森/Karplusan Forest》
http://whisper.wisdom-guild.net/card/710354/
さてさて、夏も盛りな第2回。こんな気候に相応しく、赤単で行ってみましょう。TKさんへの揶揄、もとい、リスペクトを込めた赤単ストーム・ゴブリンです。
10版における赤の3種の神器の1つ、《包囲攻撃の司令官》。コイツは、旧来の《巣穴からの総出》ストーム抱えてた「後半にマナソースを引いて腐る」って欠点を緩和してくれる、夢の完璧超人です。なんせ13マナ8点火力なんですから!
で、今回は、そこまでストームに固執することなく、ビートダウンとコンボのハイブリッド的なデッキを作ってみました。プロジェクトXみたく、配牌に応じて方向を選択していくタイプです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
クリーチャー:20
4《モグの狂信者/Mogg Fanatic》
4《激情のゴブリン/Frenzied Goblin》
4《モグの戦争司令官/Mogg War Marshal》
4《ゴブリンの王/Goblin King》
4《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander》
スペル:22
4《巣穴からの総出/Empty the Warrens》
3《怒りのもや/Haze of Rage》
3《旗印/Coat of Arms》
4《ミシュラのガラクタ/Mishra’s Bauble》
4《睡蓮の花/Lotus Bloom》
4《炎の儀式/Rite of Flame》
土地:18
4《菌類の到達地/Fungal Reaches》
14《山/Mountain》
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
いちおう、最速2ターンでは人を殺せます。
しかしまぁ、当然のことながら、こんなにキレイに殺せるわけないので、実際はもっと泥臭く勝ちます。ゴブリントークンからの《ゴブリンの王》や《怒りのもや》で削りきれたりもしますし、《総出》4体から《包囲攻撃の司令官》出してチャンプしながら本体に投げつけたりして勝つこともあります。そして、忘れた頃に、最大瞬間風速20点クラスのダメージを叩き込んだりします。
このデッキでは採用してないですが《大いなるガルガドン》と《数の力》とか入れると面白いかもしれません。え? タッチで《踏み荒らし》? 緑緑緑が何気に出てしまうあたり、冗談に聞こえなくて恐しいですネ。
10版における赤の3種の神器の1つ、《包囲攻撃の司令官》。コイツは、旧来の《巣穴からの総出》ストーム抱えてた「後半にマナソースを引いて腐る」って欠点を緩和してくれる、夢の完璧超人です。なんせ13マナ8点火力なんですから!
で、今回は、そこまでストームに固執することなく、ビートダウンとコンボのハイブリッド的なデッキを作ってみました。プロジェクトXみたく、配牌に応じて方向を選択していくタイプです。
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クリーチャー:20
4《モグの狂信者/Mogg Fanatic》
4《激情のゴブリン/Frenzied Goblin》
4《モグの戦争司令官/Mogg War Marshal》
4《ゴブリンの王/Goblin King》
4《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander》
スペル:22
4《巣穴からの総出/Empty the Warrens》
3《怒りのもや/Haze of Rage》
3《旗印/Coat of Arms》
4《ミシュラのガラクタ/Mishra’s Bauble》
4《睡蓮の花/Lotus Bloom》
4《炎の儀式/Rite of Flame》
土地:18
4《菌類の到達地/Fungal Reaches》
14《山/Mountain》
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《モグの狂信者/Mogg Fanatic》(カード名のリンク先にWisdom Guild様を使わせて頂きました)
http://whisper.wisdom-guild.net/card/710219/
《ゴブリンの王/Goblin King》
http://whisper.wisdom-guild.net/card/710207/
《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander》
http://whisper.wisdom-guild.net/card/710234/
《旗印/Coat of Arms》
http://whisper.wisdom-guild.net/card/710316/
いちおう、最速2ターンでは人を殺せます。
1ターン目
《山》→《儀式》→《儀式》→《総出》(ゴブリン6体)
2ターン目
《山》→《儀式》→《旗印》(6/6が6体で36点)
しかしまぁ、当然のことながら、こんなにキレイに殺せるわけないので、実際はもっと泥臭く勝ちます。ゴブリントークンからの《ゴブリンの王》や《怒りのもや》で削りきれたりもしますし、《総出》4体から《包囲攻撃の司令官》出してチャンプしながら本体に投げつけたりして勝つこともあります。そして、忘れた頃に、最大瞬間風速20点クラスのダメージを叩き込んだりします。
このデッキでは採用してないですが《大いなるガルガドン》と《数の力》とか入れると面白いかもしれません。え? タッチで《踏み荒らし》? 緑緑緑が何気に出てしまうあたり、冗談に聞こえなくて恐しいですネ。
やっと、日記を更新できる位、アガペーが貯まりました。っちゅうわけで、いささか時機を逸した感がありますが、10版対応デッキを晒して見ましょう。
《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》を《Thawing Glaciers(AL)》に!
フェッチランドと組み合わせて毎ターンセットランドできたら、それはパーミッション型のデッキが望むべく理想形態の1つじゃないでしょうか。むかーし、いにしえのカウンターポストの時代、《Thawing Glaciers》2枚がくるくる回り始めると、負けを覚悟しました。毎ターン確実に土地が伸び、ライブラリーがどんどん圧縮されていくのです。時間が経つにつれ自分の土俵に引きずり込めるパーミッションにとって、まさにベスト・マリアージュな《Thawing Glaciers》、蜜月な時代でした。
さて、時は流れてONS-MRD時代のスタンダード、フィフスドーンで《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》を得たことで、《汚染された三角州/Polluted Delta》やらと組み合わせたコンボができるんじゃないかと考えました。で、実際に草の根大会で試してみたところ、イマイチ君でした。オンスロートのフェッチはライフを要求するので、長期的なアドバンテージ戦略とはソリが合わなかったのです。自分からライフ減らして、時間制限をつけるんですから、そりゃそうですね。
時は流れて第10版の現代、ライフを要求しないフェッチランドたる《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse》が登場しております(ご丁寧に10版にも採録されてます)。コイツは出てくる土地がタップインな欠点はありますが、それは《Thawing Glaciers》も同じこと。むしろ、《Thawing Glaciers》という優れた先達が、タップインなどアドバンテージの前には些細なことだと証明してくれています。この《変幻地》《るつぼ》の組み合わせにより、正統派パーミッション復興を夢見てしまったのは僕だけじゃないハズです。
さて、じゃあ《世界のるつぼ》を使ったデッキって、どんな感じでしょ?
密かに10版で《交易路/Trade Routes》が落ちていたことに、全カバ雄が号泣したんですが、コレと併用できなかったのは非常に無念です。しかし、10版でミシュラ土地を各色とも得たことで、《るつぼ》置いたら死なない生物が簡単に出来上がります。また、《入念な考慮/Careful Consideration》とのシナジィも特筆に価します。ガバッと捨てる時に土地なら何枚捨てても良いって安心感もさることながら、2枚目以降の《るつぼ》を処理する手段にもなるわけです。
っちゅうわけで、《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》を使った正統派パーミッションはこんな感じに仕上がりました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
クリーチャー:6
3《ザルファーの魔道士、テフェリー/Teferi, Mage of Zhalfir》
1《全能なる者アルカニス/Arcanis the Omnipotent》
1《アダーカーの戦乙女/Adarkar Valkyrie》
1《トリスケラバス/Triskelavus》
スペル29
4《差し戻し/Remand》
3《霊魂放逐/Remove Soul》
4《取り消し/Cancel》
2《否定の契約/Pact of Negation》
4《神の怒り/Wrath of God》
4《熟慮/Think Twice》
3《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
3《入念な考慮/Careful Consideration》
2《神秘の指導/Mystical Teachings》
土地:25
1《アカデミーの廃墟/Academy Ruins》
3《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse》
2《トレイリア西部/Tolaria West》
2《近づきがたい監視塔/Forbidding Watchtower》
4《神聖なる泉/Hallowed Fountain》
4《アダーカー荒原/Adarkar Wastes》
5《島/Island》
3《平地/Plains》
1《沼/Swamp》
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
そうそう、《テフェリー》からエンドに出てくる《アルカニス》は、笑えるくらいグロかったです。
《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》を《Thawing Glaciers(AL)》に!
フェッチランドと組み合わせて毎ターンセットランドできたら、それはパーミッション型のデッキが望むべく理想形態の1つじゃないでしょうか。むかーし、いにしえのカウンターポストの時代、《Thawing Glaciers》2枚がくるくる回り始めると、負けを覚悟しました。毎ターン確実に土地が伸び、ライブラリーがどんどん圧縮されていくのです。時間が経つにつれ自分の土俵に引きずり込めるパーミッションにとって、まさにベスト・マリアージュな《Thawing Glaciers》、蜜月な時代でした。
さて、時は流れてONS-MRD時代のスタンダード、フィフスドーンで《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》を得たことで、《汚染された三角州/Polluted Delta》やらと組み合わせたコンボができるんじゃないかと考えました。で、実際に草の根大会で試してみたところ、イマイチ君でした。オンスロートのフェッチはライフを要求するので、長期的なアドバンテージ戦略とはソリが合わなかったのです。自分からライフ減らして、時間制限をつけるんですから、そりゃそうですね。
時は流れて第10版の現代、ライフを要求しないフェッチランドたる《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse》が登場しております(ご丁寧に10版にも採録されてます)。コイツは出てくる土地がタップインな欠点はありますが、それは《Thawing Glaciers》も同じこと。むしろ、《Thawing Glaciers》という優れた先達が、タップインなどアドバンテージの前には些細なことだと証明してくれています。この《変幻地》《るつぼ》の組み合わせにより、正統派パーミッション復興を夢見てしまったのは僕だけじゃないハズです。
さて、じゃあ《世界のるつぼ》を使ったデッキって、どんな感じでしょ?
密かに10版で《交易路/Trade Routes》が落ちていたことに、全カバ雄が号泣したんですが、コレと併用できなかったのは非常に無念です。しかし、10版でミシュラ土地を各色とも得たことで、《るつぼ》置いたら死なない生物が簡単に出来上がります。また、《入念な考慮/Careful Consideration》とのシナジィも特筆に価します。ガバッと捨てる時に土地なら何枚捨てても良いって安心感もさることながら、2枚目以降の《るつぼ》を処理する手段にもなるわけです。
っちゅうわけで、《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》を使った正統派パーミッションはこんな感じに仕上がりました。
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クリーチャー:6
3《ザルファーの魔道士、テフェリー/Teferi, Mage of Zhalfir》
1《全能なる者アルカニス/Arcanis the Omnipotent》
1《アダーカーの戦乙女/Adarkar Valkyrie》
1《トリスケラバス/Triskelavus》
スペル29
4《差し戻し/Remand》
3《霊魂放逐/Remove Soul》
4《取り消し/Cancel》
2《否定の契約/Pact of Negation》
4《神の怒り/Wrath of God》
4《熟慮/Think Twice》
3《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
3《入念な考慮/Careful Consideration》
2《神秘の指導/Mystical Teachings》
土地:25
1《アカデミーの廃墟/Academy Ruins》
3《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse》
2《トレイリア西部/Tolaria West》
2《近づきがたい監視塔/Forbidding Watchtower》
4《神聖なる泉/Hallowed Fountain》
4《アダーカー荒原/Adarkar Wastes》
5《島/Island》
3《平地/Plains》
1《沼/Swamp》
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
《全能なる者アルカニス/Arcanis the Omnipotent》(カード名のリンク先にWisdom Guild様を使わせて頂きました)
http://whisper.wisdom-guild.net/card/710066/
《霊魂放逐/Remove Soul》
http://whisper.wisdom-guild.net/card/710100/
《取り消し/Cancel》
http://whisper.wisdom-guild.net/card/710071/
《神の怒り/Wrath of God》
http://whisper.wisdom-guild.net/card/710061/
《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
http://whisper.wisdom-guild.net/card/710319/
《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse》
http://whisper.wisdom-guild.net/card/710360/
《近づきがたい監視塔/Forbidding Watchtower》
http://whisper.wisdom-guild.net/card/710352/
《アダーカー荒原/Adarkar Wastes》
http://whisper.wisdom-guild.net/card/710347/
そうそう、《テフェリー》からエンドに出てくる《アルカニス》は、笑えるくらいグロかったです。
Olivier Ruelの初日全勝で幕を開けた07年フランス選手権、終わってみると非常にフレッシュな顔ぶれなトップ8となった。Ruel兄弟やRaphael Levy、Yann HamonやPierre Canaliといったトッププロたちすら、トップ8に入れなかったわけだ。
そんな激戦区のフランスを制したGuillaume Matignon氏、デッキはかなり珍しい(と言って差し支えないと思う)青白赤ブリンクだ。ふつーは《なだれ乗り》をブリンクさせるような構成をとることが多いデッキだが、このデッキでは僅かにサイドに2枚のみ採用。4マナ域の厚いこのデッキでは、替わりに《石の雨》を4枚使っている。
こういう理に適った構成は見てて参考になるなーと思った。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
青白赤ブリンク
────────────────────
Guillaume Matignon / Standard / 07 French Nats:
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
クリーチャー:20
4《裂け目翼の雲間を泳ぐもの/Riftwing Cloudskate》
4《宮廷の軽騎兵/Court Hussar》
4《稲妻の天使/Lightning Angel》
3《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant》
3《アウグスティン四世大判事/Grand Arbiter Augustin IV》
2《壊滅させるものヌーマット/Numot, the Devastator》
スペル:17
4《差し戻し/Remand》
2《撤廃/Repeal》
4《稲妻のらせん/Lightning Helix》
3《一瞬の瞬き/Momentary Blink》
4《石の雨/Stone Rain》
土地:23
2《イゼットの煮沸場/Izzet Boilerworks》
4《聖なる鋳造所/Sacred Foundry》
4《蒸気孔/Steam Vents》
1《神聖なる泉/Hallowed Fountain》
2《シヴの浅瀬/Shivan Reef》
1《戦場の鍛冶場/Battlefield Forge》
3《雨雲の迷路/Nimbus Maze》
3《平地/Plains》
3《島/Island》
サイドボード:15
3《解呪/Disenchant》
3《電解/Electrolyze》
3《テフェリーの濠/Teferi’s Moat》
3《氷結地獄/Cryoclasm》
2《なだれ乗り/Avalanche Riders》
1《撤廃/Repeal》
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ちなみに、トップ8にはもう一人、青白赤ブリンクが進出している。フランスじゃ流行ってるの?
〜〜 追記 〜〜
理解した。
このデッキは“ブリンク・デッキ”だと見ると本質を見誤る。実は、これは“ランデスの中で一番メタにあったデッキ”だったんだ。つまり、マグニボアとか、あーゆう立ち位置のデッキだ。《雲間を泳ぐもの》や《ヴェンセール》なんかのバウンスと《石の雨》や《ヌーマット》なんかのランデスで、相手の動きを止めて、迅速に《稲妻の天使》が殴りきる為のデッキと解釈すると、とてもメタに合ったデッキだと理解できる。実際Guillaume Matignon氏は、準々決勝でドラヌルを、準決勝で黒単コーラシュを、決勝でソーラーフレアを降して優勝している。『時代は黒くシフトしているし、コントロールが強い。だから、相手の意図したようにマナを使わせないデッキが強い』っていう指針なんだと思う。
さて、このデッキは10版対応後どうなるだろう?
失うものは《石の雨》のみ。たしかにコンセプトの根幹を成すカードな為、けっこうな痛手だ。でも、個人的な意見を言わせてもらえば『とてもアリなデッキじゃないか』と思う。10版環境は《併合》も《石の雨》も飛んでこない上、環境にトロンが居ないわけだ。つまるところ、相対的にコントロールが強くなり、《お返り土地》の価値が上がると考えられる。なので、相手のマナベースを攻撃するデッキは、魅力的に感じられる。メタ的に、メインの《氷結地獄》を許容されるような環境になれば、尚更だ。
そうそう、相手の《印鑑》にブッ刺さるって意味で、メインに《沈黙のオーラ》、サイドに《ハーキルの召還術》を詰める色構成だってのもポイント高いね。
そんな激戦区のフランスを制したGuillaume Matignon氏、デッキはかなり珍しい(と言って差し支えないと思う)青白赤ブリンクだ。ふつーは《なだれ乗り》をブリンクさせるような構成をとることが多いデッキだが、このデッキでは僅かにサイドに2枚のみ採用。4マナ域の厚いこのデッキでは、替わりに《石の雨》を4枚使っている。
こういう理に適った構成は見てて参考になるなーと思った。
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青白赤ブリンク
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Guillaume Matignon / Standard / 07 French Nats:
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クリーチャー:20
4《裂け目翼の雲間を泳ぐもの/Riftwing Cloudskate》
4《宮廷の軽騎兵/Court Hussar》
4《稲妻の天使/Lightning Angel》
3《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant》
3《アウグスティン四世大判事/Grand Arbiter Augustin IV》
2《壊滅させるものヌーマット/Numot, the Devastator》
スペル:17
4《差し戻し/Remand》
2《撤廃/Repeal》
4《稲妻のらせん/Lightning Helix》
3《一瞬の瞬き/Momentary Blink》
4《石の雨/Stone Rain》
土地:23
2《イゼットの煮沸場/Izzet Boilerworks》
4《聖なる鋳造所/Sacred Foundry》
4《蒸気孔/Steam Vents》
1《神聖なる泉/Hallowed Fountain》
2《シヴの浅瀬/Shivan Reef》
1《戦場の鍛冶場/Battlefield Forge》
3《雨雲の迷路/Nimbus Maze》
3《平地/Plains》
3《島/Island》
サイドボード:15
3《解呪/Disenchant》
3《電解/Electrolyze》
3《テフェリーの濠/Teferi’s Moat》
3《氷結地獄/Cryoclasm》
2《なだれ乗り/Avalanche Riders》
1《撤廃/Repeal》
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ソース:Championnat de France 2007
http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/frnat07/welcome#1
ちなみに、トップ8にはもう一人、青白赤ブリンクが進出している。フランスじゃ流行ってるの?
〜〜 追記 〜〜
理解した。
このデッキは“ブリンク・デッキ”だと見ると本質を見誤る。実は、これは“ランデスの中で一番メタにあったデッキ”だったんだ。つまり、マグニボアとか、あーゆう立ち位置のデッキだ。《雲間を泳ぐもの》や《ヴェンセール》なんかのバウンスと《石の雨》や《ヌーマット》なんかのランデスで、相手の動きを止めて、迅速に《稲妻の天使》が殴りきる為のデッキと解釈すると、とてもメタに合ったデッキだと理解できる。実際Guillaume Matignon氏は、準々決勝でドラヌルを、準決勝で黒単コーラシュを、決勝でソーラーフレアを降して優勝している。『時代は黒くシフトしているし、コントロールが強い。だから、相手の意図したようにマナを使わせないデッキが強い』っていう指針なんだと思う。
さて、このデッキは10版対応後どうなるだろう?
失うものは《石の雨》のみ。たしかにコンセプトの根幹を成すカードな為、けっこうな痛手だ。でも、個人的な意見を言わせてもらえば『とてもアリなデッキじゃないか』と思う。10版環境は《併合》も《石の雨》も飛んでこない上、環境にトロンが居ないわけだ。つまるところ、相対的にコントロールが強くなり、《お返り土地》の価値が上がると考えられる。なので、相手のマナベースを攻撃するデッキは、魅力的に感じられる。メタ的に、メインの《氷結地獄》を許容されるような環境になれば、尚更だ。
そうそう、相手の《印鑑》にブッ刺さるって意味で、メインに《沈黙のオーラ》、サイドに《ハーキルの召還術》を詰める色構成だってのもポイント高いね。
やー、もう悟りましたよ。
ドラストとナルコの両方に勝つためには、デッキに《沼》入れざるを得ないんです。《沼》入ってりゃ何でも一緒、この世は《沼》と《根絶》と《迫害》で構成されてるんです。
という冗談はさておき、ドラストとナルコを両方メタれるデッキって限られてますよね。コイツらときたら、“カンポスとステロとアーニーゲドンの三すくみ”みたいなメタゲーム連環から外れた存在なのですから、まともに対策しようとしたらデッキが歪んでしまうのは必然です。で、今日はそんなメタの樹海に迷い込んじゃった人に、ちょこっとだけ電波を送ってみようと思います。
北陸予選を通過してからというもの、いちおう細々とはスタンダードをやっておりました。で、トロンに対する風当たりの強さってのは、誰よりも身に沁みて解っているつもりです。「ドラいもーん、《タルモゴイフ》がいじめるんだ」、「もう、しょうがないなトロンくんは」、もはや涙目です。
で、《燎原の火》が効かないデッキ相手に、《神の怒り》やら《滅び》なら対抗できるんじゃないか、と、ジョダートロンのパーツをどんどん黒くコンパチしてみたんです。この色のメリットたる《神秘の指導》が、トロンのマナ加速を得て、すごい動きをすることに気付きました。で、《神秘の指導》を使うデッキのお供として《テフェリー》を採用ってのは半ば必然ですよね? 僕のジョダートロンは、もともと《トレイリア西部》によって青マナソースにはこと欠かない構成になっていたため、これも問題なく収まりました。
っちゅうことで《テフェリー》と《迫害》の部分がコントロール全般とドラストをケアし、《滅び》とサイドの《夜の飾り紐》でビートに対抗、対ナルコは《根絶》と0マナサーチ可能な《トーモッドの墓所》で頑張る、という、メタ的に“受けの丸い”デッキになりました。
青赤時代に比べると、フィニッシャーのアグレッシブさが劣るので、勝つのに時間がかかるって欠点がありますが、それ以外は概ね許容できる範囲です。どんなデッキにも6:4〜4:6って感じでしょうか。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
クリーチャー:5
2《ザルファーの魔道士、テフェリー/Teferi, Mage of Zhalfir》
3《骸骨の吸血鬼/Skeletal Vampire》
スペル31
4《差し戻し/Remand》
3《マナ漏出/Mana Leak》
1《呪文の噴出/Spell Burst》
1《否定の契約/Pact of Negation》
3《滅び/Damnation》
2《迫害/Persecute》
4《強迫的な研究/Compulsive Research》
3《神秘の指導/Mystical Teachings》
1《地底街の手中/Clutch of the Undercity》
1《殺戮の契約/Slaughter Pact》
1《暗黒破/Darkblast》
1《根絶/Extirpate》
4《ディミーアの印鑑/Dimir Signet》
2《連合の秘宝/Coalition Relic》
土地:24
3《トレイリア西部/Tolaria West》
3《ウルザの塔/Urza’s Tower》
3《ウルザの鉱山/Urza’s Mine》
3《ウルザの魔力炉/Urza’s Power Plant》
1《ウルザの工廠/Urza’s Factory》
1《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》
2《戦慄艦の浅瀬/Dreadship Reef》
4《湿った墓/Watery Grave》
2《地底の大河/Underground River》
2《島/Island》
サイド:15
4《併合/Annex》
3《根絶/Extirpate》
2《計略縛り/Trickbind》
1《滅び/Damnation》
3《夜の飾り紐/Ribbons of Night》
1《迫害/Persecute》
1《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
え? 「なんでいったん消したか」ですって? テフェリーだけに、フェイズアウトしたっちゅうことで、ご容赦ください。中の人も色々大変なんです。
ドラストとナルコの両方に勝つためには、デッキに《沼》入れざるを得ないんです。《沼》入ってりゃ何でも一緒、この世は《沼》と《根絶》と《迫害》で構成されてるんです。
という冗談はさておき、ドラストとナルコを両方メタれるデッキって限られてますよね。コイツらときたら、“カンポスとステロとアーニーゲドンの三すくみ”みたいなメタゲーム連環から外れた存在なのですから、まともに対策しようとしたらデッキが歪んでしまうのは必然です。で、今日はそんなメタの樹海に迷い込んじゃった人に、ちょこっとだけ電波を送ってみようと思います。
北陸予選を通過してからというもの、いちおう細々とはスタンダードをやっておりました。で、トロンに対する風当たりの強さってのは、誰よりも身に沁みて解っているつもりです。「ドラいもーん、《タルモゴイフ》がいじめるんだ」、「もう、しょうがないなトロンくんは」、もはや涙目です。
で、《燎原の火》が効かないデッキ相手に、《神の怒り》やら《滅び》なら対抗できるんじゃないか、と、ジョダートロンのパーツをどんどん黒くコンパチしてみたんです。この色のメリットたる《神秘の指導》が、トロンのマナ加速を得て、すごい動きをすることに気付きました。で、《神秘の指導》を使うデッキのお供として《テフェリー》を採用ってのは半ば必然ですよね? 僕のジョダートロンは、もともと《トレイリア西部》によって青マナソースにはこと欠かない構成になっていたため、これも問題なく収まりました。
っちゅうことで《テフェリー》と《迫害》の部分がコントロール全般とドラストをケアし、《滅び》とサイドの《夜の飾り紐》でビートに対抗、対ナルコは《根絶》と0マナサーチ可能な《トーモッドの墓所》で頑張る、という、メタ的に“受けの丸い”デッキになりました。
青赤時代に比べると、フィニッシャーのアグレッシブさが劣るので、勝つのに時間がかかるって欠点がありますが、それ以外は概ね許容できる範囲です。どんなデッキにも6:4〜4:6って感じでしょうか。
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クリーチャー:5
2《ザルファーの魔道士、テフェリー/Teferi, Mage of Zhalfir》
3《骸骨の吸血鬼/Skeletal Vampire》
スペル31
4《差し戻し/Remand》
3《マナ漏出/Mana Leak》
1《呪文の噴出/Spell Burst》
1《否定の契約/Pact of Negation》
3《滅び/Damnation》
2《迫害/Persecute》
4《強迫的な研究/Compulsive Research》
3《神秘の指導/Mystical Teachings》
1《地底街の手中/Clutch of the Undercity》
1《殺戮の契約/Slaughter Pact》
1《暗黒破/Darkblast》
1《根絶/Extirpate》
4《ディミーアの印鑑/Dimir Signet》
2《連合の秘宝/Coalition Relic》
土地:24
3《トレイリア西部/Tolaria West》
3《ウルザの塔/Urza’s Tower》
3《ウルザの鉱山/Urza’s Mine》
3《ウルザの魔力炉/Urza’s Power Plant》
1《ウルザの工廠/Urza’s Factory》
1《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》
2《戦慄艦の浅瀬/Dreadship Reef》
4《湿った墓/Watery Grave》
2《地底の大河/Underground River》
2《島/Island》
サイド:15
4《併合/Annex》
3《根絶/Extirpate》
2《計略縛り/Trickbind》
1《滅び/Damnation》
3《夜の飾り紐/Ribbons of Night》
1《迫害/Persecute》
1《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
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え? 「なんでいったん消したか」ですって? テフェリーだけに、フェイズアウトしたっちゅうことで、ご容赦ください。中の人も色々大変なんです。
日本選手権 東北予選
2007年7月2日 スタンダード最終戦らへんでチョロっと観戦してきました。《不同の力線/Leyline of Singularity》がナルコブリッジを押さえ込んでるのを見て「スタンダードも奥が深いな」と思いました。あと、《セトの虎》がドラゴンストームをプリベントしてるのを見て「これブリンクしたら返しのパンチもケアできるなぁ」とか電波なコトを考えてました。
参加人数130名程度のスイスドロー9回戦で、本戦枠8名でした。東北予選は伝統的にビートダウンが強いって事らしいんですが、今年も「ビート枠」の通過者がキッチリ確保されてたようです。トップ8の構成はこんな感じだったらしいです。
ドラゴンストーム
赤単t緑ビートダウン(中二 Deck Wins?)
プロジェクトX
ソーラーフレア
ジョダートロン
トリコ(カルシダーム入り)
黒単拷問台(滅び入り)
グルール
半分くらいが又聞き情報なので、間違ってたら訂正ヨロです。なお、ヘッドジャッジのsaitomuさんに聴いたところ「デッキレシピは公式に載るまでお待ちください」だそうです。なので、通過デッキについて何かしら情報をお持ちの方は、補足して下さると幸いです。
参加人数130名程度のスイスドロー9回戦で、本戦枠8名でした。東北予選は伝統的にビートダウンが強いって事らしいんですが、今年も「ビート枠」の通過者がキッチリ確保されてたようです。トップ8の構成はこんな感じだったらしいです。
ドラゴンストーム
赤単t緑ビートダウン(中二 Deck Wins?)
プロジェクトX
ソーラーフレア
ジョダートロン
トリコ(カルシダーム入り)
黒単拷問台(滅び入り)
グルール
半分くらいが又聞き情報なので、間違ってたら訂正ヨロです。なお、ヘッドジャッジのsaitomuさんに聴いたところ「デッキレシピは公式に載るまでお待ちください」だそうです。なので、通過デッキについて何かしら情報をお持ちの方は、補足して下さると幸いです。
判る人にだけ解るコトを言ってみる
2007年6月30日 スタンダード コメント (3)今週末に持ってくんだったら、メインに《紅蓮地獄》入れて、サイドに《トーモッド》4積みじゃないっすかね?
微妙に順位違う・・・。
http://mtg.takaratomy.co.jp/tc/regionals/2007/hokuriku/index.html
ま、いーけど。
去年のRoads to Nationalsに比べて、内容が事務的でトゥマンナイよね。URLもmatsumotoだったりhokurikuだったり、統一感ないし。やっつけ仕事って感じ。
http://mtg.takaratomy.co.jp/tc/regionals/2007/hokuriku/index.html
ま、いーけど。
去年のRoads to Nationalsに比べて、内容が事務的でトゥマンナイよね。URLもmatsumotoだったりhokurikuだったり、統一感ないし。やっつけ仕事って感じ。
社会人のための地区予選講座?
2007年6月24日 スタンダードさて、この時点で本番1週間前です。微妙に当初の予定より練習が足りてませんし、中部予選の結果を受けて微調整が必要なため、この後の計画の軌道修正をしなければなりませんでした。ってわけで、大会日程やら日本地図やらカレンダーやら駅から時刻表やらを駆使して、週末の行動プランを考えました。
案?は、攻めの一手です。これをやれば予選抜けられる確率は高まりますが、体力的にも、おサイフ的にも厳しい戦いを強いられることは必至です。
案?は、まさに逃げの一手です。問題を先送りしてるだけで、なんの解決にもなってません。むしろ日程的に自分の首を絞めてます。
そして案?、一見すると逃げの一手のように見えますが、人生経験の観点で言えば攻めの一手と言えなくもない・・・ですよね? や、もちろん案?一択ですよ、迷うわけ無いじゃないですか! (汗
さて、そんなわけで週末の強行軍が確定しました。帰りが夜行バスで、しかもその足で仕事に向かうっていう、およそ社会人の立てる計画には見えません。
6月5日(水) Ei-mくん宅で練習会
会社が定時退社日なのをいいことに、Ei-mくんを拝み倒して2時間だけ練習です。というのも、どうしても練習しておきたいことがあったからです。練習時間が少ないときは、やることを絞って練習するのが秘訣です。この日は下記3つに絞りました。
?対フリゴのサイドボーディングの検証
?トロン同キャラのサイド後《併合》ゲーの体験
?中部予選を抜けたせるぷ〜さんのWRBスリヴァーとのテスト
2時間でも、何とか満足のいくデータを取れました。この日メインボード60枚とサイドボードのうち12枚まで確定しました。
6月9日(土) 横浜で大会
朝6時に起きて仙台を発ち、新幹線の中でアンパンと牛乳をモグモグしつつ、横浜入りです。デッキはこの時点でメインサイド75枚、予選の時と一緒でした。4回戦までやって、結果は3−1−0(最後トスしたので額面上は2−2)、デッキにはかなり良い手応えを感じていました(ちなみに負けは2マリガン→5マリガン)。
で、15時半に横浜を出て、金沢に着いたのは20時半、さすがにグッタリです。この日は金沢のやっすい(1泊3300円)のビジネスホテルに前泊です。旅行プランとしては、関東から夜行バスで金沢って手も在ったんですが、試合前日はちゃんと寝なきゃと考えているので却下しました。
そうそう、ちょっと余談なんですが、この年になると前日の睡眠時間で1日の集中力がぜんぜん変わってきます。試合の日は丸1日集中力を持続させなきゃいけないので、コンディションを整えるのも調整の一部だと、最近思うようになりました。前日夜中に車で移動とか、近場の大会なので徹夜で調整とか、なるべく避けるようにしています。
6月10日(日) 北陸予選
6−0−2の1位抜けでした。
とまぁ、こんな感じで練習をし、なんとか予選は抜けることができました。基本的には、冒頭で述べたように、
最後に、大事なコトを1つ。社会人にとって、休日とは「平日の疲れを癒し、仕事への英気を養う」ためにあります。なので、マジックの疲れを平日に持ち越すなんて、社会人としてアレですね。そうそう、某物体(28♂)は週末の強行軍がたたって夜行バスの中で眠れず、月曜日に午後半休した上、あまつさえトーナメントレポを夜3時まで書いてしまい、火曜日もフラフラだったそうです。言語道断ですね!
案?:土曜日に横浜のPWCさんに行きつつ途中ドロップし、その足で金沢に向かう
案?:やっぱ日程的に北陸は無理、ってことで7月1日の仙台予選に出る
案?:「やー金津園って1回行ってみたかったんだよねー」とか言いつつ土曜日を遊び尽くす
案?は、攻めの一手です。これをやれば予選抜けられる確率は高まりますが、体力的にも、おサイフ的にも厳しい戦いを強いられることは必至です。
案?は、まさに逃げの一手です。問題を先送りしてるだけで、なんの解決にもなってません。むしろ日程的に自分の首を絞めてます。
そして案?、一見すると逃げの一手のように見えますが、人生経験の観点で言えば攻めの一手と言えなくもない・・・ですよね? や、もちろん案?一択ですよ、迷うわけ無いじゃないですか! (汗
さて、そんなわけで週末の強行軍が確定しました。帰りが夜行バスで、しかもその足で仕事に向かうっていう、およそ社会人の立てる計画には見えません。
6月5日(水) Ei-mくん宅で練習会
会社が定時退社日なのをいいことに、Ei-mくんを拝み倒して2時間だけ練習です。というのも、どうしても練習しておきたいことがあったからです。練習時間が少ないときは、やることを絞って練習するのが秘訣です。この日は下記3つに絞りました。
?対フリゴのサイドボーディングの検証
?トロン同キャラのサイド後《併合》ゲーの体験
?中部予選を抜けたせるぷ〜さんのWRBスリヴァーとのテスト
2時間でも、何とか満足のいくデータを取れました。この日メインボード60枚とサイドボードのうち12枚まで確定しました。
6月9日(土) 横浜で大会
朝6時に起きて仙台を発ち、新幹線の中でアンパンと牛乳をモグモグしつつ、横浜入りです。デッキはこの時点でメインサイド75枚、予選の時と一緒でした。4回戦までやって、結果は3−1−0(最後トスしたので額面上は2−2)、デッキにはかなり良い手応えを感じていました(ちなみに負けは2マリガン→5マリガン)。
で、15時半に横浜を出て、金沢に着いたのは20時半、さすがにグッタリです。この日は金沢のやっすい(1泊3300円)のビジネスホテルに前泊です。旅行プランとしては、関東から夜行バスで金沢って手も在ったんですが、試合前日はちゃんと寝なきゃと考えているので却下しました。
そうそう、ちょっと余談なんですが、この年になると前日の睡眠時間で1日の集中力がぜんぜん変わってきます。試合の日は丸1日集中力を持続させなきゃいけないので、コンディションを整えるのも調整の一部だと、最近思うようになりました。前日夜中に車で移動とか、近場の大会なので徹夜で調整とか、なるべく避けるようにしています。
6月10日(日) 北陸予選
6−0−2の1位抜けでした。
とまぁ、こんな感じで練習をし、なんとか予選は抜けることができました。基本的には、冒頭で述べたように、
・メタ内のデッキを持ち寄り、環境のバランスを把握するの順番で練習したわけです(だいぶ圧縮日程ではありましたが)。学生と違って時間に制約のある社会人だからこそ、しっかりスケジュールを立てて効率よく練習しなきゃないんですね。
・それらと対戦してく中で“自分が使うデッキ”を決める
・デッキが決まったら、丸1日くらいはサイドボードも含めて回す
・できれば、予選当日より前に、そのデッキで1回くらいトーナメントをこなしておく
最後に、大事なコトを1つ。社会人にとって、休日とは「平日の疲れを癒し、仕事への英気を養う」ためにあります。なので、マジックの疲れを平日に持ち越すなんて、社会人としてアレですね。そうそう、某物体(28♂)は週末の強行軍がたたって夜行バスの中で眠れず、月曜日に午後半休した上、あまつさえトーナメントレポを夜3時まで書いてしまい、火曜日もフラフラだったそうです。言語道断ですね!